5.《ネタバレ》 イギリスで観ました。めちゃめちゃ怖かったです。あの音といい風体といい。精神的にくると思いました。めちゃくちゃ残念なのが、渡英した6日目で観たので、ラストがどうしてあぁなったのか、まったく理解できませんでした!!!だから次はもう少し耳が慣れてきたときこっちで観るか、日本で字幕つきで観ます。なぜ息子家にいたんだ?なんであの宇宙船みたいの倒せたんだ?? 【ネフェルタリ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-09 06:56:41) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 私は怖かった。本当に恐ろしくなってしまった。「宇宙人に侵略される」という設定ではあるものの、基本的には恐怖に直面した一市民の心理と行動を映しとっている(実際宇宙人の攻撃シーンは思ったほど多くなかった)。ポイントは、主役トム・クルーズ御大がヒーローではないところだ。いつも光の中で仁王立ちし、あわよくばもとある映画の主人公をカッコ良く作り直して主演してしまうトム・クルーズ様が普通の男になっていた。軍隊に入隊したがる息子とのシーンでよく分かる。男性の意識のベクトルというのはだいたいが外に向かっており、若い息子も敵を相手に戦うと息巻くが、トムはそれを止める。経験により多くを知る彼は、自分の愛する者だけでキャパシティがいっぱいなのを判っている。そこがもう一市民なのだ。一昔前なら息子と一緒にファントムに出も乗り込んだだろうに。その一市民トムが直面する車の略奪、フェリー乗船の場面などの群集心理、そして娘に目隠しをしてティム・ロビンスを始末する場面など、本当に震えた。あんなイカロボットなど登場させずとも、今でも地球上のどこかで起こっている武力行使のなかでは容易に見つけられる場面なのではないだろうか。最後、呆気ない宇宙人の最後をナレーションで語ったあたりで確信した。なにより一番怖いのは人間だと。トムが持ち込んだSF企画に対し、「シンドラーのリスト」と「プライベート・ライアン」の二大オスカーお化けを背負い、なかなかトラウマから逃れられずにメガホンを取ったスピルバーグがそうつぶやいている。点数は本当に付けづらい。一市民として本当に怖かったので見る価値はあると言う意味でこの点数。 【のはら】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-06 21:07:24) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 何も考えなくて観てたから、そこそこ楽しめました。 でも、納得できない箇所が数点・・・。 宇宙人って・・・100万年も虎視眈々と地球を狙ってて、やっと攻めてきたと思ったら環境(ウィルス?微生物?)が合わなくて自爆ですか(+_+) あんなスゴイ技術があるんだから、もうちょっと下調べしてから来ましょうよ。 あと、トライポッドですけど100万年も埋まってたら地形の変化とかで1体ぐらい発見されたりしないのかな~。 めっちゃ深い所に埋まってたんだろうか?? 人間の血ィ吸うのも意味不明やし・・・最初のほうは、ビームみたいなので殺してたのに、途中からせっせと拾い集めて籠に入れて潮干狩りみたいでした(^_^;) 【よしぞー】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-04 00:57:59) (笑:1票) |
2.《ネタバレ》 途中までは良かった。突如始まった理不尽な攻撃からただ逃げる恐怖、パニックになった人々の恐怖がリアルに描かれていた。本当に怖い。宇宙人よりも人間のパニック行動の方がよほど恐怖だ。冷たい演出+ダコタ・ファニングの名演技もあって、鳥肌が立った(ただ、この子は大人になったら落ちぶれちゃうかもなぁ、すでに老け顔だもんなぁと観てる間に思った)。特に前半の宇宙人襲来シーンは人間が無感情に次々とやられていき、”夢と希望のスピルバーグはどこへ??”とあっけにとられていた。 でも、ラストがグダグダ。どうしても人間、というかアメリカが勝たなければいけないのか。スピルバーグ監督久々の駄作。『ジュラシック・パーク2』以来だと思う。原作と違うオチにするくらいの気概を見せて欲しかった。 【おしりはばとび】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-04 00:56:01) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 前半は本当にすばらしかった。ビグザムを思わせるトライポッド登場のシーンはすごすぎて爪先がつりそうになりましたよ。「激突」より、スピ演出の真骨頂は目線をまったくぶらさないことにありますが、その集大成とも言える名場面。「マイノリティ・リポート」前半の追跡劇といい、流れをもったアクション演出においてスピに勝てる監督はいないでしょう。そのぶん、スポットでの破壊力に欠けるのがスピの弱点。思えばスピルバーグ、彼は娯楽映画の王者とされながらも、今まで大量破壊映画を撮ったことがないんですよね。正直、私はそんなスピにスペクタクル描写ができるのだろうかという不安があったのですが、その不安は的中してしまいました。この映画には、「宇宙戦争」に当然期待される荒唐無稽なまでにとんでもないシーンってのがないんですよ。「ロストワールド」でも、せっかくT-REXをサンディエゴに上陸させながら、都市で暴れ回らせず郊外を散歩させるだけだったスピ。意図的にやってるのかと思うほど、彼はここぞというスペクタクルシーンを見せてくれません。軍隊総攻撃など、全然描写が足りませんでしたよ。軍隊がめっためたにやられるシーンまできちんとあれば、もっと絶望感が出たと思うんですけどね。一方で地下室の場面とかはムダに長すぎ。ティム・ロビンスの役が必要だったとはどうしても思えないし。ノコノコと宇宙人が出てくる必要もありませんでしたね。「ブーン」ってお時間のチャイムが鳴ると、すごすごとトライポッドへ帰っていく宇宙人さん達。観光に来たんですか?問題のクライマックスもカタルシスなさすぎ。ウィルスで弱った宇宙人を10人程度の兵隊さんがバズーカで攻撃。「うちの町でもトライポッドを倒したんですよ」みたいな終わり方では、ねぇ。やっぱり、形勢逆転に乗じてこれでもかってくらいの地球側の大反撃が見られれば、お腹いっぱいにはなれたでしょうに。こうして考えると、「インデペンデンス・デイ」とかぶることを極端に避けてるような気がしてきますね。都市の破壊、宇宙人相手に歯が立たない軍隊&ラストの猛反撃。「宇宙戦争」と聞いて誰もが連想する見せ場が、この映画からはことごとく排除されています。意図的なまでに。まさか、これがスピにも目覚めた巨匠のエゴの結果だったら、それはちょっと残念ですね。彼には、最高の技術を持った映画少年であり続けて欲しかったんですけどね。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 7点(2005-07-03 01:27:05) (良:1票) |