61.《ネタバレ》 そうか、この映画は復讐のストーリーだったのかぁ。そう考えると主人公の根性っていうのに畏れいってしまいます。刑務所内で、居心地のいい空間が作られているのに、えっ?なんで脱走なの?と疑問符が飛んでいたんですよね。だから、リタのポスターの裏側の空洞を見たときに、唐突であれれ〜まさか、こうなるとは!!!と思っちゃったんですよ。それが「復讐」という一言でしっくりきました。ありがとうございます↓【南浦和で笑う三波】さん。えっと、この作品については語られまくっているので、もう何を書いたらいいのかわからないのですが、私の好きなシーンを一つ二つ紹介します。(1)刑務所屋上(屋根か?)でビールを飲むシーン (2)図書館を作ってしまうシーン (3)裏帳簿が見つかるシーン かな。 【元みかん】さん 7点(2004-04-24 22:45:29) (良:1票) |
60.《ネタバレ》 以前見たときは、期待が大きすぎて期待してたよりは面白くないし感動しなかったと記憶しています。しかし、最近もう一度観てみたら、良かった。ただそんなに簡単に脱走できるのかい?とも思ったし、多少、現実に置き換えると納得できない点はありますが、それを言ったら映画は作れないか・・・ |
59.「ほら泣いてみろ」といって泣かせる類いの映画でないことは認めますよ。型にはめて作者=演出家の手のなかで、視聴者を泳がせるってのは、最悪の人権侵害だと思うからです。良質の映画の多くは、ある程度の自由度があって、だけどストーリーや演出が破綻しないギリギリのところで踏ん張る行為そのものですもん。しかし、本作は、せいぜい普通の心温まる映画。脱獄犯のティム・ロビンスとモーガン・フリーマンの男の友情以外には、記憶に残らないです。いわゆる「いい映画」だとは思いますし、ケチつける気はないけれど、何回も見たいほどのものではない。 |
58.本当に申し訳ないのですが、皆さんがおっしゃる程感動出来ませんでした。脚本だって良いし、それなりに面白かったのは確かなんだけど、やっぱり【泣けない】んですよ。そもそも皆さん、ラストでアンディが脱出し、雨を浴びるシーンに凄く感動したという意見が多いですが、あの刑務所がアンディにとってそこまで息苦しい場所だったとは思えないです。どうせなら、もっと看守とか所長によってバンバン虐待されて、それで何十年間も囚人から犯され続けて、そういう風な過激なシーンをもっと増やしたら・・・・。ってそれじゃあ映画の質を落としてしまうかもしれないですね。好きな方、本当にごめんなさい。 |
57.なにか教えてもらった気がする映画。「シャーシャンクの空に」のシーンがよかった 【ALEC】さん 7点(2004-04-07 17:07:30) |
56.何回見ても、雰囲気・レッドの語り口が好きになれない。 私がどっかおかしいのかは分からないけれど全く感動しなかった。 【山本りんだ】さん 7点(2004-04-06 23:27:57) |
55.まわりが言うほど感動する映画だとは思えない。私は、友情より親子愛や恋愛ストーリーに感動するほうなので…。 ティム・ロビンスはこの映画より「ミスティック・リバー」の演技が素晴らしいね。 【T橋.COM】さん 7点(2004-03-31 13:02:22) |
54.普通に良い映画。ちょっぴり感動。ショーシャンクを上空から映した映像が心に残った。 【まるばな】さん 7点(2004-03-31 12:19:14) |
53.《ネタバレ》 刑務所限定の、非常に特徴的な“ピンポイント大河ドラマ”となってい ました。空間的な広がりを<横展開>、時間の推移を<縦方向> として、映画を敢えて彫刻のような「立体物」として捉えてみる と、この特異性が明確になります。 この映画は、面積や距離という<横展開>が全く期待できない刑 務所という“点”が、20年という長い時間軸を<縦方向>に移動 した結果生成される、“針のように細長い”実に奇妙な“カタチ” をしているのです。この極細な外観を形成する「刑務所の壁」 が、結果的には「経験」という人間の内面的な広がりをも否定し てしまう悲劇に、強く心を動かされました。「刑務所の壁」は長 期の隔離により、“娑婆(シャバ)”での常識(日常慣習・対人関係・ 社会システム)を脳内から一掃し、刑務所だけでしか通用しない 「非日常的で非常識的な常識」に囚われた、“廃人”を量産していたのです。仮釈放者の人生は、この映画と同じ脆弱な極細形状を 成し、彼らの消え入りそうな存在感は、高層の針(極細の<縦方 向>)のテッペンで、爆発的に膨張する<横展開>(“娑婆”で の常識)という重い十字架を背負い、危なげなバランスを取る道 化師になぞらえます。偏見・差別・疎外感という強風により、今 にも転落しそうな情況にあったのです。 (ロープを首に巻き付け、極細の人生から飛び降りたブルックス という存在もいました...。) 主人公達が目指す場所はこの危険なアメリカ社会ではなく、“記 憶の無い海”なのです。“娑婆”の致命的な点は、刑務所での偏 重した極細の<縦方向>が、危険な“位置エネルギー”へと転換されることですから、「記憶の無い→過去が問われない→時間軸< 縦方向>の極細形状がリセットされる」と解釈するならば、“記 憶の無い海”は彼らの危機状況を構造的に是正できる、聖なる場所 だったのです。 ラスト近く、この映画の全貌が、実は極細ではなかったことに驚 愕します。極細の<縦方向>から、直角に横方向に伸びる、見す ぼらしく、しかしながら強い意志を持つ“抜け穴”が水面下で形 成されていたのです。それは一瞬だけアメリカ社会に通じ、遥か “記憶の無い海”へと直結。 穏やかに広がる<横展開>と豊かに熟する<縦方向>。 忌まわしき過去を払拭するべく、今、人生がこの海から再生して いくのです。 【マーク・レスター】さん 7点(2004-03-28 01:03:16) (良:2票) |
