|
タイトル名 |
太陽がいっぱい |
レビュワー |
R&Aさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2005-01-17 12:22:03 |
変更日時 |
2005-01-17 12:22:03 |
レビュー内容 |
ヌーベルバーグ代頭の時代、過去の人となりつつあった巨匠ルネ・クレマンがヌーベルバーグを代表するカメラマン、アンリ・ドカエを起用し、またアイドル、アラン・ドロンを影のある主人公に配し、見事一発逆転に成功した作品。振り返ると成功するべくして成功した映画と言える。なかでもニーノ・ロータのテーマ曲の存在は大きく、ラストで流れるこの名曲は美しい海、眩しい太陽、そして完全犯罪との切ない対比として作品の全てを代弁しているとさえ感じる。ニーノ・ロータ本人は単調なこの曲のヒットを快く思わなかったそうであるが、この作品には無くてはならないものであることは間違いない。 |
|
R&A さんの 最近のクチコミ・感想
太陽がいっぱいのレビュー一覧を見る
|