38.《ネタバレ》 いつも自分自身を持っていて、堂々としているアルパチーノがかっこいい。物語最後のアルパチーノの学校での演説は見事。 【珈琲時間】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-05-03 16:23:31) |
37.アル・パチーノの演技も、作中の役としての演説も、しつっこくてタルすぎるんだが、それが逆に「年寄りと付き合うのはこれだから…」感が出ていて良い。そして、「だからといって年寄りを馬鹿にしちゃいかん」というのもしっかり描かれていて良い。訴えるものをストレートに打ち出している映画の方がやっぱり私は好きだ。女も好きだ。 【えいざっく】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-03-29 12:21:17) |
36.《ネタバレ》 なんとも長い作品で、この内容で「ミュンヘン」と同じくらいの長さというのはやっぱりちょっと無理がある。 と長さに不満は残るが、後味はなんともいえずさわやか。 「盲目の退役軍人が後見人席で勝手なことをいったくらいでそう都合よくいくものか馬鹿馬鹿しい」というご都合主義を中和するために、NYでの冒険譚とスレードの鬱および自殺願望を延々と見せたわけでしょう。ラストの演説の時点で最高潮にもってきたところ、常に高低のバランスを意識したつくりと思います。 45径の銃を片手に「養子になるか一緒に死ぬかどっちだ」と言いますね。これは相手が女性だったとしたら、求婚しているのと同じですね。こんなふうにしか、「お前が気に入った。離れがたい。」ということを表現できないなんて、スレードというおっさんはせつないな。それと、このおっさんは男性相手には卑猥な女性蔑視の表現ばかりするんだけど、女性相手になると全然違うのね。どうです、見ず知らずのおっさんに「君の香水は○○だね。」とか言われたら。気持ち悪くてすぐに逃げるでしょう。セクハラな会話ばかりしていても決して女性に嫌われない。ここに至るまでにはひっぱたかれること何百回の修行を積んだことでしょう。真の女好きとはこういうものか、と妙に納得したのでした。 それにしてもパチーノ、生まれる前から役者さんであったかのようなその存在感には今更ながらお手上げです。このところ出演作をよく見ていますが、「これはもう役者さんになるしかないような人」といえましょう。マイケル・ジャクソンを例えにすると、「人前で歌って踊ってお金をもらうことに何の疑問も抱かせない(何であんたなんかがとつっこまれる余地がない)」のが歌い手の条件だという説がありますが、俳優部門でいったら迷うことなくパチーノを推します。誰がつっこめるでしょうか、身長が足りないとか、顔がデカく見えるとか、パチーノが演技しているときに。そういうことがどうでもよくなってしまう不思議な俳優さんです。 私見では、トム・クルーズにはまだ迷いがあります。「身長が足りないのに堂々主役を張っている」という後ろめたい気持ちが、5%くらいは彼の中に残っている。だから見ている私たちも「トムがんばってるー」と応援する合間に「やっぱ身長が足りないから女優さんと並んで映さないのね」とかどこかで思ってしまう。やっぱパチーノはそういう意味で偉大だ。 【パブロン中毒】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-09-03 12:48:23) |
35.2じかん半があったゆうまにすぎました。性格は強引で自分勝手。女好き。だけどほんとは孤独でさみしい男・・・フランクの言葉のすべてがこころにのこって、なにかをかんがえたくなりました。ジャックなんとかっていうお酒を、トモダチだから、長い付き合いだからジョン(ジャックの愛称)でいいんだ、っていうフランク。本当に渋くてかっこいい。さいごの演説も、素直に感動できたし、なんだろう・・・もうアル・パチーノはそこにいるだけで空気をかえてしまう、本当にすごい役者ですね。もちろん前から思ってたけどこの映画でもっともっとそれを実感しました。 【ギニュー隊長★】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-04-16 21:05:44) |
34.大して期待していなかったけど、心の内が見えるようで泣ける。感動する。最後がカッコよく気持ちよく終わるのがすてき。 フーアー・・・が耳に残る。強烈な個性的な演技がいい。 【なかがわ】さん [映画館(字幕)] 8点(2006-03-04 06:33:28) |
33.アル・パチーノの映画の中では、これが一番好きかな。ラストの演説に尽きますね! 【H.S】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-25 00:18:12) |
32.クリスオドネルもすばらしい演技をしていたと思います。 最後はスカッとして気持ちいい終わり方でした。 【りえりえ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-25 17:37:49) |
