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タイトル名 |
レディ・ガイ |
レビュワー |
かたゆきさん |
点数 |
4点 |
投稿日時 |
2019-02-22 23:34:42 |
変更日時 |
2022-10-07 11:20:25 |
レビュー内容 |
女になっても弾丸(タマ)はあるぜ――。闇社会で孤高に生きる凄腕の殺し屋フランク・キッチン。常に死と隣り合わせの世界でずっと生きてきた彼だったが、ある日とうとうドジを踏んでしまう。弟を彼に殺されたという女医に捕まり、強制的にとある手術を受けさせられてしまうのだった。その手術とは、〝性転換〟。安宿のベッドの上で目が覚めた彼は、なんと女に生まれ変わっていたのだ!トレードマークだった髭はキレイになくなり、胸には二つの膨らみ、そして股の間にあったはずのものは…。自暴自棄になりながらも何とか元の姿に戻るため、キッチンは自分をそんな姿へと変えてしまった狂気の女ドクターを捜して夜の街へと繰り出していくのだったが…。元の男の姿へと戻るために、自分を陥れたギャングたちへと復讐を果たしていく女殺し屋を描いたハードボイルド・アクション。というなかなか面白そうな設定の本作、ワイルド&セクシーさ全開のミシェル・ロドリゲス主演、監督はこの手の分野の重鎮ウォルター・ヒルということだったので、90分、頭空っぽにして楽しめるエンタメ映画だと期待して今回鑑賞してみました。なのですが、正直微妙な出来でしたね、これ。全体的に、とにかくテンポが悪い!!シガニー・ウィーバー演じる狂気の女医が取り調べを受ける現代パートと、肝心の主人公である女(になった)殺し屋の復讐劇パートが交互に描かれるのですが、この構造がとても分かりにくいうえに間延びしまくってます。ようやく主人公の復讐劇が始まると思ったら、そこも銃でパンパンっと二、三発撃って呆気なく終わり。いやいや、そこが一番の見せ場でしょうに!!時々差し挟まれるアメコミ調のアニメ描写や主人公の遺言代わりのカメラ映像もさして効果的に使われておらず、本作の微妙な感じをさらに増幅させています。密かに期待していた主人公のレズセックスシーンもさらりとスルーされていて期待外れもいいところでした。最後のオチもいまいちよく分からず、全然すっきりしません。ミシェル・ロドリゲスのおっぱいに+1点! |
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