《改行表示》 6.《ネタバレ》 先週録画したTV放映版だが一週間遅れでやっと見れた。昔の映画を見たことがあって、彼らが何にやられちゃうのかは、知っていたが、今回はひょっとしたら、新しい趣向なのかなと、思っていた。特にオープニングの、生物の進化を表したっぽいカットがあるからね。あの弱点は克服済みだったりするのかな?なんて。 で、はじめに思ったのは、この映画も離婚親と子供なんていう、アメリカの社会事情を背負っているのか、という事。最初のシーンで既に、元の親が子に会う権利なのか、子が親に会う権利なのか知らんが、あれがホントに良い事なんだろうか?なんて思ってしまった。やれやれコレ、「宇宙戦争」なんだよな? 昆虫を観察するように、地球人を観察していた高等生物が、地球人を壊滅させるには、随分と個別的な攻撃をするんだなと思っていたら、戦いがどんどん局所的になってきて、今までさんざん「皆殺し的」攻撃をしていた宇宙人が、廃墟のガラクタを壊さないように、偵察機機を送り込む意味が不明だし、その偵察も目視かよ!熱感知とか考える自分も古い気がするが、もっと高度なテクノロジーなんじゃないのか?人の血を吸うというか何らかの目的で人血を欲している相手が、微生物にやられちゃうのも、どうかと思うよ。そういったものの塊なじゃないの?人の血って。 とか、考えてしまって、どうも、ノれないなァ。 映像的には文句ないんだけど、自分勝手に前線に行く兄にも、妹の兄である自分には、理解しがたい思いしか無いし、わがまま放題な妹にもウンザリ。そいつらが皆んな最後に結果オーライで、メデタシメデタシって、なんだよコレ。最後兄が出てきて抱き合ったときに、本当にビックリした。いいのか?コレで? 【Tolbie】さん [地上波(吹替)] 4点(2011-01-29 11:52:26) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 やはり最後にロビーが出てくるとこで「えーー!?」となる。親父に反発する年頃の少年が、自我を支えるものとしての愛国心への憧れみたいなのを、スピルバーグは肯定的に描きたかったのか否定的に描きたかったのか、ラストで何事もなく(いや家に戻るまでの苦難はあったのだろうけど)出てくることで「丘であんなにゴネたのは結局なんだったわけ?」と思ってしまう。何の教訓も示唆も汲み取れない。まさになし崩し的ハッピーエンド。/突然の偵察マシンとの遭遇で娘が錯乱して家から飛び出し(なぜ宇宙人(トライポッド)がうじゃうじゃしている外へ?!)、親父が辺りを捜索するも返事なく(そんなに広い場所じゃないだろ!)、親父がピンチに陥った頃に宇宙人の前にぽつねんと娘が登場して「キャーー!パパー」・・・もう伝統芸ですね。/「大阪で何機倒した」とかいうセリフも、昨今のハリウッドのアジアへの擦り寄りっぷりから考えて、日本人の自尊心をくすぐるリップサービスに過ぎず興ざめしてしまう。/褒められるところは、宇宙人にとっ捕まったら何されるんだろう─という為す術もない恐怖感がうまく表現されていたことでしょうか。同じリメイクでも、これより9年も前に発表された『インデペンデンス・デイ』の方が娯楽に徹していて面白いです。 |
《改行表示》 4.ある女「何で大阪で倒せたん?」 ある男「そんなん決まっとるがな、ツッコミやぁ!」 ある女「ツッコミって!?こちとら真面目に聞いてんねんで」 ある男「そないな事言うたかてワカランがなぁ」 ある女「あんなムチャクチャ強い奴勝てる訳あらへんがな」 ある男「わしに聞くなっちゅーねん!知らんわ言うてるやろ!」 ある女「せやかてあれやな、あんな終わり方どないや?」 ある男「あぁ・・あの鳥やろ。あんなんに倒される宇宙人てアホちゃうか」 ある女「・・あんたなぁ、ほんまはよう見てへんのやろ?」 ある男「アホぬかせ!鳥がつついたら倒れたやんけぇ!」 ある女「・・鳥がつつけた原因はなんや言うてるんや!」 ある男「そんなん知らんわぁ・・なんかトムが手榴弾持っとったでぇ!」 ある女「アカン!やっぱあんた全然見てへんわぁ・・」 ・・・そんな微笑ましい会話を傍で聞きながら笑いを堪えてるオレ。 【sting★IGGY】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-02-10 23:55:56) (笑:1票) |
《改行表示》 3.何も知らず他の監督作品と思って観たら多分6点は付けたと思います。でもこれが「E・T」や「未知との遭遇」を撮った監督と同一人物なのかって思ってしまったが最後、何か釈然としないものを感じてしまい、画面で繰り広げられる阿鼻叫喚シーンを冷めた想いで観続ける事しか出来ませんでした。 【放浪紳士チャーリー】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-07-15 12:58:32) (良:1票) |
2.ご都合主義は大好きだが、中途半端で意味のない行動の連続にうんざり。無声映画、白黒映画のほうが、まだこわかったかもしれん。人間の哀しさはルノワールで。人間の浅ましさはジョン・ヒューストンで。そして迫り来る恐怖はヒッチコックで。B級映画は「サイン」を観よう! 【元みかん】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-07-09 08:23:21) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 週末にかからない前に観てきました。地中に埋めておいてとのアイデアは面白いし、形もウェルズの原作を踏襲しているのですが、やはり古さが気になりますね。19世紀の戦争では地上を移動し高地からの攻撃と言うのが必勝パターンで、それに沿った戦闘マシンとして(飛行機はおろか戦車とかの出現前ですから)の三本脚の移動体でしょうが、もののけ姫のダイダラボッチとかに見えてしまいます。それに比べると半世紀前の空中を滑るように静かに移動する戦闘マシンのほうが不気味さのインパクトが大きいようです。捕虫篭に人間を拾い集めて吸血とかも、やはり19世紀の遺物のようで子供相手の怪奇ものとしては怖いけれど凄さや斬新さには欠けてしまいます。目的が彼らの植物の肥料みたいな説明も少しあったけれど説明不足(ちゃんとした分析とか対抗策の検討とかの場面が欲しいところですいし)。軍隊も戦車と小火器程度しか持ち出していません、米国国内であっても即応体制はもっとしっかりしているはずなのに。探査用のビデオアイみたいなのも物凄く太いばかりでスマートさに欠けているし。人が殺されるシーンには極力残酷な場面を出さないようにしているのは子供を観客層として念頭に置いている感じです。宗教とかチャネリングの類が出てこないのも「政治的正しさ」に気配りの商業政策が見えすいています。半世紀前では恐怖に絶叫するのが女性のパターンでしたが、ここでは餓鬼の役割になっています。最後のシーンで折角集めた血をぶちまけてよろめき出るとかお馬鹿演出過ぎます。一体どこに金をかけたのでしょうか。 【たいほう】さん [映画館(字幕)] 4点(2005-06-30 17:53:17) (良:1票) |