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タイトル名 |
二十日鼠と人間(1992) |
レビュワー |
R&Aさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2005-04-05 16:17:52 |
変更日時 |
2005-04-05 16:17:52 |
レビュー内容 |
農場で働く人達の描写に不満が残る。1930年代の不況下が舞台となっているにもかかわらず、それぞれの淡々とした働きぶりにその時代特有の絶望感や暗さというものが感じられず、いやそれどころか安定感さえ漂わせている。同じスタインベックの作品でもジョン・フォードの『怒りの葡萄』にはしっかりと時代が映し出されている。フォードと比べるのは酷にしても、もうちょっとその時代の空気に拘ってほしかった。マルコビッチの、人格が内から溢れ出るような怪演はお見事。 |
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