5.バカ女が崩壊していく様を演じきった吉高の存在感はピカイチで、彼女なしでは成立しない作品。とんでもない女優だ。朝ドラ女優の杏との競演も見ものではあったが、杏が霞んで見えるほど。ただし脚本が終盤に失速してしまったのが残念。 |
4.これぞラブコメという内容で、大変楽しかったです。吉高さんの魅力が存分に表現されています。しかし私にとってこの映画は名俳優「浜野謙太」を認知した映画として記憶に残る。誰だこの名俳優は?少なくとも私は観たことがない。お笑い出身か?調べてみるとミュージシャン(バンドのドラム担当)とのこと。驚きです。多分野での才能をお持ちのようで、羨ましい。 【あるまーぬ】さん [地上波(邦画)] 8点(2013-05-12 17:24:09) |
3.《ネタバレ》 優しくて自分を受け入れてくれる平穏な相手より、例え欠点だらけでも、自分が成長できたり、全てをぶつけ合っても平気だと分かってる相手の方に惹かれたりする彼氏の心境に、妙に共感できるところがありました。恋人候補はハマケン含む全員が見事に自分の考えを中心に生きていて、結婚なんて考えられる相手は見事にいなかったけど、主人公も今までそうやって自分を中心に生きてきたもんだから、気が付くと本当の愛なんて誰とも感じ合えてない。そういう相手ばっかだから5股なんてのも楽勝だし、自己中大学生以外とは別れるのも簡単だっただろうな。主人公は最初「人生の時間は限られてる」とか言って自分の行為を正当化してきたけど、本当は物凄い寂しがり屋で、重く思われないように気持ちを分散してドライになる事でバランスとってんだろな。それを分かってるだけに、親友も多くは言わないんだろうなと。そういうちょっと妙にリアルなとこも面白かったです。でも思うのです。最後に5股相手とモトカノを結婚式に呼んでんじゃねえよと(笑) 【Fukky】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-01-01 21:23:15) |
2.《ネタバレ》 タイトルはまるでルビッチ監督作品のようですが、内容もまるでかの時代のスクリューボール・コメディを彷彿とさせるとても楽しい作品でした。吉高由里子のコメディ女優としてのポテンシャルの高さに魅了されてしまいましたね。
とにかく、テンポの良さとセンスの良さが観ていて非常に心地よかったです。内容も、極端に色づけはしていますが実は非常に普遍的なものなので、共感できる部分が多かったです。
【TM】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-10-30 22:58:32) |
1.《ネタバレ》 結構辛口な感想が多いようだけど、自分は面白かった。一言で言って「可愛い映画」でした。主人公は確かに一見性格悪いんだけど、実は純真だってとこがうまく現れるような台本になってるし、吉高由里子もそのあたりうまく演じてると思う。憎まれ口をきいた後で相手の反応をじっと真剣な顔して待ってしまうところかね。「あんたなんか万に1つの可能性もないんだよ」って言われて、真面目に受け取って泣きそうな顔で考えこむ彼氏も可愛いし。ああいう体当たりの恋愛、してみたいなあ。 |