6.チャップリンの映画は初期の短編こそドタバタ中心でメッセージ性は薄いですが、長編映画は、サイレントでありながら出演者の表情から声が聴こえてきそうなそんな感じがします。この作品は盲目で貧しい花売りの女性に対するチャップリンの無償の愛をひたすら応援したくなるような温かい作品です。勿論コメディな部分もあります。身投げしようと思ってた泥酔男を助けた部分(どんケツで落とされたりのお約束も満載)金を稼ぐ為にボクシングをする場面(レフェリーの後ろにリズム良く隠れてほとんど打ち合わない 笑)も本当に笑えます。それらの部分とヒューマンな部分が見事につながります。それらの展開全てが意味を持ち、そのまとまりこそが最後の部分の感動に繋がったのだと思います。(黄金狂時代鑑賞時に感じた2部構成のような違和感がこの作品にはありません)またチャップリンの作品は必ずしもハッピーエンドではないので初見時には本当にハラハラします、そしてハッピーエンドであってくれと心から願います。きっとどっちにも転ばせる事の出来るラストだったと思いますが、チャップリンが選んだこの映画の結末は私は大好きです、だからこそこれだけ皆さんからの評価も高かったんだと思います。ラストでチャップリンが女性を見つめる時のあの笑顔・・・、あれこそが究極の無償の愛の形ですね。これほどの名作に出会えて本当に良かったなと、幸福感を心から味わえた作品です。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2006-08-10 10:58:28) (良:1票) |
5.こんなに心があったまる映画って他に無いですよね。派手な演出もなければ言葉さえない、なのにすっごく心に迫るものがありました。 ラストのチャップリンのほほえみは一生忘れないと思う。 【BEAT】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-01 21:00:01) (良:1票) |
4.泣いてしまうけど、幸せな気持ちになるんですよ 【mason】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2005-10-31 23:35:05) (良:1票) |
3.チャップリンの映画で一番最初に見た作品。その後他のチャップリン映画を見るたびに、この作品は最後にとっておくべきだったと後悔すらした。 【R&A】さん 9点(2003-11-22 14:02:41) (良:1票) |
2.正直なところ、ギャグのシーンはそれほどすごく面白いって感じではなかったんですよね(ただ、ワンカットでジャッキー・チェンばりの複雑なアクションをやっているのはすごいと思います)。話も、まあベタといえばベタだし。でも、やっぱり泣かされてしまうんだなー。ラストシーンはもちろんですが、チャップリンが盲目の少女にお金を渡した後の台詞「行ってしまうのね―」「少しの間」というやり取りの後のチャップリンの表情が好きです。個人的にはラストは悲しい終わり方のほうがよかったような気もしますが、それでもやっぱり、いい映画ですね。 【ぐるぐる】さん 9点(2003-07-20 22:01:32) (良:1票) |
1.ラストが感動! 【すめ】さん 9点(2001-05-14 23:55:49) (良:1票) |