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タイトル名 |
メイド・イン・マンハッタン |
レビュワー |
あばれて万歳さん |
点数 |
6点 |
投稿日時 |
2005-09-15 00:17:24 |
変更日時 |
2005-09-15 00:20:28 |
レビュー内容 |
どっかで見たようなお約束のストーリーが展開していくシチュエーションラブコメ(コメディ要素は薄いけど)で安心して見ていられる映画なんですが、あまりにお約束すぎる上に約束を生かすセンスが薄いのでどうにもイマイチ。 例えばストーリー中のキャラの立て方一つとってみても、こういう映画では極めて大事なサブキャラであるホテル執事や上院議員の参謀の人等、実においしいサブキャラが揃ってるのに彼らのキャラが映画の中で全然生きてない。彼らをここ一番で生かしてこその映画だろう、と。(例えばバトラー氏には、主人公と一緒に辞めて、そこで主人公に説教をぶつ、という見せ場たっぷりのシーンがあるわけだが....そういうおいしいシーンのためにはそれこそ事前に劇中でしっかりした彼のキャラ構築がなされていないと...ね) ま、そういうのは映画中の駄目な部分の一例ですが、全体にそんな感じで「お約束にしてももっとうまく作れるだろう、ってか作れ」と思える部分がてんこ盛り。実に歯がゆい映画になってますね、これ。 ところで ナターシャリチャードソン、どこかで見た女優だと思ったら、そうか「ファミリーゲーム/双子の天使」だったか!
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