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なにわ君さんのレビューページ
プロフィール
コメント数 45
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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21.  デクスター 《ネタバレ》 
マイアミ警察の血痕分析官デクスターには人に言えない秘密をもっていた。表の顔は、それなりに人付き合いをこなす善良な市民を演じているが、裏の顔は実は殺人鬼を殺さずにいられない性癖をもつ連続殺人鬼なのである。といったドラマ。通常、こーいったドラマだと悪い奴を殺すって所から、デスノート系か~、とか、悪い奴を人知れず殺す必殺仕事人系のドラマね、って思いがちだが、このドラマは全然違ったテイストになっている。てゆーか、そんな毒に毒をぶつけるおもしろさは、回を追うごとに薄れていき、それよりむしろ、秘密をもつデクスターとゆう人間像に焦点があてられ 誰もが抱える本当の自分と日常で演じる自分のバランスや矛盾、結婚とは?、友情とは?、家庭とは?、人生とはいったいなんなのか?といった部分を、あえて、普通の人とは違う連続殺人鬼の目線でとらえ表現したヒューマンドラマといってもいいかもしれない。それでいて、サスペンス的なおもしろさもちゃんとある所が面白い。今まで、イイモンが毒をもっている、もしくは悪い奴が主人公とゆう物語は色々作られてきましたが、ここまで人間的に繊細に、それでいてハラハラドキドキもできる複雑な構造のドラマはあまり観たことがありません。殺人鬼のドラマですが、人間社会の人生を描いた話にも見えるのです。主役のデクスターの人間像は、あくまで連続殺人鬼であり、彼が他の殺人鬼を殺してまわるのが、他ならぬ自分の欲望を満たすための、他の連続殺人鬼と変わらない性癖にすぎませんが、そんなデクスターが、日常生活で本当の自分を隠すために、良き隣人、良き夫、良き市民を演じきり、それにより招く心の混乱や葛藤が 視聴者に共感できるように作られている点は、非常によくできています。 誰もが日常で、同僚の前で、恋人の前で、妻の前で、少なからず仮面をつけ演じてる部分があり 本当の自分っていったいなに?って考える事があると思います。そーゆう人間的な部分を、殺人鬼が主人公とゆう、ある意味、人間性が壊れた者の目線でノホホンと描かれ、普通なら共感できない殺人鬼になぜか感情移入してしまう、そんなドラマなのであります。もちろんサスペンス的な要素もいろいろ趣向がこらされ、なぜかデクスターに接近してくる冷凍車キラーとゆう連続殺人鬼や、謎のストーカー女、デクスターと友達になりたがる悪をゆるさない検事、3人連続で殺人を犯すトリニティーキラーなど各シーズン毎に個性豊かなキャラが登場します。各シーズンにはそれぞれテーマ性もあり、このシーズン1ではデクスターの生い立ちと、仮面をつけて演じる日常とゆうものが根底にあります。これがシーズン2では恋愛、シーズン3では真の友情と結婚、シーズン4では家庭などテーマだけ聞いていると、なんだか殺人鬼のドラマに思えませんが、これでちゃんとサスペンスも絡めて、ドラマとして成立させてるのだから、観だしたら止まらなくなるわけです。特にシーズン4の結末なんて、かなり衝撃的で、その後、デクスターがどーなるのか目が離せない状態となっていきます。普通のサスペンスと一味もふた味も違うので、単純なサスペンスファンには少し退屈かもしれませんが、むしろ、そのおかげで僕は、このドラマにはまってしまいました。
[DVD(吹替)] 10点(2015-11-30 00:28:41)
22.  真夜中のミサ 《ネタバレ》 
とある島の村が舞台のドラマ。村の人たちは誰もが、それぞれ抱える事情があって、そんな中、村の教会の神父さんが病気とかでいなくなり、新たな若い神父がやってきて、すると、猫が大量に死んだり、歩けない子が歩けたりと、奇跡や異変が起き始めるってお話。最初、このドラマいったい何を描いてて、何のジャンルか全くわからず、ボーッと見てました。  <ここからネタバレ>、 すると何やら、怪しい生き物的な存在がいたりして、これってやっぱホラーかなって、でも人々の罪とか許しとか、癒しのお話もあったりして、教会の集会のシーンも結構、細かいし。しかし3話の後半に決定的なことがわかります。このドラマは、吸血鬼のドラマでした。それもありふれたモノでなく、イエス様は実は吸血鬼かもしれんかったとか、聖書の中の文言には、吸血鬼的な解釈ができる部分があるってこととか、吸血鬼とキリスト教のツナガリがとても斬新に表現されて面白い。さらに、最後の方では人の死生観について描かれているんだけど、これがまた、なんてゆーか感動。死ぬのが怖い人がいたら、こーゆう考え方もあるんだよってのを教えてくれるみたいな。しかし、ドラマの冒頭からは、予想だにしていない結末で、なかなか楽しめました。
