《改行表示》 296.侍7人全員のキャラが立っており、不要な登場人物がいない。 百姓たちも、悲しい面だけでなく、捻じ曲がった根性など、ちゃんと人間の汚い部分も描いていて、素晴らしい。 3時間以上のかなり長い作品だが、テンポの良さ、意表を付く展開、登場人物全員に感情移入できるほどの、役者陣の名演技。 3時間が全くダレずに観賞できた。 三船、志村喬はもちろんだが、久蔵の何よりかっこ良さ!これぞ侍 という感じでした。 リアリティと、エンターテイメントのバランスが絶妙な、最高に楽しめる一本。 【おーる】さん [DVD(邦画)] 10点(2009-03-23 03:17:51) |
295.七人は紛れもなく侍であった。日本に生まれて本当に良かった。 【Kの紅茶】さん [地上波(邦画)] 9点(2009-02-14 01:11:54) |
《改行表示》 294.《ネタバレ》 リバイバル上映時、大学の友人達と集って観に行った思い出深い映画です。 映画館ではみんな一体感があっていい雰囲気。3時間半を長いなんていう人は 一人もいませんでした。休憩時間というのを味わうのも今はめったにないはず。 いい経験でした。 黒澤さんは、白黒の美しさに惚れこみ、カラー映画が珍しくなくなった60年代も ずっと白黒にこだわった監督です。炎上する水車小屋に菊千代が向かう際の 川面の美しさ。板の木目の感じのよさ。こんなところも観てくださいね。 そうそう、斬られる音は昭和29年版にはなかったんですよ。 【みみ】さん [映画館(邦画)] 10点(2009-02-13 23:57:52) |
293.もはや月並みなことを書きますが、3時間半が1時間に感じました。面白すぎて時間があっという間に過ぎていたのです。一人につきノート一冊分を費やしたという、キャラクターの造形がまずもって見事。最高の娯楽作!! 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-02-11 21:35:57) |
292.舞台演劇のような、わざとらしい仕草が多いのが、どうも受け付けられません。登場人物の挙動も、分かりやすく描きすぎていて、マンガみたいで深みが感じられません。戦闘シーンも、似たような場面が延々と繰り返されているという印象が強いです。散りばめられているアイデアが秀逸なので、飽きずに最後まで観られますが、他の作品と比べても、好きな作品とは言い難いです。 【かねたたき】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2009-02-08 02:49:28) |
291.何度見ても素晴らしい。まさに日本の誇りです。 【njld】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2009-02-07 23:50:26) |
290.《ネタバレ》 理屈抜きに引き込まれる脚本と演技だね。世界に影響を与え続けているのもわかる気がする。久蔵はやはり格好良すぎるなあ。 【noji】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-01-03 13:22:48) |
《改行表示》 289.《ネタバレ》 普通なら白黒の上、七人もいれば誰が誰だかわからなくなってもおかしくないはずだが、しっかりと一人ひとりに個性があり、入り込みやすかった。 そして、アジト襲撃やクライマックス村の防衛などの戦闘シーンは迫力満点で、これほど人を引き込む作品もめずらしい。 上映時間が長くモノクロなため、敬遠する人もいるが、この映画は一見の価値がある。 【甘口おすぎ】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2009-01-02 23:45:34) |
288. 下手なCGよりも大迫力でした。 【ファンオブ吹石】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2008-12-28 03:08:46) |
287.すごい。もう誰にもつくれっこない完成度。ワイルドな菊千代にはすごいエネルギーがある。欲を言えば、後半にも冒頭にあったようなスローモーの画面がほしかった。 【ジェイムズ・ギャッツ】さん [CS・衛星(邦画)] 10点(2008-12-12 22:40:52) |
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《改行表示》 286.《ネタバレ》 レンタルで見たら台詞が聞き取れないので字幕で見ました(汗) 初めて見たのは10年近く前になるんですね。 白黒の生み出す泥臭さというか、農村の退廃的な荒れ具合がそのときはたまらなく嫌で、もしかしてこのまま絶望的な世界で絶望的なラストを迎えてしまうわけ?と食い入るように見ました。 ラストの絶望も希望もないが、それでも残った侍の人生は続くやるせなさが良かったです。 面白かったなぁ。 もしかしたら、白黒にも退廃的な雰囲気の映画も好みになった今、もう一度見たら全く印象が違ってくるのかも知れません。 【黒猫クック】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-23 01:03:57) |
