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タイトル名 |
ドリアン・グレイ(2009) |
レビュワー |
たきたてさん |
点数 |
5点 |
投稿日時 |
2020-05-11 12:06:43 |
変更日時 |
2020-05-11 12:07:35 |
レビュー内容 |
有名なゴシックホラー作品。原作を読んだことはないのですが、マンガや別の映画でドリアン・グレイを見かけたことがあり、興味本位で見てみることに。まあ、終始乱痴気騒ぎをしているような内容で、決して面白いもんではなかったです。 『なぜドリアン・グレイは絵に自分の魂を封じ込めようとしたのか。また、その方法は』 映画を見る前、気になっていたのはそーゆー部分。これが映画では明らかにされません。そこが知りたかったのに。残念。 なぜかドリアン・グレイの代わりに肖像画が歳をとっていく。ドリアン・グレイが怪我をしても、代わりに肖像画が怪我をする。でもそれだけではなくて、ドリアン・グレイの心が欲にまみれていくと、肖像画が醜くなっていくみたいですね。まるでドリアン・グレイの心を映す鏡のような役割でした。 でもねえ、自主的に動いたのならまだしも、ヘンリーにたぶらかされたのが主な原因なので、終始気が乗らなかったです。どうせ悲劇で終わるに決まっているしね。 ベン・バーンズの美しさに対し、女優陣はいまいち。シビルとの破局があっという間。などなど、いまいちな箇所も多々あり。 ネットで原作のあらすじを読んでみたら、原作のほうがはるかに面白そう。映画はドリアンがただ周囲に流されるだけの人物になってしまって、原作の良さがまったく出ていない気がしました。 |
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