1.《ネタバレ》 香港映画は全然分からないけど、ついに日本を飛び越えてアジアンスターとの共演が実現したシリーズ22作目。勝新太郎とジミー・ウォング。二人が演じる市と王は言葉が通じないことで誤解が生まれ、戦わざるを得なくなる。盲目と片腕の戦いは王の超人的な跳躍などもあり、かなり熱かった。そして剣を交えたことで「悪い奴ではなかった」と分かり合えたのが皮肉でもある。王を裏切った覚全とかいう坊主だけは何がしたいのかよく分からなかったかな…。金だけ貰って去ればいいのに、わざわざ戦場に赴いた意図とは…。もう一点、献上行列の乱したくらいで悪意の無い子供を問答無用で斬ろうとしたのも違和感がある。外国人が日本を舞台に作った映画ならしょうがないけど、日本人が作っていて、これじゃ安直な脚本って気がする。 【リーム555】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-11 11:36:02) |