[インターネット(吹替)] 7点(2021-11-29 21:05:11)
23.  アイアン・フィスト 《ネタバレ》 
人によると思いますが、僕は4つのヒーロードラマの中では一番観やすかったです。ダルいのも2話目までで、3話目からは結構、かっぱえびせん的に観れました。このドラマの雰囲気も、他の3つのヒーローものとは違っていて、簡単に言うならアメリカが舞台のカンフー映画風。それに巨大企業ののっとり陰謀のゴタゴタがくっついた感じです。ただヒーローものとして期待して観たらイマイチかもしれません。普通の一般人を助けるシーンはほとんどなく、悪役が悪事を働いてるシーンもそんなになく、主役のアイアンフィストと宿敵のヤミノテとゆう集団がゴチャゴチャやるのがメインだからです。主役のアイアンフィストことダニー・ランドのキャラは一見、厳しい修行を経て達観してるよーな感じだけど、実のところ精神年齢が低く、熱くなると無茶をしたり、すぐだまされたりしてしてしまい、なんかヒーローっぽくないです。このキャラについていけない人もいるかもしれませんが、僕は逆にそこらへんがとても身近に感じて感情移入がしやすかったです。それに、なんかハラハラしてしまうんですよねー。せっかくええ感じになってるのに、なんか、変なことやらかすんじゃないかと思って。ヒロインのコリーンの存在もドラマを興味深く観れた一要素です。最初はツンツンしてるんだけど、ダニーに巻き込まれて、ドンドン頼もしいキャラになっていく武術娘。僕はツンツン娘が徐々にデレデレになってしまう展開が好みなのかもしれません。コリーン自体もなんか魅力的で観てて飽きないんですよねー。背中に刀なんかせおっちゃてて、わりと強いし。並行して描かれるミーチャム家の兄妹の転落物語も面白かったです。最初はバリバリできる経営者の2人がダニーが現れてからドンドン、追いつめられちゃって、わーどーなっちゃうのー!って感じで退屈せずに観れました。展開がサクサク起こるのでテンポもいいように感じました。カンフー映画風に感じたのは、敵との戦いです。なんか敵なのに中ボス的な何人かの刺客とまるでゲームのステージクリアみたいな戦い方をするんです。まるでブルースリーの五重の塔の戦いみたいです。後半には酔拳の使い手の中ボスキャラとも戦ったり、恋人のコリーンがヤミノテの幹部と戦うときも、彼女の戦いだとゆーことで、アイアンフィストは手を出さなかったり、そーゆうとこも武術映画っぽいです。クロスオーバー的な部分では、デアデビルのS2で語られたヤミノテの秘術、死からの蘇りが詳しく描かれていて面白かったです。ナイフを刺され死んで沼に捨てられた男が沼から生き返るシーンは不気味で、しかも死から蘇るたびに凶悪になるみたい。やばそーな設定だ。そしてやっぱ出たよクレアさん。ちゃんとルークケイジでの伏線から、コリーンの武術道場に通ってる設定になっており、今回も重要なキャラになってました。ホガースやマダムガオも登場して、いよいよ4つのヒーローものが合体するのかー!と、期待感が高まります。
[テレビ(吹替)] 7点(2017-09-11 21:43:18)
24.  デアデビル 《ネタバレ》 
