58.公開された時、池袋東口の今のビックカメラのあたりに映画館があって、正面に等身大の シュワちゃんのパネルが飾ってありました。 逃げても逃げても追いかけて来るT-800にはビビリましたよ。 ヒロインのサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)は大学生には見えませんでしたが(笑)、 人類抵抗軍のカイル・リース(マイケル・ビーン)はカッコ良かった。
同期入社のヤツが遅い5月病らしく、駅で「じゃあな」と別れて見送ったが人混みに消える 姿が弱々しく見えて、追いかけていって「映画観ないか?おごるよ」と声をかけた。 観終わって劇場を出た時に顔を輝かせて「面白かったよ!」。 でも2ヶ月後に「仕事が合わない」と転職してった。どこかの空の下、元気かな? 【横浜っ子】さん [映画館(字幕)] 10点(2019-10-12 03:51:28) (良:1票) |
57.最新作「新起動」を観る前に、オリジナルを“おさらい”しておかなければ!と思いたち、相当久しぶりに1984年の第一作を鑑賞。
改めて観返してみると、記憶に無いシーンが随分と多かった。続編である「T2」は散々繰り返し観たものだが、よくよく考えてみればこの第一作目は、子供の頃に観たきりだったかもしれない。 そして、忘却してしまっているというよりも、民放のテレビ放映版を観たことしかなかったため、大部分がカットされていた可能性が高いようだ。 そういうこともあり、僕自身が3歳の頃の映画を殊更フレッシュに楽しむことができた。
エンターテイメント性の高い「T2」に比べて、この第一作目が“疎遠”になっていた理由は明らかだ。 それは、少年時代にこの映画を初めて観た時の“恐怖心”に対してのトラウマが確実に残っていたからだと思う。 今、大人になって観返してみても、ラストの恐怖感と緊迫感は物凄い。それこそ、30年前の映画であることを忘れさせるくらいにフレッシュで、ただただ面白い。
“無名のボディービルダー”を感情を持たない殺人マシーンに配し、その肉体を剥ぎ取られてもなお執拗に追わせることにより、類まれな「恐怖」という娯楽性を生み出したこの映画の「発明」は、あらゆる意味で映画的価値に溢れている。
ただ逃げ惑うだけのウェイトレスだったヒロインが、クライマックスでは自らを助けにきた未来の戦士に対して「立ちなさい!」と叱咤する。 それはまさに、ヒロインが自らの運命を受け入れ、“未来”に向けて覚醒した瞬間だった。 【鉄腕麗人】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2015-07-13 21:52:57) |
56.幼稚園の息子がどうしても観たいというので借りてきて、「コワイから観たくない」という小学生の娘もダマクラかして一緒に見せ、ついでに私とカミさんも久しぶりに楽しませてもらう。やっぱり、面白いものは面白いのです。シュワ型ターミネーター(という呼称は当時はなかったけど。というより正式名称では勿論ないけど)の超おおざっぱなサラ・コナー狩り、これだけでも天才的な発想だと思います。この猪突猛進型・出たとこ任せの強引さは、いくらあの(これも面白かった)『ウェストワールド』を引き合いに本作を二番煎じ呼ばわりしたって、ユルブリンナー型ロボットにはこのユニークさは無かったよね。銃砲店のオヤジのアワレな運命(同年の作品『グレムリン』でのアワレさも印象的だったディック・ミラー)が特に、シュワ型のアバウトさを象徴しています。このいい加減シュワに対し、マイケル・ビーンの貧乏くさい(いや失礼)、影の薄い(これも失礼か)、憂いを含んだ表情がいい雰囲気。シュワほどムキムキではないけれど引き締まった肉体が織りなすアクション、倒した警官から手錠のカギを奪う際などに見せる熟練兵士らしい冷静沈着さも魅力的です。シュワは無敵の強さだけど、戦いの中で、髪が焦げてチリチリになり、眉毛もなくなり、さらには手の故障、目の故障、足の故障、そして…と、少しずつ壊れていく様が、かえってそのタフさを表現しているのも面白いですよね。未来における機械と人間の戦争、その最終決戦が現代で行われるという設定が、解説調にならず物語の中で徐々に解きほぐされていくあたりも、脚本が念入りに編まれているし、といってもちろん複雑になりすぎることなく、スピード感としつこさを併せ持ったアクションで引っ張っていきます。戦いの終わりの方では、もはや怪奇趣味といってもよいようなテイストで緊張感を持続し、トドメの場面ではこれでもかという細かいカット割りによって、真のクライマックスを築き上げる。やっぱりこれ、いい映画です。面白いです。 【鱗歌】さん [DVD(吹替)] 10点(2015-02-14 14:03:02) (良:2票) |
