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タイトル名 |
怒りの葡萄 |
レビュワー |
R&Aさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-12-20 11:27:24 |
変更日時 |
2004-12-20 11:27:24 |
レビュー内容 |
夜のシーンが真っ暗です(笑)。この徹底的なリアルな描写が貧しさからくる悲壮感をより一層悲観的に映し出す。その中で途中に寄った店で子供に菓子を買ってやるときの店員の応対がひとときのの清涼水のごとく心を和ませる。こういう一種の救いの描写を入れて怒り一辺倒にしないところがなんともフォードらしい。 アメリカ資本主義がもたらす弊害をもろに受けた人々の悲劇でありますが、家族愛と改革精神にあふれるエンディングがこれぞ”アメリカ映画”と思わせてくれる。もちろん良い意味で。 |
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