日本では、違うシリーズの仮面ライダーや戦隊ヒーローがコラボする映画などがバンバン上映され、東映ヒーローの世界観共有が行われている。で、アメリカではマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)として、マーベルヒーロー達の世界観共有が行われ、アベンジャーズなどのヒーローたちのコラボ作品が次々生まれている。この世界観は映画だけではなく、ドラマシリーズまで広がり、かなり複雑な構造になってきた。で、そんな中、ネットフリックスでもとうとう、マーベルヒーロー達のコラボしたドラマ作品が作られた。それがディフェンダーズ。これはMCUと同じ世界観である。簡単に言うと、アベンジャーズに入れなかったヒーローたちのドラマ版アベンジャーズである。で、僕はこの作品を観ようと思ったんだけど、この作品は4人のヒーローがメインらしく、しかもその4人のヒーローは単体でドラマ化されているらしい。で、ディフェンダーズを100%楽しみたければ、先に単体の4つのドラマシリーズを観てからがいいらしい。しかもその観る順番も時系列順に観るのがおススメらしい。どんな順番かというと、デアデビルシーズン1→ジェシカ・ジョーンズ→デアデビルシーズン2→ルーク・ケイジ→アイアン・フィスト。で、僕は順番に観てみた。まず、全シリーズに言えることなんだけど、ドラマとして細かい描写が多く、キャラが深く掘り下げられている。ただし、これは裏を返せば、ダラダラしているともいえる。どのシリーズも1本の映画を13話に区切ったような形をとっているために、これは尺稼ぎなんじゃないんかと思えるような感じもしないでもない。例えば、このデアデビルシーズン1も5話までは非常にタルかった。てゆーか眠くて、意識が何度も飛びそうになった。カレンとフォギーの飲み歩くシーンを長く流したり、フィスクが朝食を作るシーンを間をそんなに空けずに2回流したり(2回ともだいたい同じ感じ)、回想シーンが多いのもしんどかった。デアデビルがお馴染みの格好になるのは最終の13話目だし。まー、キャラ造形を深くするために必要なのかもしれんけど。展開に突っ込みたくなる箇所もたまにある。例えばフィスクの部下のウェスリーの死に様。あまりにも適当すぎて逆に笑えるけど。ただ、6話目からようやく、徐々にだけど面白くはなった。世界設定がだいたいつかめ、キャラに愛着もわきはじめ、新たなキャラも登場しだし、最終話あたりは結構、のめり込んで観れた。正直、テンション高めに楽しめた。そのためには前半の苦行も必要だったかなー。やっぱ。世界観や雰囲気はちょっと映画のダークナイトに似てるかも。あと、デアデビルのアクションシーンは流石にめちゃくちゃカッコよくて、そこだけは前半からテンション高めで観れた。ちなみにシーズン2は最初からかなり楽しめた。それもこのシーズン1を制覇してたからやけど。そんなこんなで、振り返ってみると全体的に、それなりに楽しめた感じかな。
[テレビ(吹替)] 7点(2017-09-10 01:32:55)
25.  FRINGE/フリンジ
一話完結型の超常現象がらみの事件を解決するFBIのフリンジチームのドラマ。いわゆるXファイル系のドラマ。ただし、さすがに時代も進歩し、テンポや特撮も洗練されていて、より娯楽的でより見やすいドラマとなっている。超常現象の謎も一応、科学で説明をつく感じにしているが、全シーズンを通じての陰謀や謎も存在し、いくつかの事件が繋がっていて、後に大きな展開を見せる形になっている。シーズン1ではまだ説明されない伏線が多いが。これはのちのシーズンで回収されるようになっている。正直、シーズン2まではXファイル系があまり好きでなければ、そんなに新鮮に感じるものはないと思うが、このドラマは、シーズン2の後半からシーズン3へと続く物語で、普通のドラマでは絶対見られない驚愕の展開を見せる。こんな形式のドラマ展開は初めて見た。これは役者的にも非常にスキルを求められる設定である。さらにシーズン3のエピソードの一つで幽霊の存在にある意味、科学的な根拠を示した点もおもしろい。こんな幽霊の存在理由の発想は、今まで僕にはなかった。そしてさらに後半の1エピソードには、ものすごく実験的なドラマの設定のエピソードがある。やりたいほうだいである。とにかく、シーズン2以降は、何が起こるか予想不可能な世界観になっている。これじゃ、科学的にはありえないと思うかもしれないが、この世界観のありようは、そんなに突拍子的なものでもない。こーゆう世界観の説も科学の中にはあるのだが、それを、こんなに自然と示されると、拒絶反応を示す人もいるかもしれない。僕は、この驚愕の展開、ものすごく楽しめたけど。全シーズンを観終れば、このドラマは、ある意味、親子の愛を描いたドラマであるととらえることもできちゃう。
[DVD(吹替)] 7点(2015-12-05 17:57:29)
26.  ルーク・ケイジ 《ネタバレ》 
