19.《ネタバレ》 子供の頃から何度観たかわからないくらい観てるし、台詞だってだいたい覚えちゃっている。しかし、今回久しぶりに観てみて、初めて観た時のようにとても良い感じで観れた。改めて、良い映画だと思った。英会話の先生が、ジブリの中で一番好きと言っていたのが理解できた。古き良き日本の田舎、子供の無邪気さが目いっぱい描かれている。おばあちゃんのしゃべり方も、とっても良い。サツキが大人っぽすぎる感はあるが、その分(?)メイがバスを待ちながらうつらうつらしてしまう場面など、ほんとに子供がよく描かれている。子供が観ても、大人になってから観ても、それぞれの年齢に合わせた見方、発見ができるすばらしい作品。 【にゃ~】さん [地上波(邦画)] 9点(2006-07-30 01:47:35) (良:1票) |
18.子供のころはジブリの中でそれほど好きな映画じゃなかったのに、いつからか、深い緑とトトロを見るたびに涙ぐんでしまう。歳をとったのだと思う反面、そんな自分を少し好ましく思えたりもする。つまるところ、確実にトトロに会えない大人が感動する作品だと思う。 【michell】さん [地上波(邦画)] 8点(2006-07-29 21:33:32) (良:1票) |
17.光や水の表現が綺麗で、子供のころの田舎の風景を思い出し、しみじみしてしまいます。 農薬の空中散布が行われるようになるまではどこにでも魚が泳いでいて、ちょっと山に入ればカブトやクワガタを見つけることができました。あるときからカブトムシを捕まえることもできなくなり、水路に遊ぶ魚も見かけなくなりました。映画を見ながらなんかそんなことを考えてしまいます。 失われた世界を再現したと言う意味において意味のある作品だと思います。 本家で電話を借りる場面をさりげなく挿入することで、いいことばかりではない村の生活の一端を垣間見せるところもニクイ演出です。 ただ、私にとってはこの作品が宮崎作品がつまらなくなっていく始まりでもありました。まず、「わたしたち風になってる」と言うサツキの台詞に違和感を持ちました。宮崎監督の絵でわからせる演出は並ぶものがなく、どうしてそこでわざわざ台詞で説明するのか?。この後、無駄な説明台詞が多くなったと感じています。 そして、この作品あたりから失速して行くように私には見えます。しかし、興行的にはこの後くらいから飛躍的に好成績になっていったようですので、そう感じるのは私が老いたせいでしょう。 【アホをどり】さん [映画館(邦画)] 7点(2006-03-07 08:53:30) (良:1票) |
16.子供の頃から何度も観てるけど、本当に素敵な映画。今でも日本にトトロがいてくれたらいいですねえ。 |
15.あの時代は僕じゃなくて 母親の年代ぐらいだろけど、夏休みに祖母のところでいとこと遊んだ事を思い出してなんとなく懐かしい気分になります。お父さん役の糸井重里の声も、うちの嫁はヘタヘタ言うけど、僕はなんか好きです。メイと五月の姉妹関係、かんたとおばあちゃん、屋根裏部屋とまっくろくろすけ、どんぐりとメイとトトロ、すべて魅力的に描かれています。好きな映画。 【UPRISING】さん 8点(2004-09-08 19:14:37) (良:1票) |
14.《ネタバレ》 この映画を観てると田舎で暮らしたくなります。自然の森は新たな発見と生の喜びに満ち溢れていると思います。機械的に作られたものはすぐに飽きてしまうし、心は豊かになりません。だから、そんな田舎で生き生きと暮らしているさつきやメイは幸せだと思いました。でもひとつ気になることがあります。メイがいなくなって、さつきもばぁちゃんも村の人総出で探してるのに、なんでお父さんは平気で大学で授業やってるんだ!てことです。しかもその後さつき達の母親といっしょに病院いるし。とうもろこし見て「案外そうなのかもしれないよ」って!すべて知ってたのか、知らなかったのか…でもこれじゃ子供に無関心な父親だと誤解されて当然です(苦笑) 【ウィマ】さん 9点(2004-07-25 19:04:00) (笑:1票) |
13.幼稚園児たちに見せたのですが、あまり喜ばれませんでした。キャラクターも意外と、人気がありません。なるほど、本作は子供の視点で描かれているわけではありません。少年、少女時代を懐古できる(または懐古したがっている)15~40歳を狙った作品であるように思います。子供たちの反応を見ていて、子供たちが見たがるのではなくは、親が子供たちに見せたい作品なのだということを実感しました。そういう意味では、ジブリの代表作なのだろうと思います。 【DONGYAOS】さん 5点(2004-07-03 11:57:16) (良:1票) |
12.トトロいいやん♪ 【タコ】さん 10点(2004-06-21 19:13:15) (笑:1票) |
11.この映画の悲劇は、「子供向け映画として、有名になりすぎたこと」にあると思います。最近の親は、「いい映画だから」(純粋に『いい』映画として、そして、子供に見せても『いい』映画として)ということで、とりあえず自分の子供にトトロを見せます。特に、家を留守にして、子供に留守番させるときに、退屈しないようにトトロのビデオ(たいてい金曜ロードショーを録画したもの)を流しておくのです。このような「とりあえず見せておく」ということが何度もあるため、子供は退屈するほどトトロを見ることになります。そして、この映画の良さがわからなくなってしまうのです。私もそうでした。頭では、いい映画だと理解しても、全て記憶してしまっているから、心で退屈してしまっているから、感動できない。これは、私だけでなく最近の子供の多くに当てはまることだと思います。そしてトトロだけでなく、ほとんど全てのジブリ映画に当てはまることだと思います。しかしジブリの映画は「子供向け映画」であると同時に、「大人が見ても楽しめる、むしろ大人だからこそ分かる素晴らしさがある」映画であることが、(特に子供をお持ちの方に)もっと広く認識されればいいのにな・・・と思います。 【IKEKO】さん 7点(2004-02-23 23:24:19) (良:1票) |
