みんなのシネマレビュー |
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ネタバレは禁止していませんので 未見の方は注意です! 【クチコミ・感想】
51.《ネタバレ》 80~90年代のアメリカ映画って、実は個人的にビックリする程観てないヤツがあり過ぎる…ってジャンルなのですが、それを踏まえた上でも私としては今作のこの質感って、諸々とかなり異質な方のヤツですよね?と思わずには居られなかったですよね。1970年、南部の最貧困地帯…とは言え、特にガキどものこの貧乏全開って感じはも~戦後のアメリカを描いた映画には思われず…とゆーか、でもそれでもやっぱし全体的な質感は(70年代までのニューアメリカンシネマとかを確実に乗越え切っての)90年代のごく明るく健やかな感じに纏められてたとゆーか、まずはその辺にも(やや)面喰ってしまいましたよね。んで内容としても、コレも結構モリモリに盛り沢山だとゆーか、反戦・反人種差別・反貧困(当然の如く)・その他諸々…みたいな過剰ぎみではあったので、その辺にも少し落ち着かない感を覚えてしまいながら観ていたのが事実ですよね(⇒ラス前のガキどものドンパチごっことて、流石にちと「やり過ぎ」感は否めませんでしたし)。 正直、結構居心地も悪い(⇒少なくとも好いシーンと悪いシーンが非常に激しい)って、その意味でも落ち着かない映画だったとは思うのですね。でも結果的にこの評価にしているのは一重に、そーいった諸々の善し悪しの中で、特にケヴィン・コスナーが描き出すトコロの「親とは何か(親が子に伝えられるコトとは何か)」といったモノに、最大級のシンパシーを感じてしまった、とゆーコトに尽きます。なんと立派な人間なのだろう…とゆーか、でもそもそも人間の立派さってそんなに複雑なコトではなかった筈なのかもな…とすら思わされたとゆーか、その部分に関しては(ココこそ作品の空気感にマッチして)実にシンプルで健全だったとゆーか⇒ソコにこの頃のケヴィン・コスナーは(やっぱ)ドンピシャに嵌ってたな…(超好かったな…)と心底思わされてしまいましたですね。もう一つ、まだ12,3歳だった筈のイライジャ・ウッドも、今作では正直凄かったです。地味に、隠れた良作…みたいな扱いの作品かとは思うのですが、機会が在れば是非々々。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 8点(2024-06-22 16:59:24) 50.《ネタバレ》 今までどんな的外れの邦題を見てもほとんど気にしたことが無かったのですが、さすがに今回はダメでしょう。「8月のメモワール」は美しいタイトルですが、本作のテーマではありません。しかも劇中、結構良いタイミングで「メモワール」の単語が出てくるもんだから、見ている人達をミスリードしちゃう危険性まであります。 本作は原題の「The War」が全てです。父親(ケヴィン・コスナー)が戦争による貴重な体験を息子ステュー(イライジャ・ウッド)に伝えるんです。ステューは最初反発しますが、父親との会話を通しながら、少しずつ父親が自分に伝えたいことを理解し始めます。ツリーハウスの下で、涙ながらに語るダッジのエピソードにより、父の言葉と心をステューは完全に理解するのです。 ところが、更なる悲劇が父とステューとその家族に起こります。そして哀しみに暮れるステュー姉弟から、いじめっこグループがツリーハウスを奪い取ります。ステューは父の言葉を忘れ、戦いをしかけます。そして戦いの中、ステューも姉も、次第に自分を見失っていくのです。ところが、偶然高いところから皆の諍いを見下ろしたとき、再びステューは父の言葉を思い出します。そして実感するのです。戦争を。戦争の中に身を置いた人間を。 これは完璧なまでの反戦映画です。ものすごくわかりやすく、それでいて心の深い部分にまで訴えかけてきますから、メッセージ性はかなり強いと思われます。 ただの少年少女をとりまくひと夏の思い出映画として勘違いしながら見てしまうと、きっと痛々しい現状ばかりが目についてしまうのではないでしょうか。原題のイメージで鑑賞するからこそ、この映画は意義深いものとなり、見る人に感動を与えるのだと思います。一本の映画で何回も泣いてしまったのは、年のせいだけだとは思いたくないです。 素晴らしい隠れた名作であり傑作です。こういった作品は、どうしても採点を迷います。やはり私にはちょっと厳しすぎる現実が辛すぎました。苦手な要素も内包した作品でしたので、個人的嗜好も含めての採点になっております。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-04-02 08:06:18)(良:1票) 49.《ネタバレ》 反戦、反人種差別、家族愛などをわかりやすく描いた優等生的映画で、仮に文科省推薦で学校の芸術鑑賞会に使われたとしても不思議はない。 