6.《ネタバレ》 原作漫画がくだらないので、映画もくだらない出来になっております。 ある意味、原作に忠実と言えるでしょう。 このくだらなさは、悪くないくだらなさ。 『バトルロワイアル』とか『人狼ゲーム』とか、理不尽なデスゲームのなかでは、一番ライトでポップな作品。デスゲーム初心者にはオススメです。 それにこんなシナリオでも、演者のみなさま、なかなかの熱演でございます。これぞプロ魂。みなさま素晴らしいです。 原作同様、主人公の高畑瞬がここぞというところでひらめきを見せる爽快感もあり良い感じ。 原作にあるゲームもないゲームも、誰もが知っているゲームをデスゲームにしちゃっているからとっつきやすい。 ラストの缶蹴りは実はデスゲームでもなんでもなかったっていう、ここにきての意外性。 そしてそこからのアイスの裏切りが最高。 とまあ、エンタメとしては全然悪くないんですが、なにせ人物の掘り下げが浅い。 原作自体が、アイデア先行みたいな出来なので、人物の掘り下げが甘いのは仕方ないのですが。登場人物と一緒にハラハラしたりドキドキしたりしたい人には絶対物足りない映画でしょう。 とりあえず、かみまろもニートも、この2人のおっさんは映画版には不要でしょ。ストーリにからんでこないんだから。 むしろこの2人を全カットにして、そのぶん尺を短くしてテンポよくしたほうが良かったと思いますよ。 そうやって謎を残したまま終わったほうが理不尽さも際立つし、こんな映画でも多少ラストが引き締まったんじゃないかな。 【たきたて】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2025-04-23 04:13:26) 《新規》 |
5.予告を見て、ダルマと2時間戦う映画だと思い込んでたけど、だいぶ違った。コロナだから、ひまな人は見れば良いよ。 【センブリーヌ】さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-09-16 02:26:12) |
4.《ネタバレ》 染谷くんの使い方と神木くんの絶対キャラと福士くんのバクチュー問題でもうお腹いっぱいだよ。おもろかった、そういう部分が。 【JF】さん [DVD(邦画)] 6点(2016-07-26 15:10:10) |
3.《ネタバレ》 映像は無駄にグロかったりしますが、その場面ごとにしっかり雰囲気を壊さないように作られていて見ていて面白かったですね。福士君はドラマの今日会社休みます。を見てる時はそこまで気にならなかったのですが、染谷君や神木君のような演技派と比べてしまうとちょっと演技の固さが気になりました。ストーリーは原作も中途半端な所で終わるので神様の所で終るのはまあいいとしても、あのオタクのシーンを無理に入れる意味があったのか疑問。この映画しか見てない人には何の意味もないシーンですよね。まあ全体としてすごく褒められた映画でもないですが、お菓子食べながらなんとなく見る分には十分という感じ。原作が好きなものでちょっとおまけ気味の6点。 【映画大好きっ子】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2015-09-28 22:43:48) (良:1票) |
2.《ネタバレ》 原作漫画を知らないので新鮮に楽しめました。『桐島 部活やめるってよ』で覚えた神木隆之介の存在感が良かったです。髪型ひとつでこんなにも人のイメージって変わるんだなと思いましたが、それだけじゃなく神木さんの演技の幅を感じて感心しました。最初のゲームのダルマさんはインパクトありました。血がビーズってのもビジュアルとして面白いしグロくなりすぎないし「こういうやり方もあるかぁ」と感心(原作漫画もそうなのかな?)。ダルマさんの声はトミーズ雅さんと知ってまた感心。あんな豊かに声の表現できる方とは思ってませんでした。ダルマさんのシークエンスでは「この俳優さんは大丈夫」という安心感が持てないことを見せられもして、ちょっとした驚きでした。こけしのシークエンスでは「バカが駆逐されていくのがたまらない」と言った俳優のその瞬間の表情が上手いと思いました。シロクマのシークエンスは、茶目っ気のある声が山崎勉というのにもビックリ。「心の黒い人は大嫌い」と言ってる本人が実は黒々という皮肉も良かったです。「私は高畑瞬くんのことが好き Yes or No」にハッキリ「No」と答えられて「意外とヘコむんだけど」と反応したかと思うと、あまりよく思ってない存在に「Yes」と答えられ複雑な心境になったり、「で、自分はどうなん?」と聞かれるところは、とっても印象に残りました。真実など分からぬまま(というか正直だったのに)魔女狩り的に誰かを犯人にしてやり過ごす流れも印象的でした。「好き」を素直に表せない女の子という表現がベタ過ぎて残念でしたが、シロクマのシークエンスは風刺が効いていたと思います。この物語は世の中の理不尽に対して「神様なんていない」という声に、最終的に「神様はいるよ」と主張しているわけですが、主人公は退屈な日常を壊せと願ったり退屈な日常を返せと願ったりして、神様はどちらも叶えてくれたわけです。「神に選ばれた」という変なやつもいる。結局、神が何をするかは、人間が神に何を期待するかで変わるのかも。「神様の言う通り」の前にあるのは「どれにしようかな」で、人生は常に選択の運の連続。「ほう」と唸るところもあるから、引き籠りオタクの伝わらない中途半端な描写が台無しにして凄く残念。『ブルース・オールマイティ』と同じ神の正体も勿体無い。『CUBE』『バトル・ロワイヤル』『GANTZ』などの既視感はありますし、話のオチの流れがコケてしまったりですが、全体的なトーンとして、観て損はなく楽しめました。 【だみお】さん [DVD(邦画)] 6点(2015-08-30 14:16:20) |
1.《ネタバレ》 子供向けっぽいけどちゃんと最後までみれました。最初の「ダルマさん」をこえる面白いゲームがなかったのが残念。というよりだんだんゲームがつまらなくなってる。 追記 子供向けかと思ったらPG-15でした。びっくり。 【紫電】さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2015-06-20 14:37:00) |