32.かねてから見たいと思っていたこの映画をやっと見ることができた。思っていたよりも淡白な内容で、絶望感とか悲壮感とかが足りない気がした。見やすくて良かったけど。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-09-20 22:37:00) |
31.人間の尊厳を問う、あるいは正義や倫理とはなにかを問う、 といった内容というよりは 過酷な中を覚悟を決めて生きていく人々の物語に感じた。
人の肉を食うと決める際のシーンも淡々とした描かれ方で、 また人が次々と死んでいく様も重く感じない描き方。
極限状態にあると、逆にこんな風なのかもしれないな。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-02-16 21:09:02) |
30.《ネタバレ》 ただ、死を待つためだけに生きるのか、死を覚悟してでもわずかな希望に向かって歩き続けるのか。山を乗り越えた二人はすごいと思います。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-11-11 11:29:11) |
29.《ネタバレ》 まさにサバイバルの映画である。寒さと空腹に耐えながら生き抜くということは本当に極限状態であり、周りには友人たちの死体が転がっている。 その状況を目の当たりにし、喰わなければ死ぬということをを実際に直面している状態で、この死体を食べるという行為を誰が批判できるだろうか。 まして、殺して食べるわけではなく、既に死んでいるものたちの肉を。実話を元にしており、この行為が、生還してから批判を浴びたようだが、死んだ人間を汚すということと、生きている人間に死ねということがどちらが罪深いことだろうか?内容としてはよかったのだが、正直、メインの人間以外が役立たず過ぎるのが見ていてイライラする。怪我で動けない者は仕方なしにしても、ただ煙草を吸ってごろごろし、救助を待っているというのは、いかがなものか?実話が元なのだから、現実に働く人間と働かない人間と実際にはっきりするのだろうが、自分はこういう状況で働ける人間でありたいと思った。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 6点(2015-12-24 16:39:32) |
28.とっても重たい映画だった。 |
27.《ネタバレ》 不謹慎だけど、人肉ってどんな味するんだろう・・・って思って思い出したのが、以前勤めていた職場の長老が、戦時中に犬を食べたと言っていて、『どんな味でした?』と聞いたら、『肉なんだから何でも一緒だ・・・』と仰ってました。 要は、味なんかより空腹にはかなわない状況で忘れた・・・と。
勿論、犬と人では全く違うでしょうし、普通の生活をしていたら牛や豚や鳥だって姿形ある段階から捌く過程をを見せられて料理に出されたら、ちょっと食べられない感じだけど、本当そんなこと言ってられない状況だったんでしょうね・・・まさに生きて“こそ”だし、これが実話なのは驚きです。
遭難場所に十字架を立てていたのが印象的で、ある意味生存者等も、その後の人生は十字架を背負って生きているんでしょうね・・・
ただ劇中、遭難してから70日間後まで同じような血色で疲労感が感じられないのが残念でした。中には全く髭が生えてない男子もいましたし(そんな状況で几帳面に髭だけは剃るとは思えないし)。
デ・ニーロの役作りを真似しろとは言わんが、その辺がマイナス点でした。
【ぐうたらパパ】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-10-11 15:45:34) |
26.実話がベースになっている作品で、当時は新聞記事で読んだ記憶がある。 実際の生存者がアドバイザーとして参加しているらしく、 徹底的にリアルさを追求した作りのため、極限下の中での状況や心理がよく伝わってくる。 はっきり言って鑑賞後の後味は良くない。多少のドラマは織り込んであるが、 ドキュメントに近いといってもいい作品。そのリアルさ故に、もしあの場所にいたら、 と自分を投影して鑑賞することができた。いろいろと考えさせられた作品である。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2011-08-10 03:38:10) |
25.実話はきついです。笑えません。 観るには多少の覚悟が必要かと思います。 死への悲壮感をもっとリアルに描写できていたら真の衝撃作になったと思います。 【棘棘棘棘棘棘棘】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-01-23 22:13:17) |
24.生命の危機に立たされたことも無い、目前に迫りくる凍死や餓死の恐怖にさらされたこともない自分に彼らの生き延びる為の非常に重い決断について語ることなんて出来ません。ショッキングな内容の実話ですが人間の生命力、精神力の強さが力強く描かれた映画でした。その重い決断の場面も含め描き方としては軽めだったかもしれませんが、今も生還者と犠牲者の遺族のほとんどが故郷の小さな町で共に暮らしているという。テーマが重すぎるだけに描き方としてはこれが限界だったのでしょう。そしてDVDの特典には様々な生還者の体験談が収録されていましたが、生涯忘れられない辛い体験の記憶を語る生還者の重い一語一語は本編よりも心に残るものでした。 【とらや】さん [DVD(吹替)] 6点(2010-07-13 21:06:04) (良:1票) |
23.こんな壮絶な展開が実話だという事に驚きました。人間の生きる力ってすごいですね。とても良い映画なんだけど、なんだかとても疲れる映画。 【たけたん】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-27 21:21:21) |
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22.《ネタバレ》 極限状態で迫られる選択。「あなたなら生きるためにヒトの肉を食べられますか?」この問いかけは、冒頭の生存者独白シーンで既に回答されています。「その状況になってみなければ分からない」。実際そのとおりだと思う。凄く葛藤するのかもしれないし、簡単に腹をくくれる気もする。自分なら多分食べますが、本当のところ分からない。本作の登場人物たちは、比較的アッサリこの難問に答えを出します。これがとてもリアルに感じられました。それが「実話」としての強みです。しかしこれは一例。今回の遭難者は最初からグループとしての機能を有しています。主義信条もそんなに変わらない。一つの結論に辿り着き易いと思う。もしこれが一般の旅客機だったらどうでしょう。人種、宗教、置かれている状況が違えば、おのずと選択も違ってくる。餓死を選ぶ人、自殺を選ぶ人、死を覚悟で山を降りようとする人、ただただ神に祈る人。いろんな行動、選択があっていい。どれが正しくて、どれが間違いという問題ではありません。それが人間である証だと思う。いみじくも誰かが言っていました。「人間であるうちに…」と。人間だから悩むのです。そこに踏み込んでいないように感じました。心理描写が淡白でした。関係各位への配慮も当然あるでしょう。実話としての強みもあれば、逆に弱みもあるということ。生きることへの素晴らしさを説くことに、もちろん異論はありません。でも楽な着地点を選んだ(選ばざるを得なかった)ようにも感じます。本作については、“完全フィクション”というアプローチでも良かった気がします。 【目隠シスト】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-27 19:38:45) (良:3票) |
21.《ネタバレ》 「南極物語」の フランク・マーシャル 監督作って感じですね。
両方とも実話を元にしていて雪に遭難で犬と人間の違いなんですが、
内容はぜ~ったいこっちのほうがよい!
