6.全編を覆うまったり感ととぼけた味わいが赤塚不二夫作品を彷彿とさせます。しかし、結末はしらけ観いっぱいで「これでいいのだ」とは思えない作品でした。 |
5. ヒッチコック作品を未見なら、まずは他の作品を選んだほうがいい。 後にビリーワイルダーがヒッチコックに影響を受け「情婦」を作ったが、本作は逆にヒッチコックがワイルダーに影響を受けて作ったような作品だ。 話しは完全な会話劇で進行するが、ほとんど初対面といっていい男女が、いきなり結婚を約束してしまうなど、感情移入出来ないシークエンスが多すぎる。撮影も、スタジオセットのチープさが目立って、ロケーションの紅葉の色まで作り物のように感じてしまう。 しかし、20年以上前、テレビ放送された時は笑いながら観た覚えがあり、今、その時の感性がない自分を少し淋しく思ったりもする。若かりし頃のシャーリー・マクレーンはカラーより白黒のほうが美人に見えるのは私だけだろうか? 死体役をヒッチコック自身がやっていたら、それだけで最高のコメディになっていたかもしれない。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-12-09 08:02:02) |
4.《ネタバレ》 これは・・合いませんでした。
次々と用意されるネタがいつ出されるかのみの興味で、
しかもそのネタを出すシーンがかなり予測できます。
ヒッチ・コックの映画は次の展開がわかりやすく、
最悪最初からエンディングが読めてしまうのです。
今の作品に出尽くされたネタなのかもしれませんが、
テンポが遅いのと緩急がないのとさらに、
私が氏の作品のコメディが全く笑えないところがネック。
紙芝居のように次のネタが丁寧に用意され、
先の先まで読めてしまうのでサスペンスの妙が少ない。
最後で意外な結末となってもそこまでだらだらと見ているので、
あまりびっくりはしないのです。
そして映画のお約束が守られすぎている。
最初と最後は繋がっている。
だいたい犯人は最初に主役の近くに出てくる等・・
シャーリー・マクレーンはかわいかったのですが・・
あと叙情的な景色も悪くはない。
しかし同じようなブラックサスペンスでしたら、
違う解釈の、死体は動かさずの「ロープ」のほうが面白い。
死体が動く面白さは「第三の男」のほうが格段にいい。
もしこの二作を未見でしたらぜひお勧めします。 【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-12-04 15:45:18) |
3.あまりにも不自然でシュール。それをおもしろいと感じる人もいれば、すごくつまらないと感じる人もいるのでしょう。私は後者でした。本筋とは関係ない感想をいくつか。ミス・グレイヴリーは42歳という設定で、私と大差ないのでびっくり。もっとおばあさんに見えました。また、マーロウは30歳ということですが、30歳ってこんなに老けてるかなと思いました。昔の人は今よりも老け顔だったのでしょうか。また、私は2004/12/22のWOWOWでの放送を見たのですが、開始から27分ぐらいに「寄ったコマドリ」と字幕に出ていました。あれは「酔ったコマドリ」の誤字では? ああいう字幕ってWOWOWが付けてるのでしょうか。それとも字幕付きをWOWOWが買うのでしょうか。間違ったのは誰の責任? ふだんならWOWOWでは最後に字幕の担当者が出るのに、このときは出ませんでした。なぜ? 【チョコレクター】さん 4点(2004-12-29 18:11:46) |
2.これを面白いと思うには無理がある。 【みんな嫌い】さん 4点(2004-11-01 02:22:14) |
1.とてもシュールな作品。埋めたり掘ったりの繰り返しで、ストーリーが割とゆっくり進むのが少しじれったかった。逆に言えば、とある村の一日の生活を見ているような感じで、とてもほのぼの・のんびりとした雰囲気が出ていて良かったと思う。 【プミポン】さん 4点(2003-02-28 00:47:24) |