5.ショーン・コネリー、ダスティン・ホフマンのこなれた演技は流石の名優振り。お話がスリルサスペンス皆無、笑えるところもなかったのが残念。ダニーボーイ合唱に多数の巡査が参加していた事のみ印象に残ります。 |
4.《ネタバレ》 大して年齢は変わらないし風貌も似ている要素は皆無だけど、さすが二大名優、こうやって丁寧に演技されるとちゃんと血が繋がっているように見えるんですよね、ショーン・コネリーとダスティン・ホフマンは。祖父がスコットランド人でシチリア系と結婚し、その息子がユダヤ系と結婚して妻の両親と過ぎ越しの祭りを祝うという風景は、NYではいかにもありそうな感じがしていいですね。葬儀ではアイルランド系が集まって“ダニーボーイ”を合唱するし、人種の坩堝と呼ばれる街ならではの風景です。でも肝心のストーリー展開が盛り上がらないんじゃ、どうしようもないかなと思いました。監督したのは名匠シドニー・ルメットなんですけど、彼に期待を寄せた人には肩透かしを喰らった感が強かったでしょうね。彼が撮ったクライム系の作品は、すべて犯罪は失敗して報いを受けるという結末なのが特徴。そういう意味ではモラリストだったんでしょうけど、そんなルメットにクライム・コメディ調の作品を撮らせたってのは、やはり失敗だったかなと思います。肝心の盗みのシークエンスが、隠されていた裏事情を含めて奇妙なほどに盛り上がらない。いくら親子三代の絆がメインテーマだよと言われても、“盗み”でワクワクさせてくれなきゃあかんですよ。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-08-09 22:44:41) |
3.《ネタバレ》 ショーン・コネリーには魅力がありますが、話はイマイチでした。ホフマンとブロデリックが屋上で和解するのはストーリーの締め方として真っ当なんでしょうが、そこに至るお互いの心情はイマイチ僕にはつかめなかったし、親子の確執があまり心に響いてきませんでした。 【だみお】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-07-29 21:12:10) |
2.親子3世代、みんな考え方が違い一度歯車が合えども合わなければ全く合わないという間柄をうまく主演3人が演じてたと思います。好き嫌いが分かれそうな感じの映画ですがショーン・コネリーとダスティン・ホフマンが親子っていうのもビッグネーム同士なんですが実際見てみると顔のしわ具合がイマイチ親子っぽく見えなかったけど個性の塊のぶつかり合いなんでいい組み合わせやったね。個人的にシドニー・ルメットはサスペンス、もしくはサスペンス要素の強いドラマを作るっていう印象が強かったので最初から最後までもろドラマっていうのは初めて見たように思う。 |
1.面白かったけど、実行までが長いからバテてしまった。 【モチキチ】さん 5点(2004-04-27 01:05:33) |