《改行表示》 285.《ネタバレ》 菊千代が敵の大将を執念で追い詰めるシーンに魂が震えました。 今でも頭に焼き付いています。 【osamurai】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-09-10 14:09:56) |
284.《ネタバレ》 気に入った登場人物が皆死んでしまった(T_T)設定やストーリーから言って人死にが出ないのもおかしいけど寂しい…。あと、勝四郎と志乃の恋が「女っ気やロマンスも必要でしょ」くらいの理由で入れてある感じで、見ていても別に和みもときめきもしなかったのは残念。でも、全体的にはさすが傑作と言われる作品だと思いましたね。面白かったです。 【しぎこ】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-09-07 20:39:09) |
《改行表示》 283.高校のとき完璧な映画を観た。 俺にこの映画を表現する言葉も経験もなかった。 ただただ圧倒された 【准将】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-08-19 17:53:13) |
282.《ネタバレ》 世の映画には3時間を超える大作がたくさんあるが、その中でもその長さをほとんど感じさせない作品。ストーリーは1分あれば話せるが、この濃さは観なけりゃわからない。作品から溢れ出る力強さは他では味わえないはず。そして、何より三船敏郎と志村喬の存在感。脇も頑張っていたが、この二人は別格。本当に世界に通じる俳優だっただろう。この映画は是非後世に残していきたい。 【TOSHI】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-08-17 10:20:10) (良:1票) |
281.映画の見方を変えてみました。ストーリーではなく雰囲気を楽しむのなら、この映画は戦国の泥臭さと血なまぐささを感じられる白黒映画とは思えない傑作だと思う。江戸時代の時代劇は何か綺麗になって匂いが消えてしまっているものが多いしね。 【はち-ご=】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2008-08-13 13:20:59) |
《改行表示》 280.初めて観たのは中学の時。 周りに黒澤や昔の映画を観てる友達なんていなかった。 ビデオだったから余計に映像は観づらく台詞は聞きづらく、時間は3時間。 先日DVDの字幕を観て初めて、こう言ってたんだぁ。とわかった台詞も沢山あった。 だけどめちゃくちゃ面白かった。 日本に生まれたことを誇りに思った。 一番最初にDVDを買った作品。 【祥子】さん [ビデオ(邦画)] 10点(2008-07-26 15:33:15) |
279.やはりいつ見ても名作ですね。 【午後のコーヒー】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2008-07-22 05:26:41) |
《改行表示》 278.《ネタバレ》 長時間ものなのに一気に楽しめました。 人間もよく描けていたし、脇役の活躍も見事。 ただ、あのだらだらとした恋愛のやりとりはどうだったか、ちょっと冗長だと思った。 あれは全部カットしていい。それでなくても尺が長いんだから。 あと、「休憩」だけを延々と写し続ける10分間は必要だったのかな。 当時の雰囲気は伝わるかもしれないけど、微妙だった。 有名で名高い戦闘シーンだけど、あらもいろいろあった。 たとえば勝四郎が、柵を上って逃げる野武士のわき腹を下から突き刺すシーン。 刺さってないし、服も切れてないし、なんでアレでやられているのか不思議。 また、種子島に撃たれた菊千代が撃った相手を切り殺すシーン。なんで鉄砲を持ったやつはとっとと逃げないでさされるのを待っているのか。またさされた後、端から転落するが、カットのつながりが不自然。 尻を刺されただけで死んだやつもいる。 このあたりは作り方が残念だった。 一方、あまり話題にのぼらない米の飯を突き出して侍を説得する人足とか、琵琶法師、与平の表情、息子のかたきうちをするばあ様の無表情、逃げ惑う野武士のそれぞれの姿など、リアリティ満載、雰囲気たっぷりの名シーンも数々あった。 うまいなと思ったのは、菊千代の名前の由来のシーン。物語の設定されている年代、菊千代の履歴が偽者であること、千代という単語がどういう意味を示すのかを知らない無学(つまり百姓)なキャラクター、半端者、偽者のキャラクターイメージ、いろんなものが見えてくる仕掛けになってる。 それから、侍の側も4人死亡する。これもリアリティに寄与。 この作品を参考にしたという荒野の七人は、このあたり能天気でいささかしらける。 何度見ても見飽きないと言う点で、やはり「名作」かもしれない。 【ひであき】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-07-15 05:37:54) |
《改行表示》 277.確かに面白いし、エンターテイメントとして傑作だとは思いますが、明らかに詰め込みすぎでしょう。ロマンスやらなにやら入れる必要があったのかな? 単なるハッピーエンドに終わらないラストシーンが印象的です。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-28 23:43:35) |