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タイトル名 |
真夜中の弥次さん喜多さん |
レビュワー |
R&Aさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2006-03-03 15:46:22 |
変更日時 |
2006-03-03 15:46:22 |
レビュー内容 |
私たちがいつもテレビで見る時代劇というのは、実は時代考証が滅茶苦茶であり得ないことだらけなのですが、この作品はそんな滅茶苦茶なのに滅茶苦茶に見えない時代劇を笑い飛ばすかのように、とことん破綻している。「映画」を作る気なんてさらさらなかったかのようなカタにはまらない構成も新鮮だ。映画素人ならではの自由な映画。あまりにも薄っぺらいこの世の現実の中で“てめえ”探しの旅に出る二人。その薄っぺらな現実を象徴する様々な出来事があまりにも象徴的すぎるというか、わかりやすすぎるというか、、。映画は観客あってのものなのだが、この象徴的すぎるシーン、強引さを感じるギャグは観客に媚びすぎのような気がする。もっともっと自分本位に作れたんじゃないだろうか。 |
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