ニック・ノルティが犯人・ジェームス・レマーを撃つラストシーン。エディ・マーフィを盾に挑発する犯人に、何の躊躇もなく銃を撃ち放つ。このときの構図がすごい。普通は銃を撃つ方向にスペースをあけるが、この映画はニック・ノルティの背後にスペースをとっている。このアンバランスさが見事。すわりのいい構図ではないことがかえって緊迫感を生んでいるのだ。
【やしき】さん (2008-04-29 12:30:29)