《改行表示》 124.《ネタバレ》 意外と点数が高くて驚きました。 オードリーの大ファンの私ですが、上映時間が長いことを理由に今まで敬遠してきました。 確かに長い…。本当に長く感じた。 オードリーのアップが少なくて、始めは誰かわからないくらいだったけど、それはオードリーの演技力が素晴らしいから。 歌が吹き替えなのが残念ですが、メインテーマ以外の曲が断腸で観ていて辛くなってくる。 後半になるにつれ、オードリーの出番が少なくなっているようにも思え、ラスト、あれほど美しい女性が、どうしてあんなお爺ちゃんのところにもどってくるの?って感じで、不完全燃焼でした。 「花売りは身を売らない。でもレディーになったら身売り」。この台詞だけは、なかなかよかったと思います。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-03-15 01:21:26) |
《改行表示》 123.ミュージカル仕立てのコメディー映画。 映像と演出は素晴らしくいいけど、お話の内容やテーマは今イチ。 この時代のシンデレラ・ストーリーものって、外見を磨くことばかりに終始していて、 何だか寂しくなっちゃうね。英語のわかる人は、楽しめるかもしれないシーンあり。 オードリーは実際には歌ってないのかな? 何か役柄に乗ってない印象を受けたけど。 音楽自体も可もなく不可もなく、ヒロインの親父が歌ってたシーンが一番良かった。 純粋なミュージカル映画というよりも、映像とオードリーの美しさを楽しむ作品かな。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-07-30 21:47:32) |
《改行表示》 122.《ネタバレ》 映画「マイ・フェア・レディ」の誕生までには、少しばかりの歴史がある。元々はギリシャ神話の「ピグマリオン」それを劇作家バーナード・ショーが舞台劇にし、映画化も行った。バーナード・ショーの死後、ミュージカル「マイフェア・レディ」が誕生し、映画化されたのがこの映画である。 私は、ミュージカルも見て、原作の「ピグマリオン」も見たが、筋書きはどれもほぼ同じである。戯曲「ピグマリオン」がどれほどのものだったか知るよしもないが、映画「ピグマリオン」はアカデミー賞の候補にもなった。しかし、モノクロだからかもしれないが大変地味である。 それに比べるとミュージカルは当時のロングラン記録を作るほどの好評であったし、映画「マイ・フェア・レディ」は満を持して登場しただけに、歴史に残る名作となった。 何と言ってもエキストラの数が多く、1シーンしか出ない登場人物まで豪華な衣装である。華やかさこの上ない。主役のヘプバーンに至っては目が覚めるほどの美しさである。このヘプバーンの出で立ちだけでも、絵になる。 音楽や歌もミュージカルも映画も全く同じで、大変なじみ深い。「踊り明かそう」「スペインの雨」を初め、口ずさみたくなるほどである。 DVD特典の中にあるヘプバーン自身の歌も聴いたが、なかなか味があってすばらしい。おそらく全曲吹き替えなしでも可能だったと思われるが、この頃のミュージカルは「王様と私」も「ウェストサイド・ストーリー」もすべて吹き替え本職のマニー・ニクソンが歌っている。吹き替えなしで歌ったのは、この「マイ・フェア・レディ」のミュージカルで歌っていたジュリー・アンドリュースくらいなもの。「サウンド・オブ・ミュージック」「メリー・ポピンス」など。 なおヒギンズ教授のレックス・ハリソンやイライザの父親のスタンリー・ホロウェイはミュージカルで同じ役をやっていただけに、表情豊かでさすがに上手い。上手すぎる。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-07-20 19:00:34) |
121.《ネタバレ》 自分が生まれた年に制作された映画。そう思いながら見た。映画の内容や出来とは直接関係ないが、この映画には巷でよく耳にする曲が多く使われているのだけれど、自分は今までこの映画とともに時を経てきて、この映画を一度も見たことがないのに、その曲だけは何度も耳にしながら人生を過ごしてきているのだと思うと、もっとこのような名作といわれる映画を見ないともったいない。そういう気がしてきた。 【小鮒】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-06-20 23:40:42) |
120.面白かったけど歌はあっさりしていてミュージカルとしての見応えはそんなに無かった。字幕の人も頑張っていたとは思うけど、英語がしっかり出来たらもっと楽しめるのかもしれない。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-04 12:07:45) |
119.皮肉に満ちた演劇。だが成功しているとは言いがたい。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-04-06 10:52:38) |
《改行表示》 118.《ネタバレ》 最初に観たのはまだ恋も知らない少女の頃。 満足気に「上履きはどこだ?」と言う教授に微笑むイライザ、というラストシーンの意味がまったく理解出来なかった。 「結局イライザは自立出来ず、教授の雑用係りに戻ってしまったの?」などと悲しい気持ちになったものです。 でも今なら分かる気がする。偉そうで、偏狭で、意地っ張りな男だと分かっているから…そんな「折れられない男」を愛しているから「折れてあげた」のだと。 自分が育て、手の内にあると思っていた女が、いつの間にか自分の手を離れ、気がつけば自分方が手の平で転がされていた…ってところでしょうか。 所詮この世は男と女。相容れなくとも、どちらが欠けても成り立たない車輪の両輪。原作とは違うそうですが、素敵な終わり方でした。 【猫の足跡】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-02-14 22:46:47) |
