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タイトル名 |
ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ |
レビュワー |
R&Aさん |
点数 |
10点 |
投稿日時 |
2003-04-25 16:17:00 |
変更日時 |
2003-10-14 11:36:48 |
レビュー内容 |
今のところ生涯最高です。40~50回くらいは観ました。少年期、青年期、中年期(老年期?)の切り替わり、場面の切り替わりが巧く、好みです。編集、脚本が本当に素晴らしい。心に残るシーンもたくさんあります。そしてそのシーンにはモリコーネの音楽が響きます。ストーリー上あまり重要ではないのですが、ケーキを持って行くとさせてくれるという娘に少年がケーキを持って行って待つが、待ちきれずにケーキを食べてしまうシーンなんか思わず顔が緩みます。ヌードルスの最後の笑みは、中年期の冒頭で、「これまでゆっくり眠ることは無かった」みたいな事を言ってたように、この先彼には追われる身である不安と友人を亡くした悲しみとロッカーから無くなった現金の謎を抱えて生きていかねばならず、唯一の光である良き思い出も最後には踏みにじられるという辛くて悲しい人生を歩むこととなるが、この時だけは逃げおおせた安堵感をしみじみと感じ、ぐっすりと眠ることができた。そしてそれがこの先二度と感じることの無い最後の安堵感だった。ということの象徴なんじゃないでしょうか?
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