デアデビルやジェシカジョーンズとはまた全く違う雰囲気で描かれるヒーローもの。こちらの作品のテイスト簡単に言うなら、70年代風黒人ギャング映画風。主人公をはじめ登場するキャラはだいたい黒人、ドラマのあちこちに黒人文化の香りを漂わせ、特にブラックミュージックの多用が多く、黒人アーティストが歌うシーンも多い。映像の構図とかもイチイチしゃれた感じになってるのも特徴的。そーいう意味では結構大人向きの作品かもしれません。ただ、僕は結構幼稚で、黒人文化にもそんなに興味があるわけじゃないので、4つの作品の中では一番、観るのがちょっとしんどかったです。ちょくちょく面白くなりそうな箇所も存在するんだけど、これは面白くなりそうって感じでテンションが上がるんだけど、そこからダラダラって感じがちょっと残念でした。例えばコットンマウスがバズーカーでビルを破壊するシーンとか、おおーって思うんだけど、その後、ルークの回想シーンが多めで、ちょっとダレたり、ルークを殺せる武器をもつダイヤモンドバックの登場で、中盤、盛り上がるんだけど、このダイヤモンドバックが何がしたいのかよくわからんようになっちゃって、またまたダラダラ。最終話の成金のストームトルーパー姿には逆に笑えたけど。主役のルークはジェシカジョーンズで重要な役割で登場してるので、ジェシカとのクロスオーバー感があり、そこは楽しめました。特にジェシカを観てないと、ルークの妻を殺したのは誰かとか、その辺の事情がわかりにくくなっちゃうので、やっぱ時系列順に観ておいた方がいいです。クレアは当然、この作品でも登場し、結構、重要なキャラになっています。てゆーか、クレアはドンドン有能になっていくなー。僕的にはクレアが一番のお気に入りキャラになってきたかも。まー、僕的にはイマイチな作品だったけど、それは僕があんま感受性がないからなので、人によっては、ヒーローもの×ギャング映画風なところが変わってて面白いと感じれるとは思います。ちなみに、ラストあたりでクレアが武術教室のビラを観るシーンが、次のアイアンフィストでの登場する伏線になってる所は興味深いです。クレア、医術の次は武術を学ぶのかー。やるなー。
[テレビ(吹替)] 5点(2017-09-10 13:09:13)
27.  ジェシカ・ジョーンズ 《ネタバレ》 
デアデビルがダークナイトっぽい作風なら、こちらはサイコサスペンス風な作品でした。ヒーローものなのに、サイコサスペンス、しかも主人公のジェシカが探偵なので、ハードボイルドタッチでもある。この特殊な雰囲気と主人公のジェシカが僕的にはとっても魅力的だったために、前半から結構のめり込み度は高かったです。ジェシカの能力はちょっと高い建物の上までジャンプで飛び上がれ、車をちょっと持ち上げたり錠前を素手で破壊できたりできる。人間離れしてるが、職業が探偵であるために、行動は聞き込みや捜査などわりと地味。ただ、そんな女性が、逃げ出したくなるほど恐ろしい男が存在する。それがサイコ野郎のキルグレイブ。前半はそのキルグレイブの恐ろしさやジェシカの恐怖感から結構ワクワクして観れました。ところが、キルグレイブの能力やジェシカ周りの設定が明らかになり、ジェシカが反撃しだす、ドラマ的にはさらに面白くなりそうな後半から、ドンドン面白さが失速。急にジェシカが尺をのばすためにがんばってるようにしか思えない感じに。ただ最終話近くは流石に楽しめたかな。デアデビルからゲストキャラのクレアが登場し、テンションもアップ。なんか他の作品からのクロスオーバーがあると、やっぱ単純にうれしい。ちなみに、このクレア、ゲストキャラなんてものではなく、実は4つのヒーロー作品全部に登場するほどのクロスオーバーキャラでして、彼女の存在が各ヒーロー作品の世界共有感を引き出しております。しかも時系列順に観ていると、ちゃんと彼女の行動が他のシリーズでの伏線を踏まえた形になっており、このために各ヒーローシリーズは時系列順番で観ておいたほうがいいのかもしれません。この後、彼女はデアデビルシーズン2に戻り、そこでの出来事により、ルークケイジに登場します。こーゆうキャラは他にもいて、この作品から登場するレズの弁護士ホガースも以降の作品にちょくちょく登場しますんで要チェック。ハードボイルド×サイコサスペンス×ヒーローものとゆう一風変わったテイスト、でも後半、ダラダラしちゃった、そんなドラマでした。
[テレビ(吹替)] 5点(2017-09-10 12:13:31)
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