5.何というストレートで解り易いタイトルの映画だ!ヤンキースに対してのくたばれ!てこのタイトルが私にはたまらん。ニューヨークと言えばヤンキース?答えはNO!私からしたらニューヨークと言えばヤンキースではなくメッツです。おっと、そんなことよりもこの映画の面白い所はプロ野球のマニアをおちょくる悪魔の面白さ、ストーリーそのものは特別に面白いというようなものはない。それでもミュージカル映画としての面白さを見せてくれている。フレッド・アステアのミュージカル映画の時のような華麗さ、踊りの凄さというものは無くてもこれまたなかなか面白い。 【青観】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-28 21:05:55) |
4.少年の夢をそのまんま映画化したのな感じ。悪魔に魂を売ってでもいいからひいきのチームが勝ってくれー。んー、90年代の万年最下位と言われたあのプロ野球チームを必死で応援してた頃が懐かしいなぁ(笑)題名に入ってるヤンキースはあんまり出てこないんで優勝争いをしてるような感じがしなかったのはちと残念ですが序盤のグラウンドでのダンスシーンは踊ってる人たちがほんとに楽しそうにやってる姿をみるとなんかこっちも楽しくなっちゃいまして、スタンリー・ドーネンという人はほんとにミュージカル映画を作るの上手いんだなーっていうのを感じませてくれました。 |
3.昔からMLBが大好きなのですが、アンチ・ヤンキースのワタシにはタイトルからたまらない映画でございます。TVでぼやきながら野球を見る偏屈そうなじいさんが“Damn Yankees・・・”と呟く冒頭から最高です。 贔屓のチームのためなら悪魔に魂を売ってでも強くしたい。野球好きにはそんな気持ちがよ~く分かります。100年を超える伝統があり、アメリカで愛され続けたMLB。人々の心をウキウキさせる野球に、心躍るミュージカル。「私を野球につれてって」もそうなのですが、意外なようでこれは実は相性ピッタリの組み合わせなのかもしれません。 特にセネタースの面々が揃っての歌とダンスと野球の場面は楽しさいっぱいです。野球以外の所はちょっと長さを感じる部分もありますが、それでもやっぱりスタンリー・ドーネン監督の映画は楽しいですね。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-06 15:21:34) |
2.唄付きアメリカ版「野球狂の詩」。ミュージカル映画ファンなら必見の隠れた佳作。ワーナー映画製作だから、「ザッツ・エンターテイメント」シリーズにももちろんナンバーは収録されていないし、キャストもあまり知らない連中ばかりだけど、メチャクチャパワフルで楽しかったです。日本でイマイチ知名度薄なのは地味なキャストのせいか?そもそもどういう経緯で「メジャーリーグ」と「魔法使い」「ミュージカル」という、本来結びつかないはずの異分子同士を連携させる発想が生まれたのかが非常に興味があります。これは正に企画の勝利!ダンス・シーンにおける、大胆な振付け担当ボブ・フォッシーの功績も当然称えられてしかるべき、洗練された都会的感覚が身上のスタンリー・ドーネン監督(好き!)の才能とが見事に結実した一作。MGM社以外でも優れたミュージカルっていうのは作られていたんですね。 【放浪紳士チャーリー】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-07-28 11:12:48) (良:1票) |
1.センバツが始まりパ・リーグは本日開幕、野球好きにとっては口笛を吹きながらスキップ、軽やかに心はダンシングといった季節ですね。さてこの映画、ワシントン・セネタース狂のおとっつぁんが悪魔に魂を売って若返り自ら選手となって打倒ヤンキースに大活躍するというファンタジー。ジョーという名からシューレスジョーとあだ名され、最後はちゃんとレフトを守っているのも嬉しいところ。実際の野球シーンはあまりないのですが、木製バットのカ~ンという乾いた音はたまりませんね~。あ~たまんない。フォッシーも自ら登場しグウェン・ヴァードンと軽快なステップを踏み、ヴァードンは妖艶にソロでも魅せますが、やはり楽しいのは野球場での選手達の群舞で、滑り込んだりベンチの上に乗ったり、グローブ、バットで大はしゃぎ。少し冗長に流れ、「パジャマゲーム」に比すると小粒ですが、家族を棄てて魂まで売ってしまうおとっつぁんのセネタース愛、野球愛にはシンパシーを感じまくりです。そろそろわたくしも六甲颪に魂をゆだねる時期となりました。たのんまっせ!タイガース。 【彦馬】さん 7点(2005-03-26 08:47:14) |