みんなのシネマレビュー
ベトナムから遠く離れて - R&Aさんのレビュー
◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

タイトル名 ベトナムから遠く離れて
レビュワー R&Aさん
点数 7点
投稿日時 2005-03-07 16:59:58
変更日時 2005-03-07 17:00:14
レビュー内容
ベトナム戦争最中にフランスの映画監督6人によって作られた11章からなる反ベトナム戦争、そして反米を訴えたドキュメンタリー。
■「プロローグ」米軍の戦闘機の映像とハノイ市民の自衛に備える様を見せて、弱者を叩こうとするアメリカという構図をまず示す。
■「ハノイ爆撃」ドキュメンタリーの巨匠ヨリス・イヴェンスによる映像はあきらかな反米ドキュメント。
■「パレイド」でハノイに爆撃を!と叫ぶアメリカ人を映し
■「泣きべそをかくジョンソン」で被爆に屈しない市民を映し出す。
■「クロード・リダー」 戦争の当事者ではないことを踏まえたクールな視点で戦争、そして偽善やエゴのもとになされる反戦を語る。
■「フラッシュ・バック」 ベトナム戦争のことの起こりの説明。
■「カメラ・アイ」 ゴダールの『中国女』やイヴェンスの映像をモンタージュしながら前々章の「クロード・リダー」同様に第三者的視点でベトナムとアメリカを語る。ゴダールは“表現の帝国主義に対する闘争”として映画を撮りつづけることを宣言。この人はなんでも映画に結び付けちゃう。
■「ビクター・チャーリー」 ベトコンと三週間いっしょに暮らした報道記者の語り。徐々にベトナムの内部にせまっていきます。
■「我々はなぜ戦うのか」 アメリカの正当性を訴える指揮官の叫びは自国内の反戦の高まりを表す。
■「フィデル・カストロ」
■「アンとユエン」 戦場のカストロ、そしてペンタゴン前で抗議の焼身自殺をしたアメリカ人の妻が語る。
■「めまい」迫力のデモ。
そして
■「エピローグ」。プロローグで流したミサイル運搬の映像がエピローグでも流れるが、11章を見た後ではとてつもなく恐ろしいものに見えてくる。

総評、反米一色の偏った見方の映像集だが、当時のフランスのベトナム戦争感とその記録映像集としてだけでも価値のある1本。加えて、クリス・マルケルの総編集によって見事に1本の映画になっている。
R&A さんの 最近のクチコミ・感想
投稿日付邦題コメント平均点
2016-06-30クリーピー 偽りの隣人75.35点
2013-09-05パシフィック・リム46.87点
2013-09-05風立ちぬ(2013)76.55点
2013-06-06孤独な天使たち86.66点
2013-03-14愛、アムール76.24点
2013-03-13横道世之介77.46点
2013-03-12アウトロー(2012)76.20点
2012-11-12悪の教典65.53点
2012-10-30アウトレイジ(2010)76.59点
2012-10-18戦火の馬76.86点
ベトナムから遠く離れてのレビュー一覧を見る


Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS