10.《ネタバレ》 「大阪でトライポッドが何体か倒された」って言ってましたけど、それってやはりあの宇宙人が、「突っ込みどころ満載だった」ってことなのでしょうね~。つまり、大阪の人間が口をそろえて、「なんでお前ら地下におんねん!!アングラ気取りか!!」とか、「100万年前からおったゆうとるけど、地球かて地殻変動しとるのに、そない上手く街の下に出るかいや!!どんだけラッキー君や!!」とか、「洋服だけ空からヒラヒラて、なんやユニ●ロの新CMか!!」とか、あるいは「(意味も無く)あやまれ!!!」とか、「バリア???なんやバリアて???あ・り・え・へ・ん!!!(←キム兄風に)」みたいな、滅茶苦茶な突っ込みを入れまくったせいで、さすがの宇宙人も「ソ、ソンナニ言ワナクテモ・・・」って自信喪失で、シオシオ~~って枯れちゃったんでしょうね(笑)。 【ぶらき】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-14 00:08:43) (笑:11票) |
9.《ネタバレ》 宇宙人襲来という非現実的な設定を「身近な恐怖」にまで昇華させたリアルな映像が圧巻。なにかが起こっていることを父の言動に察知し、不安の絶頂で、そのなにかを見てしまったときの娘の赤くなった目から伝わる恐怖感。娘を守りぬかねばならないボストンまでの過酷なロードムービーの序章として上々のすべりだし。棘が刺さっていても身体が自然に押し出すのを待つという娘の言葉がそのままこの作品のストーリーにリンクするというニクイ伏線といい、父と息子のキャッチボールで見せる二人の関係とお互いの適性の見せ方もスピルバーグらしい芸の細かさ。結果的に妹を危険にさらさせた兄の行動や、家族を殺されて家に立てこもる男の異様な思考は、戦うことを美徳と考えることへの警笛か?また圧倒的な軍事力を持ってしてもその地が侵略を許さないという結末は、現アメリカへの警告か?・・とすれば、娘が捕まって助けに行ってドカーン!とか、既に死に体の敵にミサイルを撃ってビジュアル的に相手が倒れる様を見せるのはいらないんじゃないだろうか。前半のように、宇宙人とかポッドの中とか見せないほうがぜったい良いってのもありますが、実際私の隣にいたカップルがこんなあり得ない会話をしていました。 女「なんで宇宙人、死んだん?」男「トム・クルーズが爆破させたやろ。たぶんあれが親玉ちゃうか」女「あ、やっぱ、そーなんや。やっと謎がとけた」・・・オマエらが謎や。 【R&A】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-08-12 12:19:33) (良:1票)(笑:3票) |
《改行表示》 8.小学生時代に読んだ宇宙戦争の児童向け翻訳本(白木茂 訳 1967年)が出てきたので、それと合わせてスピルバーグ版を再鑑賞してみました。スピルバーグ版を公開当時に見た印象としては「あまりぱっとしない」といった印象でしたが、今回鑑賞し直してみると「ほほう、映像的には非常に良く出来ているじゃないか」と思いました。 好意的に書けば怪物機械のおぞましさや大多数の一般庶民の不安、襲来時の空気感や雰囲気などは大変よく映像化されています。昔見た時よりはずっと良かったと感じました。賛否ある結末ですが、120年も前の有名古典文学なのですから、ラストを変更してしまうともう別の作品になってしまうということを理解すべきです。むしろ1898年にこのレベルのSF小説を書いたウェルズの偉大さを再認識すべきです。(白木茂版のあとがきには手塚治虫のコメントも掲載されていて、自身の価値観にも多大な影響を与えたと記されています) 小説をかなりリアルに映像化している部分がある反面、問題なのは僕(=父=トム・クルーズ)と、その子供たちの物語です。なぜここまで家庭不和を話の本筋に据えてしまったのか。見たいのは怪物機械のほうなのにこれでは火星人に集中できない。また、娘(ダコタ・ファニング)がとにかく癇に障るくらいうるさくて邪魔なのです。お兄ちゃん(ジャスティン・チャットウィン)が妹をなだめる姿もなんだか滑稽で、父の馬鹿さ加減を描きたいのか何をしたいのかよく判らなくなってしまっています。 終盤に向けては父も大人の対応を見せますが、全体的に運が良かっただけといったシーンが多く、いまいち小説版の壮絶なる15日間は再現できていません。やっぱ、名作本は活字で読んだ方が面白いなといった感想が一番に出てきてしまう残念な映画化と言わざるを得ないでしょうか。序盤の雷シーン、怪物機械(トライポット)出現シーン、船のシーンなど素晴らしい部分も多いだけに少々残念。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-08-27 11:01:30) (良:1票) |
《改行表示》 7.《ネタバレ》 観終わって、「ああ、ほんまによう切り抜けたなあ。おとうさんもちゃんと責任を果たし息子も生きてたし、尊敬も得たみたいで良かったなあ」と素直に。 それ以外に何か言いたいことがあるとすれば・・・「大阪では何匹か倒したらしい」という情報。素でびっくりして「ええっ!!」言うて、直後爆笑。そら励まされるわ!!言うて。「何持って戦ったんや!?」言うて。もう、なんか道頓堀川をグリコの看板とか破壊しながらやってくるトライポッドに、「いてまえ~!!」とか言いながらバットとか持って飛びかかるおっさんとか想像したらもう…。。って考えたら大阪で自衛隊が攻撃したんでしょうね。冷静に言うと(笑)でも面白いから大阪の通行人のおっさんとかがやったということで是非(笑) そしてなんとかそのシーンも撮って欲しかったです(笑) 【air】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-06 03:00:25) (笑:1票) |
6.本当のエイリアン知らないけど、なんか嘘っぽい。 【ジダン】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-11-04 11:36:17) (笑:1票) |
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5.ママんとこ被害軽すぎ! 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-11-24 19:40:11) (笑:1票) |
4.《ネタバレ》 何と言っても落雷~トライポッド出現~逃げ惑う群衆ジェノサイドの一連のシークエンスが圧巻。フェリー渡し場でのスペクタクルも凄い!が、矢張りウェルズ原作に忠実たらんとしたスピルバーグ版の”トライポッド”よりも映画的にアレンジされたバイロン・ハスキン版の”ウォーマシン”にロマンを感じるし、チャレンジャー魂が込められているように私は思う。だってさ、原作版の挿絵をそのまんま最新CGで「ね、凄いっしょ?」とでも言わんばかりに再現されても「へー、あっそ」としか…。万物の霊長として地球上に君臨してきた人類が成す術なく滅亡の淵に追いやられる絶体絶命の危機を取るに足らぬバクテリアが救うという何ともアイロニカルな原作のオチは、余りに有名かつ発想の秀抜さ(1898年出版だよ?)から言ってもコレを超えるアレンジなんぞ絶対にありえない(断言!)。「インデペンデンス・デイ」の”コンピュータ・ウィルス”みたいな寒いアレンジで失笑を買うリスクを避けたスピルバーグの判断は(チキンっぽいけど)一応正解と言える。主人公一家の祖父母役に53年版のジーン・バリーとアン・ロビンソンを配している辺りにはジョージ・パルへのリスペクトも感じないではないが、何だか取って付けたような感じでワザとらすぃ。あれこれプラスマイナスして6点進呈。トムとダコタの父娘ドラマが何ら点数に貢献していない(むしろマイナス効果)のはコノ手のジャンルのお約束ってもんですw。 【へちょちょ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-02-18 04:44:18) (良:1票) |
