8.《ネタバレ》 これぞ娯楽時代劇の傑作!あまりの凄さに幾度も見返してしまいました。駆け引きしつつ困っている弱者を助け、宿場に巣食う悪人どもを一掃してしまうストーリーもさる事ながら、やはり何と言っても三船敏郎でしょう!かっこ良過ぎです。あの物腰、剣さばき、ぶっきらぼうの中にある優しさ、そして後姿!私も似合わないとわかっていながら、何度と肩をいからせてみたことか。もう彼のような俳優は出てこないでしょうね。時代だといえば仕方のない事なのですが、時代劇ファンとしては残念です。・・・ところでもう一人の用心棒、本間先生も良い味出していますね。これは私の想像の域なのですが、本間先生は別にただビビッたりインチキだったから〝昼逃げ〟をしたのではないと思うのです。ちょっと悪党から小遣いをくすねてやろうという気持ちだけで、もともとこんなヤクザの出入りに加勢する気もなけりゃ、まして命を張る気なんて毛頭なかったからなんじゃないでしょうか。だから去り際に振り向いてニンマリと笑顔を見せる。そんな本間先生に一瞬手を上げ挨拶しそのまま御髪を直す三十郎。無言ながらの二人のやりとりが心憎いです。 【ミスター・グレイ】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2005-11-11 17:41:11) (良:2票) |
7.自分は男ですが・・・・・・・・・・・惚れてまうやろおおぉおおおおお!!! って位三十郎がカッコいい!言うこと無しです。 【njld】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2009-02-04 23:11:49) (笑:1票) |
6.いかにも浪人っていう感じでバッタバッタと切っていく。見ていて気持ちい作品です。音楽もよかったですね。 【腰痛パッチン】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2006-12-26 11:13:03) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 エクセレ~ント!!何から何まで完璧です。最近の邦画によくある陰湿なホラーやベタベタな恋愛映画にうんざりしていた俺なんですけど(好きな方ごめんなさい。)この作品を、見たときは本当にうれしかったです。だって昔の日本映画には、「ダーティーハリー」のハリー・キャラハン、「ゲッタウェイ」のドグ・マッコイに必敵するほどの凄い奴、桑畑三十郎がいたんですよ。こいつが憎いほど強くてかっこいい!セリフの中に粋で笑える言葉を吐きながらも確実に敵を追い詰めて最後は、容赦なく敵を、ぶった斬る!日本が誇る純度100%のエンターテイメント・ムービーに満点やるぜぇ、あばよ!! 【一番星☆桃太郎】さん [DVD(字幕)] 10点(2004-06-17 16:28:43) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 昔を感じさせてくれる音楽が最高にハマってて好きだなぁ。 あれだけ大物感を出しておいて、一度ボコボコにされる三十郎も面白い。 【夏目】さん 10点(2004-06-15 11:04:13) (笑:1票) |
3.この頃の役者の顔って凄い。 技術的なものよりもっと深いところから心に迫ってくるものがあります。 火の見櫓の上でやくざのシーソーゲームを余裕で見物している面白さと、卯之助が加わりバランスが崩れ、観客もろとも高みから引き摺り下ろされる危うさも体験させてくれる、見るものを引き込む脚本がとてもうまい。 そして三十郎の胸のすく活躍。 ほんとカッコイイと思う。 テーマ曲もいい。 肩をいからせた後姿をいつまでも見ていたくなる。 言うことなしの傑作。 【Beretta】さん 10点(2004-06-04 10:53:55) (良:1票) |
2.豪快で粋で痛快。ああカッコいい。 【あさ】さん 10点(2004-04-27 11:56:00) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 おもしろい!おもしろい!かっこいい!かっこいい!かっこいい!見終わった直後はやっぱりそうとしか言えません、こいつに関しては。“切られりゃあ痛ぇぞ”その後の電光石火!その後の袋手の背筋の伸びっぷり!”まあ聞け、おやじ”その余裕!”哀れな奴はでぇ嫌いだ!めそめそしやがるとたたっ切るぞ!”そう言い放った顔の苦悩!そういいながらも哀れな奴を助けて自ら危ない橋に足を踏み入れる、そのいさぎよさ!そのかっこよさ!いちいち言ったら全部のカットに感嘆符をつけなきゃすまなくなりそうです。映画史上最高のハードボイルドヒーローでしょう、三十郎は、きっと。ボガードだってかなわないもの、減らず口とやせ我慢のむこうの背筋の伸びっぷりったら!ヒーローの条件、ってきっとこの背筋の伸びっぷりだと思う訳ですよ。マックイーンしかり、イーストウッドしかり、ブロンソンしかり、ボーグナイン(ワイルドバンチ!)しかり。並みいる男達のなかでも図抜けてやっぱり三十郎!というか三船敏郎!なんですよね。またこの映画、脇がいい!山田五十鈴姉さんのまあ憎々しいこと!仲代達矢のまあニヒルなこと!東野英治郎のまあかいがいしいこと!加東大介の天真爛漫なこと!いちいちみんな心憎い訳です。これぞ娯楽映画、これぞエンターテイメント!ラストの三船の最高にかっこいい台詞まで、かっこよさがとにかく画面の隅っこにまで溢れかえってるような映画です!古いから,とか、白黒だから、とか、巨匠の名作なんだろ、とか、台詞が聞きづらいんだろ、とかで観るのを止めてしまってるのは余りにもったいないですよ!かっこいいってつまりこういうことだもの!かっこいいおとこが観たい男の子や女の子はこいつを観るべきですよ!僕は元気が無くたったり、自信がなくなったりしたらこれを観るようにしてます。元気や自信がわいてくる訳じゃないけど、かっこいいおとなになりたかったんだよな、俺、ってのを思い出させてくれるから。やっぱり、かっこいい、って男の子には最優先だと思うんです。こういうほんとのかっこよさが。かっこいい!! 【am】さん 10点(2004-02-10 03:19:33) (良:1票) |