《改行表示》 117.《ネタバレ》 イライザの親父の「運が良けりゃ」はチキ・チキ・バン・バンの「栄光のバラに」を思い出させるコミカルさが楽しい。こういうスーダラ節的なおやじキャラって万国共通なんだろうか…。それよりもまたか!と思ったのが、うら若き純粋無垢な乙女が同世代のイケメンをさしおいてかなり年の離れたのオッサンに熱を上げる、というオードリー得意のファザコンベースな役どころ。かの時代の流行りだったのか、いやいつの時代も「若い生娘にモテモテなチョイ悪な俺」が妄想激しいオヤジの夢であることに変わりはないが、かつてはいわゆる玉の輿こそが女性にとって成功人生の王道として広く社会的に認知されていたということだろうか。それにしても長かった。 【lady wolf】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-01 23:57:39) |
116.ミュージカル部分も楽しめた。 【ホットチョコレート】さん [地上波(字幕)] 9点(2010-12-31 21:12:58) |
115.《ネタバレ》 名曲が多数登場し長編ミュージカルだけど退屈せず一気に観ることができました。歌は口パクながらも、ローマの休日の愛らしい少女とは似つかないじゃじゃ馬娘を熱演したヘップバーン。舞台でも幾度となくビギンズ教授を演じたレックス・ハリスンはさすがにハマッてました。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-01-24 02:57:45) |
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114.《ネタバレ》 オードリー・ヘプバーン演じるイライザのお転婆っぷりがキュートでした。あそこまでは大袈裟だけど、お茶目な女性って魅力的に映ります。発声練習がほんとバカバカしくって、思わず笑ってしまいました。途中挿入される歌は違和感を感じず、控え目な踊りで、むしろラップみたいで、ミュージカルなことを忘れちゃうくらいでした。特にイライザの父親の小踊りがツボ。ラスト、イライザがヒギンズ教授の元へ戻ってきた時、はたして教授はどういう態度で迎えるんだろうって思ったら、なんと教授はイライザの顔を確認もせず、帽子で表情を隠し「上靴はどこだ?」って一言。無茶苦茶プライド高い。でもイライザには、そんな教授の心の内を見透かしてるかのように、表情に少し笑みが入る。そして終幕。なんて素敵なラストシーンでしょう!!洒落てて凄く好きです。 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-01-22 19:40:34) |
《改行表示》 113.《ネタバレ》 ・イライザの親父が好き。塚、若い頃「運が良けりゃ」に出会って、これこそ自分の生き方と思い込んだのが、それこそ運の尽き。いまだにいい年して非正規社員なわけなんだけどw ・3時間フルに楽しもうと思ったらかなりハードルの高い作品かもしれないね,確かに。 例えば 「ei」の音をどうしても「ai」としか発音できないところ(レインをライン、スペインをスパイン)とか、何をイライザが苦しんで乗り越えたかピンと来ない人がいるかもしれない。(I will go to hospital today. を I will go to hospital to die. 【死ににいく】としか発音できないオーストラリア人に一度是非この映画の感想を聞きたい。ま、もとはと言えば流刑囚の国、当たり前と言っちゃ当たり前なんだけどw) ・ヒギンズ教授の固くなさ、偽悪的なところ、何でも言っちゃうところ、案外マザコンのところ(最後の方の「マザー!」には、激ワラ) ヘップバーンの華麗さ もちろん、主役二人の魅力が大きいんだけど、他にも魅力的な脇役が大勢いたのも楽しめた。最初に言った親父、すごく紳士的なんだけど実は傍観者的なピカリング大佐、案外フランクなヒギンズの母親、実は一番常識的で、一番迷惑してるヒギンズ邸の使用人達。 ・10点満点かとも思ったけど、さすがに地声から歌声に代わるところは少し醒めるんでマイナス一点。 【rhforever】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-01-08 08:01:45) |
112.尺が長すぎるのももちろん問題なんだけど、そう感じさせる理由は、第1に、それぞれの楽曲がつまらないこと。第2に、台詞の部分で、みんな舞台からそのまま持ってきたかのようにワーワーうるさいこと。映画にするのならばそれに即した作り方をしてほしかったと思います。見ていて疲れました。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-01-05 02:30:45) (良:1票) |
111.歌が吹き替えであることは知ってはいたものの、やはり気になりました。でもジュリー・アンドリュースには前半の泥臭い演技は似合わないと思います。発音のことや、男が女がと決めつけるところはあまりピンとこないですし、古臭さを感じます。でも、ラストにかけてのじれったい展開は秀逸だと思いました。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 6点(2009-12-23 18:39:58) |
