12.アル・パチーノって不思議な俳優だ。出演するだけでその作品の質が高くなる気がする。そのアル・パチーノ出演作の中でもお気に入りなのがこの作品。クリス・オドネルも結構良かったんですけど、やはりアル・パチーノは別格。アル・パチーノ演じる主人公の魅力的なこと。魅力的なこと。誇り高く一本ずーんとでかい芯が通っている。最後の演説のシーンを見るとアル・パチーノの凄さを改めて見せ付けられた気がします。あと、皆さんお勧めのガブリエル・アンウォーとのタンゴのシーン。文句なしの名シーンですね。いやー。良い映画 【シネマレビュー管理人】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2004-02-13 12:36:27) (良:1票) |
《改行表示》 11.これにグッとこない人は、人生ナメてるか、人生捨ててるに違いない。 銃を手にしたあのアル・パチーノの苦しみに共感し、クリス・オドネルの まっすぐな涙に感動できなかったのだから。シンプルだが力強いこのテーマを 小粋な演出たち(ジャック・ダニエルズを"ジョン"とよんだり、女性の香りを言い当てたり) が鮮やかに彩る。そして最後の「フーアーッ!!」(ちなみにこの意味不明なかけ声は、アメリカ海兵隊やらレンジャー部隊やら が使うかけ声。「チェストーオッ!」みたいなモノ? 違う?)。アル・パチーノのオーバーな演技にはいい加減、 食傷気味だった私も、ついつい胸が熱くなってしまった。と同時に、私が 彼らの立場だったら、こんな勇気はきっと持てないだろうなと、落ち込んでみたりした。 最後に、この映画 の教訓を→「人生はダンスと同じ。つまづいても、転んでも、最後まで踊り続ければ、 ちゃんと格好はつくもの。」 【あまでうす】さん 10点(2004-02-13 11:26:10) (良:1票) |
10.これって評価高いのね。アル・パチーノがノミネート7~8度めにしてついにオスカーを獲得した作品でもあるのですが、このパチーノが一番嫌い。「俺の演技を見ろ!」といわんばかり、オーバーアクト炸裂なのだ。「そんなに大声出しなさんな」と何度思ったことでしょう。ほんとに死ぬつもりだったのかどうかも疑わしい。性格が災いして思うように出世できず、銃か爆弾だかの暴発で失明してしまった偏屈じーさんがダダこねてるみたいだった。どうしてこんな失礼なことを感じてしまうのでしょうか?私は演技しているアル・パチーノを観たいとは思わない。この人は年とともに役を自分に引き寄せるタイプになったわね。それがいけないことだと言うつもりはないが、役に自分を近づけ、その俳優が役の人物になっているのが私は好きです。こういった物語の場合”演技している俳優”ではどのようなものかと感じるわけです。クリス・オドネルにとってはこのじーさんと過ごすことでちょっとした人生勉強ができたわけですから有意義だったでしょう。オドネルは初々しく自然で、見るからに真面目そうなルックスでハマり役でした。作品としては、あまりにストレートで、人生に幕を下ろそうとしている老人の悲哀とか静かにじんわり響いてくるものが感じられなかったです。マーチン・ブレスト監督は、「ジョー・ブラックをよろしく」でも思ったけど、なんといいますか余分なものをくっつけるのが好きなのかしら?ラスト、学校へ乗り込み道徳の教科書を読んでいるようなパチーノの演説はまったくいらない。シラけてしまった。最後までひねくれた偏屈じーさんのままでよかったんじゃないの? 自分を救ってくれたチャーリーへのお礼?でもこのラストはなんとなくパチーノの案のような気もする。 【envy】さん 4点(2003-12-15 01:07:42) (良:1票) |
9.冒頭でキャストあらかたのキャラがわかりますから、着地点は(お説教っぽくなる点も含めて)おぼろげに見えてきます。それだけにストーリーの内容がいかに引き込まれるものか、ということが第一と思いましたが、アル・パチーノの粋な感じを中心に見事に引き込まれました。兄の家、タンゴ、フェラーリ、自殺、演説など印象に残りますが、中でもオーラスの家に帰ったときが印象深いです。 【まつもとしんや】さん 7点(2003-12-10 15:41:47) (良:1票) |
