4.《ネタバレ》 ラストのボクシングシーンが素晴らしい。名作のリブート作品の逸品。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 10点(2019-01-09 16:48:30) |
3.《ネタバレ》 ドラマ部分は結構、距離感をとって淡々と観ていました。アリガチかなーって感じで。ところが、やっぱラスト40分は熱くなりました。特に最後の試合シーンは、それまで淡々と観ていたのが、嘘のように、突然、泣けました。それまであまり出さなかったアドニスの父に対する複雑な思いと苦悩、そして今の自分を支えてくれてるロッキーなどの周りの人の存在感と、試合に苦戦してもうダメだーって所からの復活劇が、うまく絡み合って、高揚感&感動。盛り上げ方うまいなー。途中、なんか薄いなーって感じてたのは、全て、ここに行き着くための構成やったんやね。写真をクラウドに保存してるからってアドニスのセリフに、クラウド?って空を見上げるロッキーがなんかかわいーです。 【なにわ君】さん [インターネット(字幕)] 10点(2016-10-13 02:50:36) |
2.《ネタバレ》 『フルートベール駅で』は2013年の個人的ベスト映画でした。そのクーグラー監督とマイケル・B・ジョーダンのタッグで、あのアポロの息子を描きます。『ロッキー』は個人的に映画にハマるきっかけになった作品なだけに、期待と不安の混じった状況で鑑賞。結果的には、これが大正解だったと思います。『フルートベール駅で』のたぐいまれな構成力や脚本のすばらしさはそのままに、でもちゃんと『ロッキー』的な「アガる」要素やドラマティックな演出もばっちり。見方によっては、『フルートベール』がそうであったように、新世代のブラック・ムービーにもなってて、そこは『ロッキー』シリーズとしては賛否分かれるところだと思うけど、この2人に賭けようとしたスタローンの懐の深さに、この不器用すぎる俳優のまた新しい魅力を見た気がします。恵まれていても「何か」を渇望しているアドニスのドラマは、『ロッキー』1作目とは違う現代的なテーマではあります。でも、根底にあるもの、自分自身が何者であるかを問い続けてきた1人の若者の物語であるという点では同じであったようにも思います。加えて、ドラマパートでの生きた台詞の数々(ただし字幕にはかなり不満あり)と斬新なカメラワークで構成されたボクシング・シーンも素晴らしい。あのダウン→走馬燈→最終ラウンドまでの流れは、もうドラマティックな演出、役者の演技、そしてなんと言っても音楽との奇跡的な相乗効果で、魂ごと持っていかれて、上映後しばし放心状態でした。公開日数も回数も少ないけど、映画館で見て本当に本当によかったと思える作品でした。 【ころりさん】さん [映画館(字幕)] 10点(2016-01-16 00:16:03) |
1.《ネタバレ》 前作「ロッキー・ザ・ファイナル」は、公開前、「またやるの?」「蛇足だろ」といった声が多かったが、いざ、公開されると、シリーズ第1作を思い出させる傑作で、自分もラストシーンで思わず涙した。本作も、観る前は、蛇足的作品になるのではと心配であったが、上映が始まるやその世界にどんどん引き込まれ、ファイトシーンもシリーズ最高水準の激しさと絶妙なカメラワークで描かれ、劇場の席に座っていながらも、まるで自分が試合をしているかのような興奮を覚えた。ラストの試合もクリードが最初は不利ながらも、ロッキーのアドバイスにより、巻き返し、双方血塗れの大接戦に。そして、最終ラウンドで、ビル・コンティのあの名曲が流れた時は、鳥肌がたつほどの高揚を覚えた。本作は、今までのロッキーシリーズの土台の上に立っているが、シリーズの名を汚すことなく、まさに、本作の主人公クリードのように、新たな伝説を打ち立てたと思う。人間ドラマとしても素晴らしく、ロッキーファンにも、そうじゃない人にも、オススメの一本! 【映画省次官】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-12-24 19:54:11) |