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タイトル名 |
斉木楠雄のΨ難 |
レビュワー |
あばれて万歳さん |
点数 |
3点 |
投稿日時 |
2018-10-14 16:05:38 |
変更日時 |
2018-10-15 11:55:40 |
レビュー内容 |
原作もおもしろいし、アニメ版もおもしろい。
なのにこの実写映画は…どうしたんだこれ…ってくらい明らかにつまらない。
照橋さんを実写でってのがそもそも無理だし、アニメ版みたいに輝いてないのは許すとしても声がかっすかすってのはどうなの? この作品中もっとも重要な「おっふ」にもセンスがないし…
銀魂がそれなりだったことを考えると、この原作の面白さと監督のセンスがかみ合わなかったんでしょうね。
※追記※ ↑でせんべいさんが引用してくれたので、少し返信の形で(真面目に)追記させていただきます。 私は、この漫画は照橋さんがいてこその話だと思っていて、まぁメインヒロインという立ち位置ですからある意味それは当たり前なんですが、この漫画の面白さの多くは照橋さん依存だと思っています。(そういう意味では私は見事におっふされてるわけです)実際そのスタンスを強調するためにアニメ版では照橋さんが常時輝いているという演出が(ごく自然に)追加されているわけですが、この実写映画ではさらに、せっかく(銀魂に続いて)橋本環奈ががんばってくれてるんだしという要素もあり彼女主体になってるのかな、と。 しかし、それは残念ながら照橋さんとしてミスキャストの彼女を多用するという事になってしまっていて、結果的にかなりつらい事になってしまったと思う次第です。これが広瀬すずあたりなら違和感はなかったと思うんですが…(広瀬すずは腹黒い感じはちゃんとありますから笑) もう一点、劇場版のつまらなさには、主演の差もあげられると思います。この原作のよさは、ひたすら斉木君が「ツッコミ」続ける事にあるわけで、そういう意味では主役があまりに弱いのです。アニメ版では、ツッコミキャラを十八番としている神谷浩史がいつものように淡々と冷たい声で突っ込むからこそ面白くなっている面があり、そういう意味で山崎君は力不足だったかな…と思わざるを得ません。
まぁ根本的には「大きなストーリーがなくコマ切れのネタをひたすらツッコ続けるだけ」という構成の原作を、うまく実写映画のストーリーに落とし込めなかった監督と脚本に問題があったという事につきるんでしょうが、そうすると原作とテイストが違ってきてしまうリスクもあるわけで、つきつめれば「そもそも原作が実写映画に向いてなかったんだよ」という企画自体の失敗なんじゃないか…そう書いちゃうと元も子もありませんけどね。 だってアニメ版は、おはスタの中で毎日放送されてる5分アニメを1週分まとめて5話構成の30分アニメとして放送しているわけで、それを長時間の映画にしちゃうってのがそもそも無理なのです。 |
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