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10.誰にも文句は言わせない・・・トトロのお腹で寝たい!! 【諸星わたる】さん 10点(2004-02-17 23:41:43) (笑:1票) |
9.田舎育ちの私が思うに、確かに子供の頃にはトトロは見えていた。しかしそれは不用意に近づこうものなら噛みつかれるような厳しいイメージだ。草のトンネルを抜ければ露でびしょぬれになり、あちこちにトゲが刺さる。採れたての野菜サラダには青虫がついている。「自然は痛くてかゆくてグロい。」というのが思い出として染み付いている。そういう意味で言えば、この世界は現実には存在しないノスタルジーなのかもしれない。 【神谷玄次郎】さん 5点(2003-12-21 14:23:56) (良:1票) |
8.《ネタバレ》 気の強いサツキがお母さんが死んでしまうかもしれないと思って泣いてしまう姿を、わがままなメイがびっくりしながら見ているシーンが印象的です。カンタが穴ぼこの空いた傘をサツキに無理やり渡して走り去り、思わずニヤっとしてしまうシーンも印象的です。お父さんが病院への道を間違えてしまったり、寝坊してお弁当を作り忘れてしまうけど、楠の木に向かってお礼を言ったり、風が強くて大きな音を怖がっている子供たちを元気付けようとする姿も印象的です。ファンタジーですが、とにかく人間味が溢れているんです。この映画には。 |
7.汚れに汚れてしまった政治家に見せたい。一ヶ月に一度ヤンキーやヤクザに見せれば更正できるのではないか? |
6.マイベスト映画と言える。真剣でけなげなさつき、母を想うメイ、大らかな心を持つ父、優しいばーちゃん、村の人々みんなの温かい心が、トトロという愛くるしい生きものを育んでいる気がする。美術・音楽・ストーリー、どれをとっても最高で、何度見ても必ず泣いてしまう映画。本当に大好きです。 【凛々】さん 10点(2003-10-30 22:15:58) (良:1票) |
5.残業帰り、遅い夕飯を食べ終わりテレビを付けると「トトロ」が放送されていた。 もうすでにクライマックスの前あたりまで差し掛かっていたので、見るともなく何気なく見始めた。 まず、こういう風に見始めることが出来る映画は少ない。 たとえ一度観たことがある映画であっても、再度観るのであれば最初から観たいし、CMが挟み込まれる民放放映の映画は基本的に観ない。それが良い映画ならば尚更だ。
ただし、「となりのトトロ」なんかになるともはやその範疇ではない。 もちろん最初からじっくり観るにこしたことは無いが、何時にどのシーンから見始めたとしても、何度も同じように感動し、また新しい面白味を発見する。 それくらいこの作品を含め、幾つかのジブリ映画の存在感は自分という人間の中に刷り込まれている。
サツキがついに感情を抑えきれなくなり泣き出してしまう時の表情のくずれ具合に涙が溢れ、 トトロの森に向かって駆け出す瞬間の周囲の声が無音になる表現に感心し、 糸井重里の「案外そうかもしれないよ。ほら」というラストの台詞のヘタウマ感に絶妙さを感じた。
一見は、老若男女楽しめるファンタジー映画という感じだけれど、この映画の持つ味わいは、もっと深いものを描き出しているように思う。 それが、古きよき日本の情景なのか、少女たちの明るさの奥に秘める力強さなのか。 きっとそれは、観る人のその時の在り方で様変わりするのだろうと思う。
ただ、その何か普遍的で価値のあるものを「トトロ」というキャラクターで包んで描き出した宮崎駿は、やはり偉大だなと思う。 【鉄腕麗人】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2003-10-23 11:10:01) (良:1票) |
4.”いきいきしたこども”を実感したのは(不幸にも?)実写を含めこの作品が始めて。子供が引っ越して来た直後にする事・・・それは探検!!まさにその通り。忘れていた自分の記憶に指をさされた。 【シュールなサンタ】さん 6点(2003-02-22 15:02:35) (良:1票) |
3. 初めに見たときは小学5年の時、そのときはよく理解できなかった。二回目見たのは大学1年の時、素直に心に響いた。昭和20年代の後半から30年代の前半にかけて、埼玉の所沢が舞台。(でも、おばあちゃんはなぜか茨城弁)「さつき」と私の父は同世代、しかもちょうどあの年頃に「さつき」と似たような運命に置かれたとか。しかし、アニメと違い母親は亡くなってしまった。父親の前にトトロは現れてくれなかった。父はこのアニメをみて涙を流していた。 【はにまる】さん 9点(2003-01-28 00:01:44) (良:1票) |
2.もう13年か。いい雰囲気で好きだな,これ。記憶の中で遙か彼方に忘却しつつある1960年代の風を感じるんだよな。豚が「男が男であった時代」ならこれは「子どもが子どもらしかった時代」なのかもしれない。 【koshi】さん 8点(2001-08-04 01:33:02) (良:1票) |
1.子供の頃、近所に森があると、「あ、ここにもしかしたらトトロがいるのかも」なんて思ったりしたものです。当然のことながら、大人になった自分は今はそんな事は思いません。そう、子供の時は、自分のイマジネーションが現実に優先する時代でしたから。トトロっていうのがまさにその象徴ですね。だから大人には見えない。 【あろえりーな】さん 9点(2001-07-09 13:27:48) (良:1票) |