31.体裁だけよくて、その実とてもネガティブで、死ぬことばかりを考えている盲目の元軍人という、設定がかなり複雑な男を演じるアルパチーノと、好青年クリスオドネルの好演が素晴しい!脚本も特に大きな山場がないのに、死に急ぐ男を必死に説得する好青年の場面などの要所要所にいいセリフを持ってくるのであきさせない工夫がなされていてgood!しかし、最後の学校での生徒たちの拍手喝采、スタンディングオべーションは寒気がするくらい臭くて、やりすぎ。興ざめです。もと静かに感動を誘うほう好ましいと思いました、人間ドラマを描くのに、過剰な演出は控えるべきですね。 【ジャザガダ~ン】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-11-05 02:46:51) |
30.《ネタバレ》 ラストの校長にまくし立てるシーンはパチーノ独特のマフィア風威圧感。爽快。 【モチキチ】さん 8点(2004-11-12 23:06:09) |
29.校内法廷でのアル・パチーノの熱弁はさすがだけど、お約束的な拍手喝采にはさめちゃうなあ。でも、オーバーアクト気味なアル・パチーノと瑞々しいクリス・オドネル、この対照は良かったですよ。「俺に生きる理由があるとでも?」「2つある」のシーンは最高! 【太助】さん 8点(2004-09-11 02:08:45) |
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28.《ネタバレ》 僕の見た感動系映画の中でもフォレスト・ガンプとこれはかなりいいです。最後、パチーノが講堂に入ってきたとき、すでに鳥肌が立ってしまいました。その後の演説といったら‥‥もう最高です。思わず涙してしまいました。とにかくよかった映画。<追加1>明晰な頭脳を持ちプライドが高いが事故で視力を失った口の悪い元軍人と学校でトラブルの巻き込まれ悩んでいる学生の人格と人格のぶつかり合い。彼らはすべてをさらけ出し、とても深い絆で結ばれる。これは、親友を超えたほとんど親子のような素晴らしい関係だ。”何かあったらいつでも来い。保証人その他は私が引き受ける。”、”どうかつぶさないでやってください。みんなで囲んで守ってやってください。”、”お前は本当に頼りになる奴だな。”という言葉にこの軍人の気持ちが表れている。自殺しようとしていた人間が最後の演説では、まさに”生”に生きている人間になっている。この学生はすごいことをやったもんだ。パチーノの演じた軍人は、口も悪くとんでもないことをやったりするが、私は鋭い視点と行動力を備えたこの軍人を尊敬するとともに好きでもある。素晴らしい演技を見せてくれて、ありがとう、パチーノ。音楽もよかったぜい。こんな素晴らしい感動を届けてくれて、製作者の方々、本当にありがとう。<追加2>ちなみに私はテレビ東京「午後のロードショー」の吹き替えバージョンで1時間半ほどにカットされたものを見たので、逆にまとまっていたかも知れません。 |
27.ラストの展開がまわりくどくて感動まではしなかったが、全体的にはおもしろく飽きさせない映画でした。試乗のシーンが好きです。 |
26.アル・パチーノの演技は圧巻でした、最後の学校での演説(弁護)は迫力が有ったし、ジーンと来るものがあります。未来に絶望しているフランクを助けるチャーリーも素晴らしかったです。 【みんてん】さん 8点(2004-07-06 17:43:55) |
25.パチーノ君、演技が輝いてますねー。泣けるわこりゃ。 【ケンジ】さん 8点(2004-06-28 23:24:42) |
24.《ネタバレ》 アル・パチーノの演技、正直ヤバすぎです。彼は実際盲目なんですよ、そう自分に言い聞かせないと納得出来ないほどの演技力です。何度も何度も観た映画でどのシーンも好きなんですがタンゴのシーンとその前後は特に気に入っています。 【ジェダイの騎士】さん 8点(2004-06-19 01:29:38) |
23.かなり良かった。大好き! |
22.ダッフーネ |
21.《ネタバレ》 見てる途中、命令される快感のようなものが湧きあがってきた。ナイーブで優柔不断で押しの強い人間に抑えられてしまうチャーリーにとって、フランクが精神的に頼れる父的存在になってくる。救いだらけのいい話ではあるけれども、これほど主役が何も変わらないのも珍しい。救いに値する、本当の友人かどうかを考えるべきでは?と思った。 【ラーション】さん 8点(2004-03-14 01:46:45) |
20.最初はアル・パチーノの大声で怒鳴るのや、めちゃくちゃ自分勝手なのが見ていてほんとにいや~な気持ちになって、「こんなのおもしろいのかな?」と不安でしたが、途中からどんどん引き込まれました。最後の学校でのシーンは最高です。女性のつけている香りをサラッとあてるところも好き。アル・パチーノのような人にあんなふうに言われたら心が動きますねぇ。 【きょうか】さん 8点(2004-01-23 08:50:18) |
19.偏屈で、誇り高い、孤独な退役軍人役に、ひとクセあるパチーノの演技が見事にはまっていて、鮮烈な印象を放っている。非常に繊細な役どころを完全に演じた納得のオスカーだ。 対して青年役のクリス・オドネルの演技も瑞々しくて、いいコントラストとなっている。 印象的なシーン満載の本作だが、ラスト、少しくたびれた背中が実に雄弁に「人生」を語っているパチーノの演技はことに心に焼き付いている。 【poppo】さん 8点(2003-12-24 13:49:23) |