8.昨日、テレ東で放送されているのをひさびさに観たんですが、なんと吹き替えが最初期の「石田太郎と下条アトム」バージョンなんですよ! 私なんかが昔テレビでこの映画を観たときは当然「石田太郎と下条アトム」バージョンだったわけですが、その後見かけるバージョンはエディは山寺宏一(まぁ持ち役ですからね)、ニックノルティはだいたい大塚明夫のバージョンなんです。 そんな中、2020年の今テレ東で放送されたのが最初期の「石田太郎と下条アトム」バージョン! いやぁ懐かしい、これですよこれ。
もうこれ映画本体の感想でもなんでもないんですが、なんか原点を見た感じでめちゃくちゃうれしかったのです。 えぇうれしかったんですよ。
こういう映画の楽しみ方もあっていいですよね。 【あばれて万歳】さん [地上波(吹替)] 7点(2020-03-05 13:08:14) (良:2票) |
7.《ネタバレ》 此度再見してみて、エディ・マーフィ演じるレジーの登場が結構遅かった事に驚きました。 全編出ずっぱりのような印象があったのですが、それだけ彼のキャラクター性が際立っていたという事なのでしょうね。 彼のデビュー作であると同時に、出世作となったのも納得。
相棒であり、本作のメイン主人公となるニック・ノルティ演じるジャックも、これまた良い味を出しているんですよね。 陽気な黒人に対する無骨な白人という組み合わせであり、如何にもな強面なのですが、恋人である女性には押しが弱く、情けない姿を見せたりするのが憎めない。 バディムービーのお約束として、本作にも「いがみ合っていた二人が仲良くなった事を示す場面」が存在する訳ですが、その際のカタルシスも大きかったです。 「あの」気難しくて頑固な警官のジャックがレジーを庇ってくれた、という形だからこそ心に響いてくる訳であり、その辺りは上手い。
一方(そこまで心を開くほどの交流があったかな?)と思わせる面もあったりして、そこは残念。 当時は未だ「白人と黒人によるバディムービー」というジャンルが確立されていなかったがゆえの未成熟さというか、ぎこちなさのような物があるんですよね。 敵方にもインディアンというマイノリティを配し、主人公コンビと対にしているのですが、その事を劇中で活かせていない感じなのも、ちょっと勿体無い。
最後に大金をせしめるエンドに関しては、ジャックも模範的な警官ではなく、清濁併せ呑むタイプとして描かれていただけに「まぁ、良いか」と納得出来る範囲内。 レジーが終始「ずっと刑務所にいたんだから、女を抱きたい」と訴えるも、お預けを食らい続け、最後の最後で本懐を遂げられた形なのも、後味の良さに繋がっていたと思います。
期待通りの楽しさを提供してくれた、良い映画でした。 【ゆき】さん [DVD(吹替)] 7点(2017-10-04 03:37:22) (良:1票) |
6.こういう黒人と白人の2人が行動を共にする映画って昔からありますが、 本作はやっぱりエディ・マーフィーのキャラが抜群にいいですね。 ハードボイルド・アクションとしてもいいですが、エディのおかげで適度にコメディタッチ、 尺も短めでテンポもいいのでサクッと気軽に見ることができるバディ・ムービーです。ウォルター・ヒルはこの頃が一番良かったかな。 以前はテレビの「○曜洋画劇場」でよくやっていたので何度も見ている映画ですが、何度見ても面白い、よく出来た映画だと思います。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-02-18 21:28:49) (良:1票) |
5. テレビの吹替えで見たときと、字幕で見たときでは全く印象が違う映画です。 字幕で見るとエディ・マーフィーが普通に見えます。 今回は字幕で観賞。インパクトが薄く、コメディ要素も中途半端に感じられました。(それでも楽しめる映画ではあるんですが) 48時間という時間設定はナイスだと思ったのですが、タイトルになるほどその設定を活かしきれていないのが残念でした。 つい、もっともっと面白くできそうだと思ってしまい、物足りなさを感じました。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-10-09 13:22:02) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 単純に面白い! おまけにこれがエディ・マーフィのデビュー作とは思えない(20歳ぐらいか?