2.《ネタバレ》 ”ハーベスター”の手が『ARMS』というマンガのキャラの手にそっくりだったので個人的にそこでちょっとテンション↑ ストーリーの世界観も好きな感じでした。最初は夢の夢のそのまた夢の・・・って感じに死ぬ(起きる)度に徐々に目が覚めていって、最終的に現実世界に到達する的なラストを想像したのですが、実際は死ぬ度に別世界が作られるという結構そのまんまな展開でした。その世界も敵方のメディアさんが作ったって言ってましたが、それならもっとハーベスターの都合の良いふうに作れなかったのかなとか疑問に思いましたが。 あとはイアンとジェニーの特殊性が最後までぼんやりしていたのが少し残念。イアンはハーベスターの中でどんな立場にあってどういうふうに強かったのかとか、ジェニーがどういった点で特別だったのかとか、漠然と「愛」とか言われても視聴者には伝わらない。 単品モノの80分映画なので詰め込む余地も無かったのかもしれませんが。
どうでもいいですが”死ねないけど痛い”とかサザンアイズの尤とか思い出したり、腕の剣は冒頭のマンガのこと思い出したり、個人的にはそういうマンガみたいな設定が面白かったです。逆に気になる人もいるかもしれませんが、見てて面白かったので私的には◎でした。 【TANTO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-07 11:47:47) |