3.《ネタバレ》 この映画を観て、新潟県中越地震を思い出しました。阪神大震災がみんなお互いに助け合ったのに対し、新潟県の地震では『車中泊』やトイレの衛生面への不平不満という、プライベートの確保というかエゴイズムのような印象を感じていました。この映画でも、動く車を見て、1台の車を奪い合う群集が、今まで観たどのゾンビ映画よりも怖かったです。モンスター映画ではなく、得体の知れないものから逃げる恐怖と、混乱の中での恐怖と、惹き付けられるものはありました。なぜ生き残れたのかが不明なのが、製作者の狙いだと分かっていても釈然としませんが、これで良かったような不思議な感じもします。トム・クルーズが肩を脱臼しやしないかが一番ドキドキしました。 【どんぶり侍・剣道5級】さん [DVD(吹替)] 6点(2005-11-10 21:57:36) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 初代「宇宙戦争」、リメイク「インデペンデンス・デイ」に続く3度目の映画化となる本作。友好的な宇宙人というイメージを見事に表現してきたスピルバーグ監督が、今回は一転して人類の脅威となる侵略者として彼らを描いたことで注目を浴びた。 序盤の宇宙人の侵略シーンは凄まじいVFXと音響効果で見るものを圧倒する。ヤヌス・カミンスキーのリアルな撮影技術と、実写的なVFX技術の融合が素晴らしい。「スター・ウォーズ」の新シリーズではロブ・コールマンというアニメーターのためか(?)いまいち影の薄かったデニス・ミューレンが今作では最高のデザスター映像を披露する。 行き当たりばったりで逃げるトム・クルーズ親子の姿を活写していくストーリーなのだが、ロビー青年が戦いに向かうあたりから物語りはあらぬ展開へ…。なぜか「静かに笑う隣人」と地下室でもめる頃からグタグタ密室劇へ…。あれだけ騒いで気づかない宇宙人もどんなもんでしょうか。 有名なオチも含めて、人類対宇宙人の総力戦などスペクタクルシーンが無かったのは異例の短期間製作ということもあって仕方がないけれど、冴えない家族がキャーキャー叫んで逃げ回る脚本というのは見ていてなかなか辛い。久しぶりに「残忍映像作家」の表情を見せてくれたスピルバーグだけに、残念でなりません。火山が宇宙人に置き換わった「ダンテズ・ピーク」といった印象でした。 折りしも盟友ジョージ・ルーカスの「スター・ウォーズ」最終章とバッティングしていますが、今作のリアルな映像をぜひ「スター・ウォーズ」で見たかったなって思います。「SW」はなぜあそこまでCGアニメのテイストにしちゃったのだろうか…。 TVではなく映画館で観るべき映画だと思います。ビスタサイズであれだけの映像(時間は短いですが)を見られたことは満足です。インディー最新作に期待します! 【トト】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-09 00:41:33) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 テレビCM以外の予備知識は全く無しに観てきました。これ、全然「宇宙」戦争じゃないですよね?地球が一方的にエイリアンに侵略され地球人が駆除される話であって、地球軍対侵略者軍という構図にはなってない。(まあ、邦題についてはスピルバーグに文句を言うのは筋違いだし、映画そのものの評価とは何の関係も無いのですが…。)絵的には凄かったです。トライポッドの圧倒的なスケール感と言うか、こんなものが突如街に現れて攻撃してきたら私だったら逃げる気力さえも無くなってその場に呆然とうずくまるしかないでしょう。逃げるったって、一体何処に逃げりゃいいのさ?あと、駆除を開始するときの、あの「ボー」っていうサイレン音、滅茶苦茶怖いです。小さい子が観たら絶対トラウマになりますよ(笑)。地球の軍事力では全く歯が立たないし、どうやって攻略の糸口を見つけるんだろうと思っていたら、あんなオチだったとは。しばらく開いた口が塞がりませんでした(苦笑)。でもある意味、何かしら弱点を見つけて反攻に出るのだと思い込んでいた分、大どんでん返しな結末ではありました。彼らがこの後、ワクチン打って万全の体制で再来しないことを望みます。 【(^o^)y-~~~】さん [映画館(字幕)] 6点(2005-07-03 12:45:42) (笑:1票) |