4.2時間ドラマを観たなって感じで特に映画館で観る必要なしだと思います。コメディーとしても、ラブロマンスにしても中途半端で見所が少ないです。井上真央ちゃんのファンのかたは楽しめるでしょう。 【ぽじっこ】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-03-26 21:37:18) |
3.半年ぐらい前まで中央線トレインチャンネルにおいて週代わりで放送されていて、密かに楽しみしていたんだよなぁ。特にトニーのぶっ飛んだリアクションがね。 でも、本作は単なるラブコメになってしまっていて非常に残念だ。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-11-30 01:26:09) |
2.《ネタバレ》 原作シリーズは妻が好きなので既読。映画にする以上、仕方がないのだとは思うが、日本語ネタよりもラブストーリーのほうをメインにしてしまったので中途半端な作品になってしまった。前半は、トニーの変人ぶりを描くかわりにどうやって2人が「つきあう」ようになったのかは省略されてしまっている。で、語学ネタ、トニーネタ中心で行くのかなと思っていたら、一転して後半は、ただの安いラブコメになってしまい、そこに無理矢理に埋め込んだ語学ネタも空振り気味。夫婦の日常を描いた原作を、結婚前のカップルによるラブコメに改変したのは、おそらく主演女優が「若い」からなのだと思うが、そういう外部的な要素をうまく1本の映画に昇華させるだけの力量も熱意も、本作のスタッフに欠けていたのだと思う。 【ころりさん】さん [DVD(邦画)] 4点(2010-09-05 06:57:44) (良:1票) |
1.《ネタバレ》 原作はアメリカ人の夫との文化の違いから生じる日常の笑いを綴ったエッセイコミック。その淡々とした語り口そのままに映画化する事は困難でしょうから、映画は山あり谷ありの物語になっています。だけど、中盤以降、ダーリンは外国人であるというこの作品のキモ、アイディンティティそのものが消滅してしまっているのはどうした事でしょう? 親に結婚を反対され、二人の仲もぎくしゃくしてって、それは別にダーリンが外国人でなくても成立する物語なんです。男女間の普遍的な物語、ちょっといいカンジのよくあるラブコメディ、それは少なくともこの題材に対して相応しいスタイルではないと思うのですが。漢字オタク、日本語オタクなダーリンという側面も、単発のネタでしか描かれないために、そもそも何が面白いのかが原作を読んでいないと判らないというヘンな映画でもあり。っていうか、そもそも原作は夫婦を描いているのに、この映画では結婚に至る以前の状態を描いていて、だけど違った文化を持った二人がどう知り合い、どう付き合うようになっていったか、ってところに関してはすっ飛ばしてしまっていて、見たいところは全く見せてくれない映画だったりします。『ダーリンは外国人』なのに、ダーリンの事はちーっとも描かず、日本人の側ばっかり保守的で封鎖的で感情を表さず、みたいに内省を促すように描くヘンな映画で困ったもんだなぁ、って。外国人向けの英語字幕付き上映で見たのですが、映画そのものが全く外国の人向けにはできていないので、ちょっと恥ずかしい気がしました。でも、それはつまり私が日本人である事を意識したワケなので、それはそれでこの映画の意味はあったのかな? 【あにやん🌈】さん [映画館(邦画)] 4点(2010-06-04 21:30:36) |