子供のケンカが歯止めがきかずにエスカレートして戦争にも通じるところが感じられるような構成。 姉弟が父の亡き後もその教えに恥じないように育っていくさまは、ベタなストーリーではあるがまとまっている。 ただ、父親があまりにも良い人すぎてちょっと嘘っぽく感じられるし、演じるケビン・コスナーも貧乏人の設定とイメージが合わない。 ストレートに泣かせようとする内容だが、パターンの枠から抜け出せていないのでそこまで感動できず。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 5点(2013-10-10 01:03:51) 48.悪ガキって、見てて全っ然かわいくないわー。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-02-23 19:47:41) 47.最近こういう作品にはなかなか出会えなくて、いささか映画離れ気味になりかけていたところでした。道徳教育にもなるような優れた出来栄えはさすがジョン・アブネット。ご家族そろって是非観てほしいです。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-11-05 00:50:30) 46.《ネタバレ》 ツリーハウスをめぐる戦闘は、やり過ぎ。火はダメだよ。ラストは良かった。 【山椒の実】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-11-11 10:47:20) 45.泣いた。 【ジダン】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-10-26 19:17:07) 44.《ネタバレ》 ○それぞれのエピソードが出過ぎず、あとでジーンとくるものである。○ケヴィン・コスナーはそれほど良くなかった。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2006-09-01 17:08:45) 43.出すぎず、目立ちすぎず。ケヴィン・コスナーがいい父親でしたね。子供の為に悪役はしないって言うポリシーを「パーフェクト・ワールド」まで守り続けた彼が子供を思う気持ちが存分に伝わってきます。突然あっさりと死んじゃったのはなんか残念でしたが、もーちょっと盛り上がり的なシーンもあっていいんじゃないかなぁ~って思いました。 【M・R・サイケデリコン】さん [地上波(吹替)] 6点(2006-08-24 13:17:46) 42.もう、びっくりするくらいすべてが中途半端。戦争も貧困も人種差別も他の子供との関係も、すべての要素が中途半端。父親の存在も中途半端だし、姉のナレーションで進めながらウェイトは明らかにイライジャに置かれているなど、視点も中途半端。何がしたかった作品なのかさっぱり分からない。登場人物の誰1人として魅力的に見えないのもびっくり。特に、子供連中があれだけ数がいて、ほぼ全員がしつけがなってない餓鬼の大集合であるのは、作品のイメージを大きく落としている。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 3点(2006-08-12 01:24:51) 41.雰囲気的に嫌いじゃないが、まぁ可もなく不可もなく。 【miso】さん [DVD(字幕)] 5点(2006-01-17 21:02:39) 40.《ネタバレ》 「ベトナム戦争の映画がなんとかで」と熱弁をふるってたらなんと母が「それならよいのを見た」といってすすめたという作品です。どっかの公会堂で見たらしい。公会堂って。 アメリカのプアホワイトがこれでもか、というくらいに描かれていますなあ。前後左右みな貧乏。すごいなあ。「アメリカ=富」って「うそだー」と思ってしまいますよね。「ディアハンター」より貧乏。しかし主役がケヴィンコスナー。貧困層に見えないんだよなあ。どうしても頭よさそうに見えちゃうしなあ。彼はこの役を演じるために相当がんばって「貧乏で低学歴」に見せようとしているのがみえみえだなあ。妻はダサい女でリアルだったけど。ともあれ秀作。夏休みに子供に見せてもよいでしょう。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-15 21:25:16) 39.私には合いませんでした。最後までどの登場人物にも共感できず、まったく泣けず。これって子供向けの映画なのか、それとも大人向けの映画なのか、どちらをメインターゲットにしているのでしょうか。最後まで言い争いや、人を小馬鹿にしたような言動が鼻につき、正直うんざりしました。 【mhiro】さん [ビデオ(吹替)] 3点(2005-08-28 10:50:33) 38.もしアメリカに旅行するのなら、でかいビルがぼんぼん建ってるニューヨークよりもこんな場所に行ってみたい。それだけがいいなと思えただけで、意外と薄っぺらい映画だと思う。