55.何度見ても色褪せない名作
【pillows】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-04-02 18:02:43) |
54.ポスター観て、コナンに出てた芝居下手そうな筋肉マンのB級ドンパチアクションか・・・と思ったけど、旧友と暇つぶしに観る映画がこれくらいしかなくて観たのが最初。金の無駄遣いのつもりでいたら「エイリアン」を観た時と同じ感動を得て大満足した。「やっつけるの無理、逃げ切れないだろ!」と思わせる演出は、監督がエイリアンの続編に声かけられるのも納得! 最初シュワちゃんがオファー受けたのはカイル・リース役だったそうだけど、シュワちゃん本人がターミネーター役をやりたがったそうだ。とくに出始めのシュワちゃんの雰囲気や演技力を考えると、オファー通りの配役だったらこの映画は成功していない気がする。あの体格と感情のないロボット役のおかげで、いい出世コースを手にできたと思う。工場の廊下を歩いてくるロボットは昔観たマイケル・クライトンの「ウェスト・ワールド」を思い出させる。「ターミネータ2」もキャメロン監督で、シュワちゃんはあか抜けてカッコ良くなってるし、映像も奇麗だし、特撮も格段に良くなってるけど、個人的にはこの1作目の方が好きです。ベタなお説教臭いところがないのに加え、あのポラロイド写真のエピソードひとつで、この映画の格はグンと上がったと思います。あれがなかったら見終わった後の余韻は、ただの「面白いSFアクションだった!」レベルで、すぐに忘れてしまうものになっていたと思う。SFは特撮のこだわりも大切だけど、やはり脚本の良さが一番の命だなと思う一本です。 【だみお】さん [映画館(字幕)] 10点(2009-12-15 17:55:10) |
53.完璧な映画。 【たっけ】さん [DVD(字幕)] 10点(2009-08-28 04:10:35) |
52.物語の密度・切なさは完璧と言えます。単なるアクション映画のカテゴリーで括ってほしくないくらい。シュワには無感情な殺戮者が似合うと観るたびに思います。標的を暗殺するまでは決してあきらめないターミネーターと、はるかに弱いながらも、最後の最後でそれを自力で退けてみせる人間の強さ。すばらしい。 【次郎丸三郎】さん [DVD(吹替)] 10点(2009-06-10 14:46:55) |
51.映像は古いけど、「迫り来る恐怖のターミネーター」の怖さは、妙に生々しい。 この生々しさは、CG多用の2にはないものですね。 サラとカイルの恋愛にもとても感動しました。 2よりもこちらが本当の「ターミネーター」の恐怖を味わえると思います。 【ドテカボ】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2009-01-16 21:28:47) |
50.私もターミネーターは2より1派です。サウンド、映像、骨太なストーリー、それらが醸し出す独特の雰囲気、完成度高いです! 【クレイバード】さん [ビデオ(吹替)] 10点(2008-08-03 20:54:07) |
49.今更ですが、シリーズ最初にして最高傑作。サラとカイルが引き立つのも、無敵のシュワ・ターミネーターあってこそ。彼(シュワ)は本当にいい作品、いいキャラにめぐり合ったと思う。やはり敵役が思いっきり強いと映画は面白い。 【ハチロク】さん [映画館(字幕)] 10点(2008-05-07 13:17:13) |
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48.素晴らしい。シュワちゃんが正義の味方になってしまった後続の作品よりも、この第1作の方が全然ワクワクする(別に後続の作品が悪いと言っているのではない)。何よりターミネーターが迫ってくる恐怖感といったらない。“しつこく追ってくるターミネーター”というシチュエーションの作り方が抜群に上手く、ラストまでノンストップで展開する物語には大満足。確かに特撮はチープだよ。メカの動きもぎこちないし、特殊メイクも拙いさ。でもね。そのチープさやレトロさが逆に手作り感を醸し出している。人が作ったっていう。匂いがするんだよね。情熱が伝わってくる。その情熱があれだけの恐怖感を生み出しているんだと私は思う。 【ドラりん】さん [DVD(吹替)] 10点(2007-10-11 00:53:21) |
47.前々から見たいと思って、初めて見たときは衝撃的でした!この作品でのターミネーターの怖さといったら。。。Ⅱには敵わないかもしれないけど、5本指に入る作品! 【ラスウェル】さん [ビデオ(吹替)] 10点(2006-04-14 23:23:03) |