110.オードリー・ヘプバーンってミュージカルよりもコメディの方が私は似合う気がする。作品全体に漂う優雅さと汚れてもやはりオードリー・ヘプバーンは相変わらず美しいと感じさせてしまう所がこの映画の魅力である気がしなくもないが、やはり長い。もっと短くても十分に楽しめるだけの作品にするだけの力をこの監督の才能からすれば、出来たはずです。オードリーの優雅さと、美しい音楽の力によって、それなりに楽しむことは出来るけど、一度で良いかなあ!もう一度、見たいという気にはなれない。 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-11-30 22:15:45) |
109.何もかもが素晴らしい。 【白い男】さん [地上波(字幕)] 10点(2009-06-20 23:13:27) |
108.映画としてはそこそこ面白いけれど、すこし長いかもね。オードリーの演技が大げさなのが少し気になった。最後の2人の喧嘩にしても、ちょっとひどいんじゃない?あまりにリアルに大声で激しく言い争うのには、痛々しくて見ていられなかった。あまり観ていて気持ちいいものではなかった。あんな風に罵詈雑言にする必要はあったのか。それからラストまでがいやにはしょっていきなりイライザは帰ってきてるし、ヒギンズ教授もあっさり一言のみ。「えっこれで終わり?」って感じ。もうすこしそうなるまでの過程を描くとか、その後の2人も少しは描いて欲しかった。 【ドテカボ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-12-11 20:43:16) |
107.すごく大ざっぱだけど、ミュージカル映画はダンス中心から歌中心に移行してすたれた、って言えないか。この64年はもうダンスは付けたりで、踊ってても絶頂期のハレバレとした感じが出ない。「踊りあかそう」なんてどんどん狭い部屋へ入ってしまい欲求不満が残る。「時間どおりに教会へ」もいろいろやってるんだけど、コワザって感じ。競馬場での白黒の効果は見事だったが、『巴里のアメリカ人』ですでにやってるし、それにこれはミュージカルの味とは関係ない。いや、いい映画だとは思うんです、思うんですけど、峠を過ぎたジャンルの緩さも目立つ作品なんだな。かえって翌年の『サウンド・オブ・ミュージック』は、もうミュージカルの形にこだわらないことで成功したと思うんだ、でもそれはまた別の話。あ、この2つの映画、手元の「ぴあシネマクラブ」によると、どちらも上映時間は172分だぞ。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2008-11-10 09:17:02) (良:1票) |
《改行表示》 106.みなさん指摘のように「尺が長い」。いくら名作と言えども、やはり限度というのがある。 さて、その「名作」の誉れ高い本作は観る側が「英語という言語(特にイギリス英語)にどれだけ精通しているか?」によってかなり評価は分かれてくるように思う。単に字幕でストーリーを追うだけではこの映画の本当の良さは伝わらない。字幕、すなわち日本語になってしまうことでセリフの面白さが半減されてしまのうは「外国人」には仕方ないことだが、残念だ。 英語はもとより、フランス語圏などでも「どういうアクセントで話すか」「相手のアクセントはどうか?」など、言語、発音に対するこだわりは、日本人の想像を遥かに超えるものがある。かのサッチャー元首相ですら、御国訛りを矯正するのに苦労したと聞く。イライザのヒドいコックニー訛りとインフォーマルな表現など、言外の意味が会話にいちいち含まれていて、それがこの映画の裏の醍醐味。競馬場での一連の会話は、あまりに典型的な上流階級的英語と、イライザが羅列する知性に欠ける単語の数々との対比に面白さが詰まってる。ラストシーンのイライザのセリフ、「 I washed my face and "ands" before I come I did」は知性はゼロだが、美しい。 このときオードリーは確か30歳を越えていたと思われる。なるほどイライザの設定年齢とには違和感を感じる。特にドレスアップしてレディとなった時は顕著だ。それでもやはり愛くるしい仕草や表情は健在。可愛らしい表情を作って可愛らしく見せることは誰でもできる。しかしオードリーは、いっけん可愛くない表情ですら可愛く見せてしまう。まさに「魅せる」という字がふさわしい、本当の意味で「可愛い」女性だったのだろう。しかも単に愛くるしいだけでなく「品性」が常に伴っていたところに彼女が「永遠のプリンセス」であり続けた理由がある。 【給食係】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2008-09-20 14:05:39) |
105.《ネタバレ》 巷での高い評価は知っていたので、とっても期待しながら見ました。ところが、私には不向きだったのか、全然楽しめませんでした。理由は大きく2つ。1つはミュージカルの命である音楽が気に入りませんでした。これは好みの問題とも言えますが、ダンスらしいダンスが1つも出てこないなんて、演出を疑ってしまいます。もう1つは、ストーリーの繋がりのなさ。イライザと教授の会話ややりとりの中に、1つとして心を通わせる場面がありません。なのに、この2人を引き付け合わせるものは何でしょう。コメディとしては競馬場のシーンなど、楽しめる場面が多くあります。しかし、映画としては不満が残りました。 【shoukan】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2008-09-14 18:46:21) (良:1票) |