6.前半は美男と美女による〝いかにも〟な接近戦。まあ芽生えるんでしょうねぇとシラけた気分で見ていました。面白いのは後半から。スパイとしてのハラハラと、嫉妬のメラメラが重なって、なんとも興味をそそるサスペンスになっています。死と背中合わせのわりに緊張感は今ひとつですが、三者三様の〝目〟の演技がいい感じ。口ほどにものを言う目に、言葉の壁はありません。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-01-19 23:17:19) |
5.アクションやヒッチコックお得意のユーモアはほとんど無いスパイサスペンスではありますが アメリカの諜報機関と南米に逃亡しているナチスの残党というサスペンスの構図は 第2次世界大戦終結間もない頃という本作が制作された時代背景を色濃く感じさせます。 サスペンスよりもケイリー・グラントとイングリッド・バーグマンのメロドラマに軸足が置かれていますが グラントのらしさがあまり感じられず、むしろラストシーンの後に厳しい運命が待ち受けているであろう敵役のクロード・レインズが印象的。 コーヒーカップ、鍵。本作でもやはり、サスペンスを盛り上げるヒッチコックのちょっとした小道具の使い方には唸らされます。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-01-15 21:37:57) |
4.話というよりも、ヒッチコックの映像演出がひたすらに冴え渡る一本。有名なキスシーンの長まわしから俯瞰ズーム、影の演出など、楽しんで撮っている様子が浮かんできます。悪役のマザコンは後の「サイコ」に受け継がれているし、見所に事欠かない良作。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-09-21 21:22:50) (良:1票) |
3. 【STYX21】さん 7点(2003-11-16 02:29:01) |
2. 当時のハリウッドが敷いたコード(キスは3秒以内!)を逆手に取り、ケーリー・グラントとイングリッド・バーグマンに延々2分以上も濃厚なキスシーンを演じさせたヒッチコックの演出マジックを存分に堪能出来る稀有な映画として…7点!!でも、ハッキリ言って見せ場はソコだけ(^^)。どうやって撮ったか?ソイツは観てのお楽しみ♪ 【へちょちょ】さん 7点(2003-01-28 03:58:25) |
1.ヒッチコックお得意のスパイものラブロマンス。傑作とはいきませんが、キャストも含めて見所は多いです。 【プリン】さん 7点(2001-02-15 13:29:39) |