4.瑛太と満島では仲代達矢をはじめ、三国、岩下、丹波と役者をそろえたオリジナルの名作「切腹」にかなうわけがない。それに半四郎と求女、美穂の三人の生活になってからは情に流れすぎで、オリジナルの緊縛感や説得力はない。それでいて、竹光での腹切りや立ち回りシーンはやり過ぎのようにも思う。 【ESPERANZA】さん [DVD(邦画)] 6点(2014-08-13 21:37:05) |
3.《ネタバレ》 『武士の面子だとか建前だとかそんなことは、どうでも良く、人間として生きろ』というメッセージは伝わった。 竹光でバタバタと倒して行く最後の殺陣は、あり得るはずもなく、さめてしまった・・・ ちなみに、原作未読、オリジナル未見。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-06-10 19:42:13) |
2.元ネタが良いのだからこれくらい出来て当たり前、というのが正直なところ。「十三人の刺客」に続き傑作時代劇をリメイクした三池監督の意図はどこにあるのだろうか。「自分ならあれよりもっと面白く描ける」とでも思い上がっているのだろうか。今度は「七人の侍」でも狙っているのでは…。とにかく後出しジャンケンはズルイっす。「12人の怒れる男」をパロディに焼き直した「12人の優しい日本人」をちっとは見習えば。それと3Dにした意味が分からない。風景シーン以外はほとんど3Dを感じられなかったし。 【Q兵衛】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-10-24 14:09:32) |
1.《ネタバレ》 邦画史上屈指の名作をリメイクする、という事であまり期待をせずに鑑賞したが、それなりに観ることができた。「原作/映像作品に対するリスペクトを残しつつ、新しい解釈を取りこむ」というリメイク作品のあるべき姿勢を見せてくれているのは好感が持てる。ラスト「竹光」の扱いも主人公の主義主張としては理にかなっていて感心した。それでもこの点数にしたのは『ただ体面を保つためだけの「偽りの武士道」に対する糾弾』が映画的に弱い気がしたから。スクリーンで観た「切腹」では映像から情念というか、怒りが漂うくらいの迫力を感じたがこの映画に関してはあまり感じられないのがつらい。なによりも「切腹」で観客を不安に陥れる効果のあった撮影(宮島義勇の最高傑作でしょ、こりゃ)や音楽(武満徹!)の点でどうしても見劣りしてしまう。こればかりは仕方がないのかな、うむ。 【Nbu2】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-10-16 15:45:41) |