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タイトル名 |
ドン松五郎の生活 |
レビュワー |
深海さん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2004-01-18 02:12:01 |
変更日時 |
2004-03-04 20:27:09 |
レビュー内容 |
人は自分の飼っているペットが、自分の言葉がわかればいいのに・・と思う。だけど実際にわかると知ったら、素直に喜ぶのだろうか。この作品中では、犬は人間の言葉が実はわかっている、と言う設定なのだが、その事が人間にわかった途端、人は犬を捨て始める。自分の知られたくない部分を見られてるから、聞かれてるから・・。この皮肉さ。かわいいと家族の様にかわいがっている犬を、人間の言葉がわかると知った途端、捨てる人間達。人間の言葉を理解しているとなれば、犬はペットではなく、他人になってしまうのだ。この映画のテーマは、ペットブームの今だからこそ、必要なものだ。人間のエゴとペットの存在意義を、風刺したなかなかの良作だと思う。 |
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