52.《ネタバレ》 主人公が刑務所の中でしだいに自分の立場を築いていく展開は、原作どおりですが、よけいなエピソードを加えすぎた感じもします。基本テーマも、原作で感じたのは鮮やかで衝撃的な脱獄ですが、映画は自由と生きることへの賛歌になっており、別物として観ればなかなかの作品になるかもしれません。特に、仮出所しても自分の居場所を見つけられず自殺する受刑者のシーンは、さりげなく描きながらも、人間はいかに環境と習慣に束縛されて生きているかを物語り、心に重く響いてきます。 【パセリセージ】さん 7点(2004-03-15 19:21:22) |
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51.公開当時に映画館で見ましたが、普通にいい映画でした。正直いって、あんまり印象には残らなかった。どっちかっていうと、ケチつけにくいソツのなさが先行して、心を動かされるっていう感じではなかった。本サイトも含めて、10代・20代の方々が多く参加してそうな映画ランキングなんかでこの映画が、かなりの上位にあるのを見ると、なんか妙に自分の「歳」を感じてしまうという意味で悲しい映画です。 【ころりさん】さん 7点(2004-03-12 13:31:48) |
50.(グリーンマイルからの続き・・・)他に何かいい作品ないの?としつこく友人が聞いてくるので、うぅ~んと悩み、無理に超話題作勧めなくてもいいか・・・そうだ単館上映系の作品もたまに見てたな、これだこれ!「ショーシャンクの空にっていう、凄い評判の作品があってね、グリーンマイルと同じスティーヴン・キング原作で同じく刑務所が舞台なんだけど・・・」と勧めたら、「もう刑務所ものは勘弁してくれる?」と速攻で断りのメールがきた。それ以降この友人と映画の話をすることもなく、これが原因ではないと思うけど縁が切れてしまった。内容よりも設定とか舞台で観る作品を拒絶する人もいるんだな、と学習した。このようにして、彼女は万人が支持する感動の名作を見逃すことになった訳で・・・ってか私の選び方が悪かっただけだね。いや~映画の好みってホント千差万別、難しい。(完) 【宝月】さん 7点(2004-02-20 15:24:13) (笑:2票) |
49.普通にいい映画です。 【pani】さん 7点(2004-02-18 14:09:33) |
48.《ネタバレ》 よくできた映画かと思うけど、同じ監督の「グリーン・マイル」と同じで、小説の映画化以上のものではない感じがしました。ストーリーのアラもそのまま…主人公が幸せを得る方法として、どうしても納得いかないです。単なる穴掘り。 その後のコメントを観ていて気づいたのですが、高評価している方がよく「希望を持って生きること」の大切さ、を感じたようです。そして僕も同じように感じたんですが、ただそこで期待した解決が「自分で脱獄すること」ではなかったのだと思います。何か神秘的なほどの偶然で釈放されるに至るとか、を期待してました。 |
47.清清しい気分になるが時間の流し方が下手で老けメイクも無し、20年間あんな穴掘ってたらバレるだろって感じですがアンディの人柄もあってか長時間の作品で特に疲れも無く感動出来た。 【am】さん 7点(2004-02-05 22:20:57) |
46.調査の結果、高、高、高、高、低、高、高...高、高、高、高、低、高、高....というレビューリズムを持つ映画だということが判明した。 |
45.キング作品は原作先に読むパターンが多いので、僕の場合勝手に膨らんだイメージを、映画が打ち破りにくいのかも知れません。もう少しダーティーな感じの方がイメージに合ったかもとは思いますが、作品は面白かったと思います。僕の期待との差分でこの点です。 |
44.アンディーのクールさがとても気持ちいい映画でした。かなり長い期間にわたる話しなのにほとんど老けていかないのに少しひっかかりながら観ていましたが、まぁいいでしょう。アンディーとレッド一味が仲良くなる契機となった屋根でのビールがとても美味しそうだった。いい作品なのだがパンチが弱いかな? 【epitaph】さん 7点(2004-01-28 20:56:50) |
43.映画の面白さについては、ケチの付けようがないです。多少腑に落ちない展開(刑務所の壁ってそんなに簡単に掘れるの?とか)はありましたが、そんな小さな粗はどうでも良いくらい良く出来た映画だと思います。はっきり言ってラストシーンには感動もしました。私にとっての問題はこの映画自体にあるのではなく、この映画のスタイルにあります。つまり「結論明示的」で「鑑賞者を意識した映画」というスタイルです。鑑賞者に迎合することを第一義に考えているため、作家性というものがあまりなく、作り手の顔が見えないわけです。この手の映画ばかり評価されるのは、映画自体の可能性を制限してしまっているように感じます。絵画や文学などと違って、映画はそもそも大衆娯楽として誕生しただけに仕方ない部分もありますが、例えば同じような過程を辿ってもっとスタイルが多様化しているポップミュージックのように(ブリトニーからレディオヘッドまで、ロギンス&メッシーナからピンクフロドまで)、映画ももっと多様化して欲しいものです。 |
42.この投稿数でこの点数は驚異的ですねー。確かに良く出来た映画だと思いました。主人公は頭切れますね。でも自分があの立場だったらと思うと辛くて仕方がなかったです。しかし告発やロックアップとかもそうですけど刑務所長っていい人いないんですかねぇ。 【ヒューマンガス】さん 7点(2004-01-24 14:32:53) |