4.《ネタバレ》 宮廷料理人は、ディナー時のショーもプロデュースするんですね。料理を食べる空間設定、食材から味付け献立、食器、それらの手配と人材、費用管理に至るまで、ヴァテールの才能は素晴らしいですね。もっと高く評価されてもいい料理人&プロデューサーなのに、貴族達に振り回される立場でしかなかったなんて不憫です。宮廷料理人ヴァテールとは、というのがコンセプトなんだろうけど、宮廷料理の云々をもっと堪能したかったので、肩透かしをくらった感じが残りました。 【むーみん】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-02-20 11:53:06) |
3.いつもの長髪で不精な感じがしてたジェラール・ドパルデューがショートカットになってて図太い体があらわになってる姿を見てちょっとビックリ。「マリー・アントワネット」みたいな感じで衣装とか背景とか結構きれいなんだけど、妙に頭を使うような映画だったので見てるのがちょっとしんどかった。ヴァテールが特にあがきもせずにいなくなっちゃってもその後食材が届いて普通に振舞えたっていうのもなんか皮肉。意味ないじゃーん。 |
2.ヴァテールが才能のある人で、マネジメントもしながらプロジェクトを成功させようとする様は中々面白い。ただし、ヴァテール自身コンデ公に仕えているわけで、コンデ公の上位にあたる国王及び関係者への頑なな態度はちょっと問題あり。彼らをないがしろにする事はコンデ公の立場を危うくするという考えはないのか?でもコンデ公もヴァテールを賭けの材料にしてしまうあたりも仕える人間への優しさに欠ける。2人の関係の理解に苦しむ。 |
1.どんな権力にも屈せず、自分の芸術を求めていく生き様が素晴らしいのかもしれませんが、映画としての魅力はあまり感じられませんでした。もう一度観直してみよーかなー 【パピコ】さん 5点(2002-12-16 12:51:19) |