5.ヒッチコックの初期作品。スパイを題材にした、主人公巻き込まれ型のストーリー。 このパターンは、もうこの頃から得意分野だったのか、シナリオ、演出ともに、 それほど古さは感じさせない。多少のテンポの悪さはあるけど、オチがとても切れていて、 サスペンス、推理要素ともに、十分楽しめた娯楽映画だった。う~ん、うまい。お薦め。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-16 16:35:22) |
4.ボリューム的にはテレビドラマを見ているような感じで、少し物足りないです。いまいちゾクゾクする展開に欠けていました。 ヒロインはその後眼鏡をかけてくれませんでしたが、それも一因です。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 6点(2010-04-14 21:11:13) |
3.《ネタバレ》 スピルバーグより、黒澤明より、先に覚えた映画監督の名前は、アルフレッド・ヒッチコックでした。極上のサスペンスの中にユーモアのエッセンス。そしてロマンス。エンターテイメントはかくあるべきと思いました。小学生の頃の話。本作は名作『北北西に進路を取れ』の原型と聞き、CSにて鑑賞しました。確かにヒッチコック作品に間違いない。でも粗さが目立ちます。洗練されているとは思えない。一番の難点は主人公に感情移入し辛いことでしょうか。無実の罪を晴らすために何をしたらいい?それが物語のキモ。でも自分なら途方に暮れると思う。事件解決のためのヒントや道標が圧倒的に不足しています。女スパイの地図は手に入れた。其処まではいい。目的地は決まりました。でもその後が続かないのはツライ。成り行きに身を任せるだけでは、ワクワクよりも不安が募ります。サスペンス一辺倒ならそれもいいですが、本作が目指すであろうエンターテイメントでは物足りないと感じてしまう。脚本に肉付けが欲しいと感じました。例えるなら、ピースが幾つか欠けているジグソーパズルの肖像画。その絵が“何か”は分かるけど、完成品としては今一歩。贅沢な意見を述べました。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-10-24 19:19:55) |
2.追っているのか、追われているのかこの目まぐるしく立場の変わる緊張感。列車の逃走シーンをはじめ後世の映画に対する影響でかいでしょうね。演説シーンはチャップリンの独裁者に影響与えてるんじゃないのって感じです。 【亜流派 十五郎】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-11 17:47:09) |
1.下で【ぷりんぐるしゅ】さんがおっしゃっていますが、すこぶるテンポが良い。疑惑、葛藤、焦燥、駆け引きなどの言葉が頭に浮かんできました。 【mhiro】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-06-12 10:05:22) |