1. 撮影中、主演のジム・キャリーは早朝から特殊メイクの工房に呼び出され毛むくじゃらの重いスーツに、視界の悪いコンタクトレンズ、顔を覆う特殊メイクだけでなく義歯を口に入れたまま一日を過ごすという生活を三ヶ月間も余儀なくされた。
これはストレスが溜まっても仕方のない環境で、一度は撮影中にブチ切れて顔のメイクを剥ぎ取ると、楽屋のトレーラーに逃げ帰った事もあると言う。 それだけでなくキャリーは不機嫌な時に監督のロン・ハワードに向かい「自分も毛むくじゃらのスーツを着て1マイル歩いてみろ」と嫌味を言った。
ある日、ジム・キャリーがメイクを受けているトレーラーに他のグリンチが現れた。 そのグリンチの中身は監督のロン・ハワード。 責任を感じた監督は、一日中ジム・キャリーと同じメイクで仕事をする事を決めたのだった。 【マイカルシネマ】さん (2006-03-23 09:45:03)
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