46.問答無用の極悪非道のヒーロー。超カッコイイです。 【ダージン】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-09-17 22:32:54) |
45.初見は随分前なんですが、スピルバーグ作「激突!」を見た時と同種の衝撃と興奮を覚えたものです。ただならぬオープニングシーンからしてゾクゾクさせてくれたし、ド胆を抜く描写と展開にはキャメロン監督の異才ぶりをも十分に感じさせてくれた。さらに、これでもかという観客へのサービス精神と映画作りに対する姿勢は、スピルバーグのそれとまた一味違った独自のものを感じさせる。そしてシュワルツェネッガーに目を移せば、ハマり役というよりもこの映画の主役を張るために生まれてきた様なもの。その後の彼の活躍振りはまさにターミネーターそのもの。1970年代以降の、エンターテイメントSFの傑作シリーズとしては「エイリアン」と双璧を成しており、またキャメロンとシュワルツェネッガーを世に知らしめた記念すべき作品だった。 【光りやまねこ】さん 10点(2005-01-22 00:10:00) |
44.今や州知事となったシュワちゃんやオスカー監督にまで登りつめたジェームズ・キャメロンを一躍有名にした名作。公開当初は「B級」「低予算」と散々言われたらしい本作だけれども、俺は確かに低予算って感じは否定できないものの、B級については少し違うと思う。
そもそも近未来で人類と機械が戦争をし、敗北寸前の機械側が人類側のリーダーを生まれる前に抹殺しようと人間型のマシーンを過去に送り込むって設定だけでも十分A級映画と張り合える気がするんですね。 キャラクター像にしてもシュワちゃん演じるターミネーターT800型はひたすら無口、無表情で狙った標的を追う姿は観ている側からでも追われる気分を味わえるほどリアルで恐ろしいです。カイルも自分の持つ任務の重要性をアピールするかのようなセリフや行動でしっかりとした印象をつけている。 他にもアクションや特殊メイクと良い点を挙げたらまだまだあるのですが、とりあえずこの辺で。 低予算というハンデを背負いながらもあくまで内容で勝負したキャメロンは本当に凄い監督だとこの「ターミネーター」を観返す度に思わせてくれます。 |
43.学生時代に見た。アーノルド・シュワルツェネッガーはマジで機械でできてるんちゃうかなって思った。特に、所かまわず銃をぶっ放し追いかけてくるターミネーターの行動は、はちゃめちゃすぎてすごい。ハラハラドキドキの展開は全然観ててあきない。ちなみにUSJのこのアトラクション、本編より案内役の女性キャラがタカビーすぎて、おもしろすぎる。 【なにわ君】さん 10点(2004-05-19 23:40:54) |
42.最初の電話帳で対象を探し個人ではなく、名前を殺しにきた、まさに機械的に殺していく過程が綺麗。アクションでありホラーでありSFですが、始まりと終わりが綺麗にまとまった、隙のない傑作です。 ……ところでもしサラ・コナーがまだ他に居たとしたら、あの上半身骨だけで殺しに行ったんでしょうか(^^;; |
41.ウィ~ン ガシャ!ウィ~ン ガシャ!炎の中から出てきたターミネーターを観たときに ターミネーターのしつこさと エイリアン2のエイリアンのしつこさがオーバーラップしてしまった。演者(マイケルビーン)が一緒で監督が一緒だから? 写真一枚で単身過去に来てしまったカイル(マイケル)とまだぽっちゃりで可愛かったサラ(リンダ)が恋に落ちる恋愛シーンも良かったし その後のアクションシーンも良かった。なんで~~ぇ なんでカイルしんじゃうのぉ? 【だだくま】さん 10点(2003-12-23 08:59:11) |
40.大好きな作品です。もう20回以上は観ていると思う。今の技術で撮影したらもっとすごい作品になったんでしょうね。 【ぽじっこ】さん 10点(2003-12-06 08:58:37) |
39.今でもキャメロンの最高傑作。SFアクションとしてもその質の高さは星の数ほどある同類の映画を凌駕している。配役も適切で、シュワを選んだのも成功の一つと言えるだろう。基本的に彼は演技がヘタであるが、ターミネーターのようにほとんど喋らず、機械が持つ無機質さやパワフルなところは彼のような役者でないと務まらなかった。キャメロンの映画に対するストリクトさは有名で、それがB級であるはずのこの映画をA級レベルまで押し上げた理由の一つであろう。もちろん脚本も当時としては画期的なものであり、そのアイデアと構成は大胆かつ緻密である。今なお色褪せない不世出のSFアクション。 |