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タイトル名 |
おくりびと |
レビュワー |
R&Aさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2009-03-23 16:49:26 |
変更日時 |
2009-03-23 16:49:26 |
レビュー内容 |
邦画によくあるこの万人受けする作風・・コメディと感動ドラマがひっついたようなやつ、これがどうも苦手というか嫌いというか・・まあ、嫌いなんだが。たしかにヨメさんと二人して泣きましたよ。でも葬儀のシーンで画面に泣いてる人が出てればそりゃ泣くよ。たしかにヨメさんと二人して笑いましたよ。でも女だと思ったら男だよと本木と山崎が大袈裟にコントやってりゃそりゃ笑うよ。ふぐの焼き白子が美味いことを「こまったことに」と言われりゃ、ふぐの焼き白子がホントにこまったことに美味いと思う私にしてみればやっぱり笑うよ。ぜーんぶ、映画と関係ない。某邦画の竹中直人の容姿といっしょで面白さが映画から来ない。唯一良かったのが本木の納棺師としてのお手並み。シュッという、あるいはゴワゴワという布地のすれたりするときの音とともにその振る舞いの一つ一つに神聖さが前面に出ており、これを見た者がそれまでの差別や猜疑心を一変させるのも納得してしまうほどの美しいシーンでした。『フラガール』のフラダンスとは違い、ちゃんと映画として活きていた。もちろん本木の振る舞いの美しさは滝田洋二郎よりも本木雅弘に功績が大だと思うが。 |
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