8.以後、酒はジャック・ダニエルとなりました。 【にゅうたいぷ】さん 10点(2003-12-03 13:51:21) (笑:1票) |
7.《ネタバレ》 ストーリーは悪くは無いけど、それほど感じるものはなかった。アルパチーノの演技も、かなりハナについて好きになれなかった。演説の部分に関しても、唐突な感じがしてしまった。それでも、最後の最後、旅から家に帰ったアルパチーノが大きなバッグを持ったまま三輪車に乗る姪に話しかけるシーン。あれにグッと来た 【永遠】さん 7点(2003-11-20 03:00:27) (良:1票) |
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6.《ネタバレ》 この盲目のオヤジは、確かにガンコで救いがたい愚か者です。しかしこの人は最後の最後まで、ずっと女を求めていました。 それがとても嬉しかったです。タンゴのシーンは、踊りの素晴らしさよりも、アルパチーノの顔の表情が実に感動的でした。 「俺は女が、むちゃくちゃ大好きなんだよ!」というオーラが漂ってきます。 顔だけで「生きている」ことの素晴らしさを見事に表現しています。 私だったら、いくら女性と踊るのが好きだと自覚していても、「好き」という気持ちを押し隠そうとするかもしれません。羞恥心のために。 これほど自分の感情をオープンにできる人を羨ましく思います。「人間は欲がなくなったらオシマイだ」と言わますが、「女が好きでどうしようもない」という感情は本当はすごく素晴らしいことだと思います。 それだけでも「生きる原動力」になりえます。 それが男だと思います。 最近の世の中は、自意識過剰になっている人が増えてきて、愛するよりも、どうやったら愛されるだろうか?なんて姑息に計算をたてて考える人が多いような気がします。 この映画を観て、目からうろこが落ちました。私は映画史上まれにみる偉大なスケベオヤジをアルパチーノが演じたと思っております。 このアルパチーノ演じる盲目の男は常に女を愛し、人を求めていました。 この映画の邦題は「夢の香り」になっていますが、直訳は「女の香り」です。 目が見えなくても、女の香りだけは、無くなったりはしません!彼は自分の境遇に絶望はしても、最後まで「人を求める気持ち」を失わなかったのです! 人間が、つらい人生を生きていけるのは、他人を愛せるからです! 私もいっぱい人を求めたい。そしてその嬉しさを感情に表現したい。愛したい。フーアー! 【花守湖】さん [映画館(字幕)] 10点(2003-10-15 03:50:58) (良:1票) |
5. アル・パチーノ念願のオスカー受賞を果たした会心の一作!と言いたいところだが、正直コレで受賞させるんなら、もっと早くに受賞させろよって感じ。ちょっとエキセントリック過ぎて尾いていけない。クリス・オドネルは昨今チンピラみたいな若手俳優ばっかりの中にあって初々しく清潔な青年を見事に演じきって嫌味が無くグー。「ビバリー・ヒルズ・コップ」でブレイクしたM・ブレストのベストだとは思うが、パチーノのベストとは到底思えない。 【へちょちょ】さん 7点(2003-01-02 15:51:33) (良:1票) |
4.この映画で人生教わりました.似たような場面は会社の中でも幾度となくありました.仲間取るか?保身取るか?そういう場面になると。いつもこの映画の全校集会のところが浮かんできて.何度も.人間資格になるのすくってくれました。 【しげ】さん 10点(2001-06-30 23:16:39) (良:1票) |
3.この映画のスレイドこそ、いまの僕らの世代に必要な人物だと思います。 【T・Y】さん 9点(2000-12-29 17:25:29) (良:1票) |
2.今まで見た映画で一番の作品です。何度見てもいいです 【ka_takao】さん 10点(2000-06-26 13:59:46) (良:1票) |
1.このアル・パチーノ最高!それにすんごいジ~ンと来る映画!大好きです 【ひよこ】さん 10点(2000-06-13 23:22:38) (良:1票) |