6.例え記憶を無くしても約束をきっちりと果たす。まさに男の生き様でしょう。 月夜の銃撃戦は芸術的ですね。それと、原題よりも邦題の方が素敵だね。 ストーリー的には、『エグザイル-絆-』の方が面白かったなぁ。単なる復讐だけではなく、もう一枚カードがあればもっと面白くなったと思う。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-05 01:33:53) |
5.《ネタバレ》 東洋人と西洋人が映画の中で絡むと不協和音が生まれがちなので心配していたが、ラテン系だとそうでもない。というか、本作では異邦人ということが、記憶が薄れていくことと重なってイキている。すべての人間社会にとっても異邦人になっていきつつあるということ。ラストシーンがテーブルでニコニコしている主人公なのにはちょっと肩透かし感があったが、あれはつまり孫の記憶が完全に消え去って、その代わりに孫のような子どもたちと団欒をしている映像が入り込んできた、って感じなのだろう。ジョニー・トーらしい丁寧さが出たのは、銃撃戦よりもスパゲッティ食べながらの銃を巡るやりとりのとこ。しだいに男がただものではないと分かってくるあたり。サッと投げられる皿の気合い。その皿の行方にただのシェフでない証明があり、その皿は後のシーンのリング状のフリスビーにつながっていく。そしてゴミ捨て場での銃の試し撃ち、自転車がカラカラと動いていくとこ。記憶が消えていく男との約束をボスとの契約より優先するって「男の美学」は分かるんだけど、ちょっと命を粗末にしすぎてないか。ゴミの野での銃撃戦にもう一工夫ほしかった。ボスの卑劣さを観客に得心させる描写にも。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-06-20 10:25:50) (良:1票) |
4.男の美学。たまらんです。渋い「男」の映画は、自分の映画鑑賞歴から行くと、サムペキンパー、ウォルターヒルから始まってます。ペキンパーは暴力、ウォルターヒルは喧嘩。テーマは違いますが、みんな好きな映画監督です。キネ旬のベストテンに入っていた「エグザイル」からこの監督作品を観はじめましたが、はまってみようかなと思ってます。何か気を抜きたい時に観る娯楽映画としては、この監督作品なら安心して観ることができそうです。 【トント】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-04-08 05:27:14) |
3.《ネタバレ》 息を呑むほどの緊張が張り詰めた芸術的銃撃シーンは言わずもがな、ジョニートー・メソッドとも言える場面が目白押し。終盤がやや物足りないのが惜しい。 |
2.《ネタバレ》 いやー、やっぱり渋い世界ですね。ジョニー・トーの世界です。いつもの俳優陣+α、いつもの音楽といつもの照明。今回は枯れ葉とゴミが舞いそして満月が悟りを一瞬の啓かせてくれます。(ラスト無事帰れる謎はここにあり?(笑))次回作また早く観たいです。 あ、邦題、かっこいいけど長くないですか? 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-14 00:09:51) |
1.キーワードは「復讐」と「殺し屋」。私の大好きなジャンルです。最後まで緊張感の糸が切れることなく、大満足の出来でした。公開館数が限られているのが残念ですが、一般受けして大ヒットするような映画ではないので仕方ないですね。映画館に足を運べない方はDVD化されたらご覧になって下さい。この手の映画の好きな方に、お勧めです。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 7点(2010-05-22 01:25:11) |