でもあんまし今と変わらない気がw) もうすでにこういうキャラが確立されてますね(感心) 荒くれ白人刑事を好演してるニック・ノルティ ある意味犯人より怖い(笑) 白人・黒人コンビ刑事ものって、いまやいーーっぱいあるけど これが元祖か? 無駄にストーリーを広げずにコンパクトにまとめた良作だとオモイマス 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-08-24 09:40:19) (良:1票) |
3.当時の刑事物の中でも抜群の切れ味。今では当たり前のデコボココンビですが、人種・体格・性格・そして立場のまったく違う二人のキャラはついコメディのみになりがちですが、中盤からどんどんシリアスになってくる絶妙なバランス。サタデーナイトライブで人気爆発の若手コメディアンのエディ・マーフィーのシャープでスタイリッシュなキャラを、斧かナタの如く無骨で男くさいニック・ノルティが引き上げていきます。しかし、それだけでなく、最後はしっかりその斧が本気になったときの非情さで締めくくります。48時間制限の緊迫感が足らないとの意見もありますが、それは後の映画の後出しじゃんけん的要素かと。でも今見返すと、48時間たてば誰かが死ぬような追い詰められての捜査ではないところがミソ。ふたりの心意気が犯人を捕まえたいという前向きな姿勢に昇華しているからこそラストの心地よさに繋がっています。また、全編を通してジェームス・ホーナーの音楽がすばらしい。クライマックスはもちろん、ポルシェ追跡でのスチール・ドラムを取り入れた音楽はさらなる緊張感を生んでいきます。 主演二人以外の俳優人もその後の活躍を考えると、まさにインパクトを残した作品といえます。悪役のジェームス・レマーも当時としては相当ワルの部類に入る役をしっかり演じています(奥様は日本人!息子さんは日本でモデル活動)。そのほかにももう一人の悪役、ビリー役のソニー・ランダムはその後プレデターに上半身裸で頑張るし、ニック・ノルティの目前で殺される同僚刑事のジョナサン・バンクスは今やがっしりとした体躯で名悪役に成長。ノルティの彼女はスーパーマンⅢでクラーク・ケントの初恋のラナ役のアネット・オトゥール。さらにまだ脇役の一人だったノルティの相棒刑事キーホーにはブライオン・ジェームス。確実にキャリアを積み重ねブレードランナーをはじめインパクトある悪役に。その目覚ましい活躍のあまり、8年後に作られる本作の続編では、最初から「何かある」フラグが立ちっぱなしでした。 公開後何度となくテレビ放送された本作。吹き替え版もいくつも制作されました。エディのはまり役は山寺さんですが、本作はコメディ色なし。チンピラでありながら切れ味あるキャラはやはり下条アトムさん、不器用とかわいらしさのニック・ノルティに石田太郎さんはやはりダントツです。ポルシェ追跡で「900ドルのスーツを着てもお前なんかもちっとも品なんかねえだろ」と毒づくノルティにエディの一言「でもかっこいいだろ」がしびれます。 やたらスケールばかりが大きくなった最近の作品に比べれば小粒な印象を受けるかの知れませんが、このテンポやバランスのよさは後世の作品に相当影響を与えている点で名作といえるのではないでしょうか。 【やしき】さん [地上波(吹替)] 10点(2007-12-26 00:35:31) (良:1票) |
2.『何でアメリカ人に生まれてこなかったんだ!と後悔する映画ベスト3』のひとつに入ります。なぜか本当に素直に「アメリカ人って、かっこいいな~。」って思えてしまう映画。ちなみにあとの2つとは、『サブウエイ・パニック』と、『コルベット・サマー』です。 【新加坡指令】さん 10点(2002-12-16 22:34:03) (笑:1票) |
1.ニック・ノルティって2枚目ではないけどクセがあってあたしは好きな役者なんですが、エディー・マーフィーと実にいいコンビなんだよね。決して派手な映画では無いし、アクションもちょっと昔風のポリスアクションって感じなんだけど、それがノルティに合ってて良かったと思う 【奥州亭三景】さん 7点(2001-12-01 15:53:17) (良:1票) |