120.世界の黒澤世界の三船、あんたらサイコーです。 【ヒューマンガス】さん 9点(2004-01-24 13:42:50) |
119.宿場で志村喬を説得する人足、人の優しさに涙ぐむ。野武士を追いつめる村人の眼、「大衆」の心の持つ恐ろしさに恐怖する。人間は良くもあり悪くもある。計り知れない底知れぬ恐怖と全てを包み込む温かな優しさを兼ね備える。だからこその人である。ただの娯楽時代劇ではないこの凄みが、この映画の後味を爽快さだけに終わらせてくれない。 【紅蓮天国】さん 9点(2004-01-22 17:19:28) (良:1票) |
118.僕としては「羅生門」の方が断然いいです。メジャーすぎる。 |
117. 個性ある7人であるとともに、組織を形成する上での、鑑でもあります。 50年間賞讃し続けられてきて、さらに今後50年間後世に受け継がれていくに違いありません。そうなると、1世紀に渡って日本映画界に君臨することになります。まさに神のような存在です。神を越える、または神に近づける日本映画が生まれることを期待しています。 【映画の味方】さん 10点(2004-01-12 23:13:20) |
116. |
115.先日十数年ぶりに再度観る事になりました。すごいと思わずにいられない迫力。昭和29年という戦後の復興もこれからと言う時期に、勝ったのは農民だと言い切る志村喬の言葉は、敗戦の焼け野原から復興していく日本そのままであったでしょう。ラストサムライでハリウッド化された日本のサムライ像と比較するのも野暮な話ですが、真のサムライはこの映画にあり!と今こそ語るべきではないでしょうか? 【クルイベル】さん 9点(2004-01-08 10:57:53) |
114.うかつに評価できない、超ナイーブ作品。この作品に影響を受けた監督、役者、作品は数知れずなワケで、それ以前をほとんど見ていないが為、率直な感評価でいくと、作品・ストーリーに7点、久蔵に1点、時代描画に1点。菊千代は狙ったキャラとしか思えないので±0。面白い頃の日本映画ってのはこんな作品がたくさんあったのだろうか、と思える一品。 【もた】さん 9点(2004-01-08 03:26:34) |
113.以後、黒沢は結局これを超えることができなかったと思う。 映画の全てのエッセンスが詰まった作品。 絶対テレビの小画面でみて評価してはならない映画。 これこそ、シネマックスで大公開すべきだろう。 【うさぎ】さん 9点(2004-01-02 11:33:59) |
112.リアリティーはあったけど何せ長い。ビデオで見たが何故か途中で眠くなり何回かに分けてやっと見終わった作品。 【珈琲時間】さん 7点(2004-01-01 08:00:59) |
111. 弓道経験者が見ればわかるが、志村喬が弓を引く姿、美しいです。さすが黒澤、手抜きがありません。 【ロイ・ニアリー】さん 10点(2003-12-21 23:57:44) |
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110.全く長さを感じさせないシナリオ、個性的な配役、さすがに世界の映画の見本となっただけのことはありますね。果たして三船敏郎を超える俳優は出てくるのでしょうか?志村喬のカッコ良さも晩年の作品しか見てなかった私には衝撃でした。また、平八のようなキャラクターは、他の監督だともっとお笑いに走ってしまいがちですが、ちゃんと武士のわきまえを持っているところがいい。リアリティーに対するこういうアプローチが、黒澤作品の好きなところです。 【神谷玄次郎】さん 10点(2003-12-17 21:01:28) |
109.かっこいい!面白い!!日本映画の金字塔だと思います。
・・・ただ、一部の台詞が聞き取りにくいかも(笑)。 【もえたん】さん 8点(2003-12-17 01:24:23) |
108.ストーリー展開と映像的な迫力にはエンターテイメント大作にふさわしいハクがあったが、世間的な絶大な高評価には同調できない部分が残った。この手の何人かの個性的なキャラクターが団結して事に挑むという話が好きな私としては、もっと個々のキャラクターに焦点をあてて欲しかった。タイトルのわりの七人全員の印象は極めて薄く盛り上がりきれなかった。 【鉄腕麗人】さん 6点(2003-12-16 21:22:57) |
107.10点じゃ足りないくらい。面白い。なにもかもが素晴らしい。いつの時代も戦や戦争の犠牲者は農民や一般庶民なんですよね。野武士に親を殺された赤ん坊を抱き上げ菊千代が叫ぶ「こいつは俺だー」のセリフには泣けますね。 【ケジーナ】さん 10点(2003-12-14 19:16:34) |
106. |
105. 【虎尾】さん 9点(2003-12-13 00:33:29) |
104.おもしろい。私としては乾いた感じの絵なのに愛があるというふうに受け取った。風の音や映像が荒廃とか殺伐とした感じなんだけど、人の表情などに情がある。平和になってお百姓さんたちが歌ってるシーンはその前の殺伐とした感じと対照的な絵だ。 【yukaori】さん 9点(2003-12-08 03:00:35) |
103.巨匠の作品=良作という先入観があるので、それを決め付けないように見ました。侍も百姓も表情が良いですね。渋いセリフがぽつりぽつりあってそれが好きです。百姓は何言ってるか分からないところが多々あったけどそれは何となくで理解。野武士はというと、突っ込んで右往左往するだけで大して暴れないのが残念。侍が村の子供に白飯を分け与えるシーン、あれは侍ズルいですね。侍達がGHQに見えました。そこがマイナス。でも白黒だとか昔の作品だとかふまえても十分面白く楽しめました。 【VNTS】さん 8点(2003-12-06 15:36:27) |
102.「荒野の七人」との評価論争があります。まあリメークと本家の関係は難しいモノがあると思います。世間的な評価は高いようですが、わたし的には「荒野の七人」の方がずっと好きです。なぜか?それは私が単純バカなので、内面の葛藤を淡々と描写する黒澤の手法よりも、動きで魅せるジョン・スタージェスの演出方法の方が理解しやすかったからだと思うのです。雨の中の合戦シーンは、モノクロの効果もあって迫力ある映像になりましたが、首魁である勘兵衛の悟りきった態度に感情移入できず、菊千代の頑張りを観ても、客観的に外から眺めているという感じで、戦国時代の村に入り込めない気持ちが強くあるのです。それに対して、"荒野"の方は、メキシコの村に入り込めた気がしました。ブロンソンやコバーンが仲間のように思えました。これは個人的な感情なので、仕方ないことだと思います。批判めいたことを書いているように受け取られそうですが、時代劇として客観的に楽しめる作品だとは思います(・・・って、こんなこと書くと、黒澤天皇に対する”不敬罪”ですかね(汗))。 【オオカミ】さん 7点(2003-12-06 01:26:45) (良:1票) |
101.これこそ、傑作中の傑作。映画館で見たら、震えるやろな。。。 【TU】さん 10点(2003-12-03 04:10:29) |