「私は良い人間よ」「俺はスーパーマンだ!」「俺はバイキンマンだ。ウヒヒヒ」みたいな、善悪をはっきりさせすぎてるのが嫌。好きになれる人物もいなかった。イライジャ・ウッドは演技がうまいし、魅力的だけにもっと他の人物像にしてほしかった。「優等生的な映画にしよう」というのがねらいすぎていて鼻についた。 【Syuhei】さん [DVD(字幕)] 3点(2005-08-25 16:22:28)(良:1票) 37.《ネタバレ》 好きになって何回も観てしまった映画。でも、このサイトで感想見るまでは反戦映画とは気付かなかった。イライジャとあの女の子が双子の設定がなんかすごく良いなって思う。自分もケビン・コスナーが演じた父親のような人間になりたい。「子供たちには人生をあきらめてほしくないんだ。何をやっても無駄だなんて思わせたくないんだ。」っていう言葉にはかなりグっときました。そして、そういう父親の思いがステュにも受け継がれていて本当に感動した。何かをやり遂げようと努力することの大切さを再確認できました。いい映画です。 【Gene】さん 10点(2005-02-07 05:47:05) 36.ただ、触れるか触れないかの..そんな些細な出来事にカッとなった時の自分が恥ずかしくて耐えられない時がある。怒りが収まった後で、そんな自分に悲しくなる時がある。そしてこの作品を観て、父親が言った言葉が胸に突き刺さった。 人に優しくありたいと。自分の立つ瀬に拘るよりも、人を思いやろうと。その為に自分の命が危ぶまれ様と後悔しない生き方を送りたい。 そして、もし自分にこんな父親が居たら...自慢にしたい。「私の父はこんなに素晴らしい」と。 今の私には教訓になる作品だった。 【MAZE】さん 9点(2004-11-17 01:50:10) 35.家族愛と反戦をテーマとした、しみじみ感動できる良作だと思います。っが、子供達の熱演に対して、両親キャストミスじゃねぇっ!って思うの俺だけ? 【Andy17】さん 7点(2004-10-23 23:00:59) 34.家族への深い愛・人間として大きな心を持ったケビンコスナー演じる父親が、 イライジャウッド演じる息子スティに真の男の強さ・生き方をその背中と言葉を 通して教えてくれる作品です。 話は夏休み、子供達(スティと姉と友人・喧嘩相手リップディッキー軍団) を中心に描かれているので、大人しめで感動させるだけの家族愛情物の中に、 子供時代をフッと思い出させてくれるスタンドバイミー的な何かこう懐かしくて、 心の中に光を感じさせてくれる明るい要素も含まれてて、退屈せずに見れるんじゃ ないかと思います。 家族の為に、戦争で負った心の傷から立ち直り一生懸命働いて父親としての 責任を果たそうとするケビンコスナーとても素敵でした。(「子供たちには希望を 与えたい。奇跡を信じ不可能はないと信じるようになってくれればなにかやり遂げ てくれる」こんな風に心から思える大人になれるかな・・・。) でもそれ以上に イライジャウッドの熱い目・演技・存在感が際立っていたように思います。 ロード・○○・ザリングの彼とは大違いかとwww この作品では心に残る言葉がたくさん出てきました。 ケビンがスティに、人差し指と親指を使ってちょこっとだけっていう意味の ジェスチャーをしながら言った「これっぽっちの我慢を忘れると、一生後悔する ことになるぞ」って言葉、最後の方に姉が作文の中で「父が 『戦う(殴り合い・殺し合う) ことよりも大切なことがある』と言っていたのを カットなって手をだしそうになる度に 思い出します」っ語っていたのも印象的です。あと、「人間 何かをすればどこかでなにかが変わる」って言葉。。 あと、お姉ちゃん役のレクシー・ランドールちゃん・・・(;´Д`)ハアハア リップディッキー軍団の末っ子の男の子 弟に欲しい^^; 悪ガキ軍団の中で唯一 素直でかわいらしかったw お姉ちゃんの友人役のラップ調で先生に抗議する黒人の女の子も演技うまかったなww 【アキト】さん 6点(2004-09-19 06:13:29) 33.《ネタバレ》 これは、すごいです。反戦のメッセージと親子愛が、絶妙にブレンドされています。ケビン演ずる父親がイライジャ・ウッド演ずる息子に暴力の虚しさと自分の過去を、話した後大木の下で抱き合う場面は、かなりの名場面だと思います。ベトナム戦争を、経験した後のアメリカ人一家の再生と悲劇を、長女の視点で見ていく一夏のメモワール。レビュー数の少なさからもわかる様に少しでも多くの人に今だから見て欲しい傑作。 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-06-15 22:16:08) 32.すみません、私には合わなかったみたいです。友達が言いといってたのですけど。 【しずく】さん 5点(2004-05-27 16:22:01)
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