やはり犠牲をきちんと描かなければ生還したありがたさや、
自然界の厳しさや命の尊さは薄れてしまいます。
題名からしてこれは凄まじい感動大作だと思いました。
だから借りるのもためらいました。
(^O^)なにしろあの監督なのですから・・
エンディングの爽快さは感動というよりも素直に嬉しかったです。
(゚ーÅ)感動を通り越すと素直に嬉しいのです。
イーサン・ホークは実によいです。
前から気にはなっていた薄い顔のどちらかといえば好みのタイプなのですが、
出演作がイマイチ私には合わなかったのと地味だったので、
この役は意外かもと首をかしげたのですが、
無難にしかも嫌味なくカリスマ性まで持つ主役を演じていました。
人が次々死んでゆくシーンよりも、
どうやって生きのこるかというまるで戦争映画のようなストーリー。
敵は目には見えず突然前触れもせず襲ってくる雪崩や嵐といった自然現象。
背景がカトリックの学生たちであったことや、
生き残るために人肉を食べざるをえなかったこと。
これを(最後の晩餐)のワインとパンにたとえること。
ここらは非現実的な宗教による説得力はありましたが、
やはりこのシーンは中途半端だったかもしれない。
遺族のことも考え生き残ったモデルも最大に協力してはいるものの、
やはり映画として公開するとなるとどうなんでしょうか・・
モヤモヤしたものが残ります。
見世物のように食われる遺体は仕方のないことであったにしろ・・
それならば自分がそうなった場合はどうするんだ?
と聞かれればやはり仕方のないことだとしか答えられない。
ある程度のフィクションを加えて違う場所や架空の学校にするとかして、
そうすれば人肉問題も客観的に見られるのではと思ってみたり・・
(;^ω^A しかし繰り返しますが、
後半の登りつめた山の向こうにまた山という図式と、
座り込み引き返そうと悲観にくれる仲間と逆に、
山だらけの中にまた越える山があるから希望があると、
どんなときにでも諦めないイーサン・ホークの役は爽快でした。
【アルメイダ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-05-28 14:17:37) |
20.《ネタバレ》 人間の肉を食べるなんて・・・生きる必死さが伝わるシーンでした。これが実話だと言うのがまた呆気に取られました。 【ユウヤ】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-16 12:42:47) |
19.航空機事故からの生還を描いた史実の物語。これはもう映画というよりドキュメンタリーか。こういうことがあったんだというほとんど小説を読んでいるような感覚。人肉を食べるということにテーマが寄りすぎてる気もするが。もっとサラリと当然のように描いたほうが深長な映画になったのではないか。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-08-24 16:17:29) |
18.ノンフィクションの作品はこれが初めてやった。極限状態でしか、やはり理解できないと思う。普通に生活できている事の奇跡と、生と死が、隣り合わせであるという事。映画自体は一度観たらもう満足やあ。自分はあまり感動もしませんでした。そんな事があったんやなぐらいです。 【ymmt】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-02 20:48:25) |
17.まあ、一度見ればいいかな、ということでこの点数です。確かに実話としては凄い事で、内容的には人肉を食べると言う事ばかりクローズアップされがちだが、そこばかりに捕らわれずに、淡々と実を描写していくストーリーの進め方は良かったかな |
16.普通なら「そんなバカな」とか「大袈裟な」と思うところも沢山ありましたけど、実話の映画化だと聞いてたのでなぜかリアルに見えました。観終わったあと結構疲れますよね、これ。実話の迫力に6点。 【ぽじっこ】さん 6点(2005-03-03 21:21:01) |
15.もっと生々しいかなと思い、少し敬遠していたのですが..普通に見ることができました..自分が同じ立場だったら?まったく想像できませんね... 【コナンが一番】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2004-07-16 14:42:14) |
14.すんげ~リアルだった(ベタですまん) |
13.さすがに映画として見ると単純で盛り上がりに欠けるのですが、これが本当に有った出来事というから凄い。墜落事故に遭い、雪山に孤立してしまった人達は最後の手段ということで人肉を食べなければならない状況になります。そのリアルな状況が上手く演出されているので「もし自分ならどうするか?」というように感情移入できました。 万策つきて窮地に追い込まれた彼えらは決死の山越えを敢行します。生きることへの望みを捨てない不屈の精神、生きることへの執念と願望、人肉を食べることもそうだが、人は生きることを辞めてはならないのです。「生きてこそ」という主題でも有るメッセージが強く表されています。 |