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タイトル名 |
ラリー・フリント |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2022-07-01 11:39:22 |
変更日時 |
2022-07-01 11:39:22 |
レビュー内容 |
「アマデウス」の評価が大きすぎたため、 フォアマン監督のイメージが芸術的な方に行ってしまったが、 「カッコー」にしても、この映画にしても、 こういう社会派が彼の本来の持ち味なのかもしれない。
この映画の肝はラストの裁判にある。 趣味と法の問題をごっちゃにしないこと。 エロかろうが、下衆だろうが、風刺は風刺である。
最後のアメリカの判決は見応えあるので、ここに記述します。 「修正第1条は自由な発想を保障するものである。 自由な発想は個人の自由だけでなく、 真実の追求と社会の活力として重要である。 公共への論議は、動機のいかんに関わらず、 修正第1条により守られる」
ラリーが、可哀そうなアルシアのために 裁判を茶化して彼女を喜ばせていたのを、 アメリカ人は何も言わないが分かっていたのだと思う。 この映画は、熱いラブストーリーですよ。 |
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