1. 作中で取り上げられている映画には暗喩があると思われます。 下記の小ネタはwiki等にも記載されているので
・「土と兵隊」 1.原作者火野葦平は戦意高揚の目的で軍部より依頼を受け、従軍作家として「麦と兵隊」等の著作を残す。 但彼自身は日本軍部の暗愚な対応 (特にインパール。この辺は朝ドラ「エール」でもやってましたね)に絶望しており 帰国後軍部にありのままを報告するも完全に無視された挙句、戦後「戦犯作家」としてのレッテルを張られる事になる。
2.「乳母車(’56)」「日の当たる坂道(’58)」で勇名な田坂監督。彼は1945年招集され広島で被爆。 闘病生活の末復帰し1974年(この作品の公開時)に逝去。
・「土」 内田監督の満州移住と戦後も約10年もの間帰国できなかった事は有名
予算がなかったので同じ日活映画からしか借用できなかったらしいのですが、もっともっと戦意高揚映画を 神代監督は使いたかったでしょうね。そんなわけで。 【Nbu2】さん (2021-03-17 10:22:45)
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