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タイトル名 |
次に私が殺される |
レビュワー |
R&Aさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2007-09-03 16:06:37 |
変更日時 |
2007-09-03 16:06:37 |
レビュー内容 |
アメナバールは『オープン・ユア・アイズ』にしても『アザーズ』にしても、そして長編第一作のこの作品にしても、お話を謎めかして引っ張るのがお得意のようである。たしかにストーリーテリングは巧い。でもそれだけである。とくにこの作品はストーリーだけで観客を目くらまそうとしている。せっかく冒頭で「人間の残酷なものへの好奇心」を見せているのに、そこはさらっと通り過ぎ、映画のほとんどは犯人当てに従事する。「恋心」も犯人当てを観客に難しくさせるためだけに用意される。べつにいいんだけど。ただ、よく言われがちなハリウッドにはない味ってのは、たぶんスペインのスタッフで作っているからというだけで、あるいは低予算ゆえに出ているものでしかなく、中身はどこにでもある作品だと思う。 |
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