みんなのシネマレビュー
バニシング・ポイント(1971) - R&Aさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 バニシング・ポイント(1971)
レビュワー R&Aさん
点数 6点
投稿日時 2009-05-07 13:43:49
変更日時 2009-05-07 13:43:49
レビュー内容
何度かテレビで見ていて印象に残っているシーンはところどころあるんだけど、どんな話だったか全く思い出せず「デス・プルーフ」後に再見した多くの映画ファンに漏れず私もやっぱり再見したのだが、そのおかげでどんな話か思い出せないことに納得できた。だってストーリーなんて無い。ただ爆走するのみ。あるにはあるのだが、爆走する以外のものはムリヤリにとってつけたようなものばかりだ。そのムリヤリにとってつけたものってのはアメリカの60年代後半から70年代初めの社会をあまりに分かりやすく再現したものなのだが、この分かりやすい情景による説明があってもアメリカン・ニューシネマを体験していない者にはイマイチピンとこないのではなかろうか。つまりその情景と無謀な爆走の関係にピンとこないということ。それほどにコワルスキーの心情はこの時代背景なら当然のものとして理解できることを前提にされているように思う。ヒッピー・ムーブメント、フリーセックス、ベトナム反戦運動、ドラッグ、、、。そんな時代にハリウッドに対抗するようにして生まれた反体制派の映画群。この映画はアメリカン・ニューシネマという枠に収まる映画というよりもアメリカン・ニューシネマそのもの。というかコワルスキーの爆走がアメリカン・ニューシネマそのものか。鬱屈した、それゆえに反抗的な社会はただひたすらアンチヒーローを求めて止まない。だからどうしたと言われればどうしようもない。ただ、時代背景を無視した、ただひたすらに爆走する青春映画として見たってそれなりの感慨は得ることのできる映画でもある。
R&A さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2016-06-30クリーピー 偽りの隣人75.35点
2013-09-05パシフィック・リム46.86点
2013-09-05風立ちぬ(2013)76.54点
2013-06-06孤独な天使たち86.66点
2013-03-14愛、アムール76.24点
2013-03-13横道世之介77.46点
2013-03-12アウトロー(2012)76.20点
2012-11-12悪の教典65.50点
2012-10-30アウトレイジ(2010)76.60点
2012-10-18戦火の馬76.86点
バニシング・ポイント(1971)のレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS