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タイトル名 |
安城家の舞踏会 |
レビュワー |
トントさん |
点数 |
7点 |
投稿日時 |
2025-02-03 21:58:38 |
変更日時 |
2025-02-03 22:00:12 |
レビュー内容 |
時代の転換期に起きる出来事と言ってしまえば、そうだが、 戦後のGHQによる解体により、華族が地位を奪われた。 ネットで調べると、結構苦労された方々もいるという。
何より驚きなのが、日本映画に、このような歴史が刻印されていること。 古い日本映画を訪ねると、日本の歴史もよく分かる。
原節子は、やはり女優なのだなぁと感心。 小津さんに可愛がられている彼女しか知らないと、原節子を分かったことにはならない。 現実を見て、崩れ落ちる一族を支え、毅然と対応していく強い女性。 そんな女性も、やまとなでしこの一面なのだ。
ラストのホールでの父親とのダンスが、切なく悲しく、そして美しい。 |
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